パチスロと怠惰に魅入られた男

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今日は仕事納めの人も多いのではないでしょうか？


仕事もないので地元に帰ろうと思っていたのですが、面接を受けた会社から返事がないので、結果がわかるまで東京のアパートに留まることにしてました。

新たに違う会社に申し込むなら、もう年末ですし、年明けにハローワークに行こうと思っていて、そうしたら結果を待つだけでやることがありません。

とりあえず帰る準備だけして、駅に行って地元までの切符を買って、何をしようか考えてました。

いや考えるまでもなく、足はパチンコ店へ・・・

切符を買って残ったお金は９千円。

これでは地元に帰ってからお金が足りないと、銀行に行き５万円下ろしました。


合計５万９千円。


まあ１万円くらいならと、最近改装してグランドオープンした店に行くことに。

クレア2、ジャグラーガールズ、凱旋、SHAKE�Vを打ち散らかし−３万５千円。

店を移して、ハーデス、秘宝伝太陽、凱旋を打ち散らかし−２万３千円。

肩を落としてうなだれながら帰宅すると、面接を受けた会社から不採用通知が来ていました。

せめて昨日通知が来ていれば今日地元に帰ったのに、本当に最悪なタイミングでした。

そして私は死ぬべき人間なのだと思いました。

唯一良かったのは借金をせずに帰った事くらい。

このブログには懺悔の意味も込めて書いていますが、この数日間で２０万近く負けていると思います。

仕事もしていないくせに。


パチンコは無駄にしてしまうことが多くあります。

・お金

・スロットに費やした時間

・借金が増えるとその借金を返すための未来の時間


少しずつお金と時間を浪費した結果、積み重なった負債は大きなものになりました。

それはお金だけではなく、時間もそうです。

４０手前の男が借金があるのにまだパチンコしているって、人間として終わっています。

パチンコに時間を費やした結果が今の私を作り上げたのです。

確かに私は今から人生を上向きにしていくことをほぼ諦めています。

だからと言ってパチンコに私の人生を捧げるのは余りにも馬鹿げているように思います。


時期的にもいい機会です。


何万回目のパチンコ引退宣言ですが、パチンコ引退します！！


クソみたいな私の人生ですが、パチンコで破滅なんてまっぴらごめんです！！

まずは地元に帰ってからの友達の誘惑に勝つことが課題です。

地元に帰っています。雪は降っていませんが、寒い（>_<）


帰省して早速友達と会いました。こいつも独身です。

もう帰ってきて気軽に会えるのは独身者だけになりました。

他の友達はやっぱり家族もいるので、予定を合わせて何とか晩御飯くらい一緒に食べたりするのが精一杯です。

まあそれが普通の３０代後半ですけど。


独身者２人で会ってもやることがなく、やはりパチンコ行こうという話になりました。

私は仕事をクビになって金が無い（本当は最近負けすぎたからですけど）ことを伝え、「代打ちならやる」と提案しました。

友達のお金で打ち、勝ったお金は全額友達に渡す。私はただ打つだけ。

これならギャンブルに参加していないのでセーフという私の理屈です。

友達も最近５スロにシフトチェンジしたみたいで、１万円渡されて適当に打つことに。


８千円使って２千円返ってきました。

−６千円。

私はギャンブル運が無い方なので、こういうときに限ってやたら出ると思いましたが、結局負けてしまいました。

友達のお金ですけど（；＾ ＾）


地元での禁パチは何とかクリアーできそうです！


私と一緒に禁パチする人がいましたら随時募集していますので、一緒に頑張ってみませんか？

別にやってしまったからといって咎めもしません。ただ１人でやるより複数でやるほうが心強いと思いまして。

ネットワークＧＡ（ギャンブラーズアノニマス）とでも言いましょうか？


では〜

金曜日の午前3時から午後１０時まで寝る


年末年始、いつもの友達に会いました。親戚にも会いました。

「正直者が馬鹿を見る」なんて揶揄されることもある社会ですが、私の周りの友達を見ていると、コツコツ頑張ってきた人間がしっかりと幸せを掴んでいて安心しました。

高校を卒業して漫画家を目指してすぐに挫折し仕事を転々としていた友達も、久しぶりに連絡をしてみると介護の仕事をしていて、資格も取り、２年前に結婚していました。

唯一独身同士だった友達も今年から婚活を始めるみたいで、ついに周りの友達の中で私だけが独身になるようです。

まあ私の場合、「結婚したくない」のではなく、「結婚できない」「結婚してはいけない」のだからしょうがないのですが。


前にもブログで書きましたが、基本「やってきたことが結果になる」のが人生でして、何の努力もしていないのに金持ちになったり幸せになったりすることは全くないとまでは言えませんが、かなり低い確率だと思います。

学生時代にパチスロを覚え、仕事も適当にこなし、３、４年で転々とし、借金だけを増やして必死に返そうともしない結果が今の私です。

結婚も出来なければそれに代わる幸せも見つけられないのは当然だと思っています。


人間は楽な方に流される生き物です。

だから悪しき習慣は身に付きやすいと思います。特に私の様に親元を離れて独身で生活している人間は、誰にも咎められることもないので、好きにし放題です。


今までの負債を取り返すにはもう遅いのはわかっています。お金も時間も帰ってはきません。

結婚も子供も諦めています。

正直何の希望もないのに、生きていくには士気が上がりません。


それでもパチスロをやめようとしています。


夢も希望もないのなら、好きなパチスロを好きなだけ打って死ねばいいのにと思うのですが、まだ私の中の何かが抗おうとしています。

今年は４０歳になる年で、前厄に当たる年のようです。

おみくじは「小吉」「末吉」でのスタートです。

４０年も生きてきたので、劇的に何かが変わることはないくらいのことはわかっています。

変わるとしてもあまり良くない方向でしょう。

しかしそんな中でもパチスロをやめてどうなるか、私はその行く末を見てみたいと思っています。


しかし・・・・・・・打ちたい・・・・・・・・

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↑↑今この本を読んでいます。

私の中で賛否両論ありますが、考えさせられることがありました。

何のためにスロットをするか？

ずっとスロットを打ってきましたが、その動機をしっかりと考えたことはありませんでした。

「お金を得たい」とか「負けた分を取り返したい」と思って打っていると思っていたからです。

この本の中では「お金を稼ぎたい」と思って打っているかもしれないが、実はその奥には違う理由があるという記述があります。

自身を振り返って考えてみると、確かにお金を得たいと思ってはいますが、矛盾した行動をしていることに気付きます。


・ギャンブルは負けるようにできていると分かっていて、しかも負債が増え続けているのにギャンブルでお金を得ようとする。

・仮に打っていて面白くない台が良い挙動を見せたとして、それを終日打てば少なくともプラスで帰れる台だとしても、私は出玉を交換して自分の好きな台を打ってしまう。


もしスロットをお金を増やすため、お金を儲けるためにしているのだとしたら、完全に矛盾した行動です。

まあひとつ目は勝ちを知った脳がまた快感を得たいと思い、自分の意と反してパチンコをしてしまうというのはわかりますが、ふたつ目の勝てる台を捨てて好きな台で負けてしまうのは、勝つための行動ではないですよね？

このことからも、確かにお金を得たい欲求はあるかもしれませんが、それがスロットをする一番の理由ではないというのがわかります。

スロットをする本当の理由

本には色々と書いてありますが、私は「勝ちたい」という気持ちと「現実逃避」が理由なのかもしれないと思いました。

「勝ちたい」は「勝ってお金を得る」のではなく、「勝負して勝ちたい」という気持ちです。

このブログで何回か言っていますが、私は仕事を転々としてきて、３９歳のこの年まで独身で、とても自慢できる人生を送ってきていません。

いつも「自分は何をやっているんだ・・・」と思いながら生きてきました。

原因を作っているのは私自身ということは重々承知ですが、人間というのは「承認欲求」というものがありまして、人から認めてもらいたいと思う生き物です。

でもこんな私の人生を認めてくれる人なんかいません。

だから短時間で勝ち負けの勝負ができるパチンコに行き、（ほとんど負けますが）勝つことで偽りの自信を得ようとしていたのかもしれません。

振り返れば仕事をしていた時は、うまくいかなかった憂さ晴らしからの現実逃避で行くこともありましたね。

スロットを打っていると何も考えなくなりますから。

今なんかは無職で自信もへったくれも無い状況ですから、余計行きたくなるのでしょう。

こうやって文章を打ちながらもスロットに行きたくてたまらないですから・・・


パチンコやスロットのでかい音楽や過剰な演出、勝ったり負けたりすることによる脳への刺激を得ようとして依存症になるという考えが私の中で一番しっくりきていましたが、そんな外部からの刺激だけでなく、自分自身が置かれている状況や思考にも依存症の一因があることは勉強になりました。


ハローワークの帰りに今年初めてパチンコ屋に入りました。

本当にパチンコのマックス機が無くなったのか見たかったからです。

パチンコ店に入った瞬間のタバコの臭いと耳をつんざく騒音がとても快感でした( ;∀;)

打たずに出て来ましたが、行きたい衝動が収まるにはまだまだ時間がかかりそうです。

雪が降らない所は住みやすいですね(＾ω＾)

例えば自分のお気に入りの飲食店が誰かに放火されて、再営業まで1か月かかってしまうとしたら、私はその犯人に怒りを覚えると思います。

以前にも少し書きましたが、パチンコのGAROを金づちで破壊して回ったおじさんがいました。

詳しくは知りませんが、出なかった腹いせでしょう。

しかしそのおじさんは、確変中の台や遊技中の台はしっかり避けて誰も打っていない台を破壊していました。

苛立ちの中にもおじさんなりのマナーが窺えます(;^ω^)

そんな事件について一般の人の考えは、「自分で金をつぎ込んでおいて台を壊すなんて馬鹿げている」と思うでしょう。

しかしパチンコ遊技者の声で多いのは、「いつも出さない店が悪い！」「おじさん良くやった！」と称賛の声です。

実際私も同じように思いました。

営業中の店を放火して、関係ない人が亡くなったりするのは言語道断です。
その行為には賛同できません。

しかしお客さんをなるべく巻き込まず、店だけにダメージを与えたこのおじさんはパチンコ遊技者から英雄扱いでした。

しかももしこの店が当分営業停止になったとしても、普段その店に通っている人の多くはおじさんに腹が立たないと思います。なんせ英雄ですから！！

こう振り返ると、パチンコ店とパチンコ遊技者の関係、またパチンコ遊技者の思考って、本当に特別なものなんだなと思います。

まあ一言で言えば、私たちは狂ってますね!(^^)!


今日ハローワークに行く用事があったので出掛けました。

パチンコ店の近くにあるTUC（景品交換所）にパトカーが数台止まっており、６０代後半らしきお爺さんが警察官に何か聞かれていました。

こういった揉め事って多いと思うんです。パチンコは遊技ではなくギャンブルですから！！

こんな揉め事に出動する警察官の人でも、パチンコは遊技だと思っているんですかね。

さっさとパチンコの立ち位置をハッキリさせて、白黒ハッキリ付けて欲しいですね。