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映画『前科者』

コロナで監禁状態だったときに
プライムビデオでいろいろな作品を
観ることができました。

普段は全然映像メディアに触れないので、
とても新鮮な気持ちで作品を選んでいたのですが、
普段、子どもたちが観ることが多いので
オススメ上位が子供番組ばかり。

特にこれが見たい、という知識もないので、
新規作品のバナーにあった
有村架純さんがお綺麗だったので、
ちょっと暗そうではありますが、
『前科者』を観てみました。

映画「前科者」 [ 岸善幸 ]

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感想(0件)



もともとは漫画が原作で、
映画の前にWOWOWで
オリジナルドラマ化されていた作品です。

この作品を見るまで、私は
保護観察官と保護司の違いを
理解していませんでした。

というより、保護司という
存在を認識していませんでした。

すごく志のある仕事だと思います。
でも、自分ができるとは思えない。
ドラマの主人公として成り立つ、
更生を目指す方からしたら
ヒーローなんだろうな、と思います。


ドラマ版は未見なのですが、
本作で保護司の仕事も
理解できましたし、
その上で主人公の抱える闇だったり、
今作のメイン前科者、森田剛さんの
事件とその背景だったりが、
大変心に響く作品でした。

世間にある不条理が
形を持ったストーリーとして
描かれている、という感じ。

あっけらかんとした
ハッピーエンドじゃないんですが、
苦しみながらも前に進むしかない、
前を向くしかない、という
気持ちにはさせてもらいました。

隔離された病床で観ていたから
余計にそう思えたのかもしれません。


有村架純さんの抑えた演技
(と一部感情を爆発させる演技)、
森田剛さんの影のある演技、
お二人の芝居に圧倒されました。

とくに森田剛さんについては
アイドルだった印象しかなかったので、
そうしたオーラを削ぎ落とした
演じっぷりにいい意味でビックリしました。

導入部では、この役者誰だろう?
って本気で思いましたから。


万人受けする作品ではないと思いますが、
絶望しているとき、落ち込んでるときに、
小さな希望の光を灯してくれるような
作品だと思います。

決してひとりじゃない、
誰かが支えてくれていることを
思い出させてくれるんじゃないかな。
   
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