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投球のリズム

昨日の話の続きです。

あんだけ長かったのに、まだ続けるんかい、
とお叱りを受けそうですが 悲しい


さて、昨日は『Number』最新号にあった
コラムから脱線してお話をしましたね。

で、ちょっと補足的に思いついたことがあったので、
書いておこうと思ったんです。


コラム内では、勝敗にはほとんど意味がない。
勝敗や防御率だけで選手の評価・年俸の査定は
止めにしましょう、という旨の内容でした。

勝敗に意味がないのは、打線の調子如何で、
1失点でも負けちゃうし、10失点しても勝つことも
あるからである、とのこと。

昨日は、個人の評価としてはともかく、
チームへの貢献度では勝ち星は重要なのではないか、
と私は書かせていただいたのです。


で、昨晩思いついたのが、
本日の主題、投球のリズムのお話です。

「打線は水物」とはよく言われる言葉で、
コラムでも勝敗に意味がないことの
理由に挙げられています。

でも、投手によっては、よく相手を抑えても
味方打線の援護が得られない、とか
その逆に、わりあい打たれるけど、
なぜか打線が取り返してくれる、
なんて傾向がある選手がいたりします。

そんなときによく耳にするのが、
投球のリズムとかテンポという単語です。

配球とか、投球間隔とか、色々な要素が
絡みあって生まれるんだと思いますが、
野手側からすると、守りやすい投手、
守りづらい投手みたいに言われることもあるようです。

こうした癖というか、試合の流れにおける要素というか、
データのとして表に出にくいものが、
勝敗に影響すると思うんですよ。


球団としては、防御率もよくないけれど、
なぜか勝ち星をもたらすリズムのいい投手を
高く評価すると思うんです。

そういった意味からも、勝ち星って
評価対象として重要だと思うんだけどなぁ。


ただし、これは球団の査定上の
評価基準のお話です。

例えば、ゲームに登場する選手の能力だとすると、
そういったリズムは、とても表現しづらいです。

相手を抑えるけれど、打線の援護に恵まれない
そういった投手の方が能力が高く設定されると思います。


そこでふと思ったのですが、
トレードを画策する相手球団からするとどうなんでしょう?

どっちの選手の方が欲しいのかな?
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