徒然にっき

準々決勝が始まりました。

またまたブラジルの荒さの目立つゲームでした。
先制点は芸術的だったんだけどなぁ。
フェリペ・メロのファウルは、本当に悪質でした。
オランダも相当頭に来て、カードをイッパイもらっちゃいましたね。

しかし、スナイデル選手はお見事でした。
特に2点目のヘディングはものすごかった。
カイト選手がその前に触れて角度の変わったボールを、ドンピシャでゴールにたたき込みましたね。
練習でもなかなかできるプレイではないと思うので、そのボールに対する嗅覚には驚きの一言。

前半からチームメイトにはボールを預けられ、ブラジルからは激しいマークを受けながら、ポイントでいい動きができるのがスゴイです。

オランダは、ブラジルに勝ったとはいえ、スタメン2名がカードの累積で次戦に出られません。
抜けてしまうディフェンスの穴をどうするか、次戦がとても重要になりそうです。

昨日、日本代表チームが帰国し、会見を開いていました。
改めて…

お帰りなさい。

本当にお疲れ様でした。


さて、会見を見ていて思ったこと。
あのネクタイは代表の制服だったのね、ってこと。

岡田監督が、ベンチであのネクタイを締めていたのですが、
（あ、あのネクタイってのはゴールネット柄のようなヤツなんですが）
ゴールネットを揺らすように験担ぎで締めていると思っていたんですよ。
で、緒戦も得点できたので、その後も続けて締めていたのではないかと。

そして昨日の会見です。
見事に全員がおそろいのネクタイを締めてました。

ところで、ちょうど岡田監督の後ろに中村俊輔選手が座っていましたが、彼のネクタイの締め方がだらしなくて気になりました。
なんだか、彼のふてくされた気持ちを体現しているようにも見えたんですよね。

オリンピックの時にも、国母選手の服装問題がありましたけど、周囲のみんながちゃんとしているのに、一人だけ違うと目立つんですよね。
そこに、大会中の彼の境遇や悔しさみたいなモノが重なったんで、そう見えたのかもしれません。

ただ、あそこでちゃんとしてたらよかったのでしょうが、監督が会見している最中に髪の毛を気にして触っているなど、どうにも態度が良くなかったのは確かです。
選手としてここで終わって欲しくない、と思う反面、ベテランなのにあの態度じゃ今後のクラブでも 問題児で終わっちゃうんじゃないかなぁ、と心配になりました。

みなさま、応援お疲れ様でした。

実に悔しい結果となりましたが、選手たちはみんな今までの日本からは考えられないくらいに頑張ったように思います。
延長までもつれながら、足をつった選手がいなかった点には、日本選手の進化を感じ取りました。
オシム監督時代の考えて走るサッカーの置き土産が、顕著に表れていましたね。
あれだけの夢を見せてくれて、本当にありがとうと言いたいです。

でも、文句がなかったわけではありません。

ひとつ目は延長後半、玉田のパス。
あの局面で抜け出して、クロスはないだろ、と。
思い切りシュートを打って、弾かれたら憲剛が詰める体勢だったのに、パスだったので憲剛に合わず…
確かに玉田はストライカータイプではないかもしれない、でもね、フォワードなら自分で試合を決めるくらいの気概が欲しかった。
毎回騒がれる日本人の得点力不足の典型が、あの局面で出ちゃいました。

ふたつ目は、PKの順番。
駒野が外してしまったことは仕方がないし、彼を責める気にはなれません。
しかし、試合後半にシュートともサイドチェンジのパスともつかない謎のボールを蹴った駒野が、なぜ最初のPKキッカー5人に入っていたのかが謎です。
ボールのせいか、気圧のせいかはわかりませんが、明らかにボールが足下でコントロールできていないことが明らかでした。
サイドでの細かいパスミスも多かったし。
なのに3人目って…
と言うわけで、駒野を選んだ監督（なのかな？）の采配に疑問符なのですよ。

ただ、大会期間中に、チームは目に見えて成長しました。
次のブラジル大会、大いに期待したいと思います。

魂込めて応援します。

頑張れ、日本！

まずは夕べ書いていて、ネットワークエラーで落ちちゃったネタを。
どんどんネタが古くなっちゃうんですが…

ワールドカップ一次リーグ、ポルトガル×ブラジル戦について。

ま、一言で言うと荒い試合だったんですが、ブラジルの選手の攻撃的な姿勢と、C･ロナウドの直線的な突破力には光るモノがありました。

ブラジル選手の攻撃的な姿勢ってのは、ゴールが見えたらとりあえず思い切りシュートする、その姿勢です。
思い切りってのがポイントで、ポルトガルの選手がディフェンスしても威力があるので、跳ね返すことができずに角度を変えて外に出すしかできてなかったんですね。
で、ブラジルはそのままコーナーキックが取れていたんです。

そんなところをちょっと日本選手団にも見習って欲しいかなぁ、って思った次第です。
一次リーグでそんな風にシュートしていたのは大久保選手だけだったような気がしますので。

ロナウドについては、もう言うまでもないでしょうが、そこを抑えたら終わり的なところが感じられました。
チームとしては、もう一人キープレーヤーがいるといいんでしょうが、さすがに相手がブラジルでは思うようにさせてもらえませんでしたね。

日本代表は、いくら本田が光ってはいても、個の力よりもチームワークがカギのチームなので、それほど参考にはならないとは思いますが。
なんにせよ、負けたら終わりの決勝トーナメントですから、スキのない試合運びを期待したいです。

いやぁ、ビックリした。
先制、中押し、1点入れられてからのダメ押し点という、これまでの日本らしくない理想的な試合運びに。
大会前は、正直3連敗も覚悟してましたが、本当にうれしく思います。

しかし、岡田監督はこの短期間でよくここまでの化学反応を起こせたものだと関心させられました。
前回大会ではジーコ監督の放任主義により、練習等がすべてオープンだったらしいのですが、今大会では規制するところはちゃんと規制して、集中力を高める配慮もされていたようです。
もちろん選手個々の努力もあるでしょうが、サッカー協会の強力なバックアップもあっての決勝トーナメント進出でしょう。

文句なしと言いたいところだけど、ちょっと気になったプレーもありました。
GK川島の失点シーンなんですけどね。

前回のオランダ戦でも思ったんですが、川島って正面からのボールをブロックするのが下手じゃないですか？
ガッチリつかむときは体をかぶせて、万全のセーブを見せてくれるのですが、捕らえきれなくて弾き出すときにばかり失点しているのが気になったんです。

確かに鋭い反応で、ファインセーブを見せてくれることは認めてるんですけどね。
楢崎や川口なら、ちゃんとゴールマウスの外側にはじき出していると思うんですよ。
『キン肉マン』で言うところの“肉のカーテン”の作り方が下手なんじゃないかなぁ、と思った次第です。

決勝トーナメントは、負けたら終わりの絶対にミスの許されない戦いの連続になるわけですから、こういったボールの取りこぼしが致命傷になりかねません。
次戦までに、なんとか改善されることを祈ります。

戦前予想での強豪国が敗退していく現状を見ると、ベスト4ももしかしたら、な〜んてね


なお、個人的な優勝予想国はアルゼンチンです。
あんなに監督を見ていて楽しいチームは初めてです。
それは置いておいても、メッシのいるアタッカー陣は最強だと思っていますので。
メッシが得点できなくても、マーカーを引きつけることで、アタッカー陣が活きていると思います。
クサビになるのも巧いんだよね、メッシは。
というわけで、MVP予想もメッシです。

日本代表が2試合目が終わったところで初めてネタにします。
私、サッカーよりも野球が好きな方ですけど、ワールドカップとなると話は別で、熱心に寝不足になりながら見てしまいます。

そこで、本日のオランダ戦です。
正直、戦前はもっと大差で負けると思ってました。
選手たちの頑張りも目に見えましたし、いい試合だったと思います。

しかし、だからこそひとこと言いたい。
（以下、完全に個人的な意見です。）

中村選手は使わなくてもいいんじゃないの？
途中交代で入ったにもかかわらず、オランダサイドのピッチに張り付いてボール待ちって…
怪我を隠して大丈夫だと思ってたって、代表入りした不誠実な行為はこの際置いておいても、それまで頑張っていた松井選手に比べるとちょっとパフォーマンスの低下が気になりました。

同じく途中交代で入った玉田、岡崎の両選手にしても、交代した大久保、長谷部選手の穴を埋めたとは思えませんでした。
岡崎選手は最後に見せ場を作りはしましたが。

どうにもこうにも、スタメン選手と控え選手の動きの差みたいなモノが目立ってしまったような気がしています。
オランダの攻撃を防いできたスタメン選手たちはアドレナリンが出まくっていて頑張れたのでしょうが、フレッシュなはずの控え選手たちが全然はつらつして見えないのはなぁ。

対戦相手のオランダの交代選手である、エリア、アフェライ、フンテラール選手たちが、それぞれに見せ場を作っていたのとは対照的でした。
もしかしてこの差は、控え選手のコンディションが見えていない、という岡田監督ならびにベンチの問題なのかな？

とにかく試合は終わってしまいましたので、愚痴をこぼしても仕方ありません。
次戦のデンマーク戦、また高いパフォーマンスを見せてくれて勝利することを祈ってます。