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夏の読書

書店では、各社の夏の文庫フェアが始まっていますね。

私のオススメは、今更ではありますが、あさのあつこ著『バッテリー』シリーズです。
元々は児童文学だったようですが、オトナが読んでも立派な野球小説ですね。
映画やドラマ、マンガ化もされましたので、タイトルはご存じの方も多いと思います。

高校野球の季節ですが、この作品は中学野球が舞台です。
アクの強い主人公が投手で、気のいいあんちゃんが女房役の捕手。
この2人を軸にストーリーは展開されます。

正直言うと、実際の野球シーンは少ないところは残念なんですけど、心理描写なんかがかなり濃い作品です。
嫉妬やいじめ問題なんかも含まれているので、気持ちのいいところばかりではないんですが。

それでも、ライバルと対戦する試合のシーンは手に汗握ってしまいます。

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シリーズは、正伝6巻、外伝1巻が文庫化されましたが、好きなのは上に紹介した外伝『ラスト・イニング』です。
確か『ハイウェイ・ウォーカー』で連載されていたような気がします。

ライバル校のナンバー2が主人公として描かれているんですが、私はこのキャラが一番好きです。
とても中学生とは思えない、ひねくれた性格なんですけどね。
作家さんが外伝の主人公に据えるくらいですから、やはり人気があったのかなぁ。

ちなみに正伝の主人公は全然好きになれませんでした。
主人公の弟や、女房役の子は好きなんだけどなぁ。

本伝では語られなかった、あの試合の後、が語られています。
ずいぶん遅れて刊行されましたので、まだ読んでいない方は是非手に取ってみて下さい。

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