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澤選手のシュート

日曜の朝に『サンデーモーニング』という番組で、
女子ワールドカップ決勝の2点目、
澤選手の同点ゴールの瞬間の写真が紹介されました。

解説の中西さん曰く、やはり映像としては
おなじみとなった背中側からのものしか
撮影されていないようで、
「写真しかないんですが…」と恐縮されていましたが、
逆にこうした報道写真の方が良くわかるなぁ、
と思いました。


写真には、見事なタッチの様子が写し出されていました。

ディフェンダーの伸ばした足よりも一瞬早く、
澤選手の右足アウトサイドが触れて、
ボールの角度を変える見事なシュートです。

解説の中西さんによると、海外のクラブに
所属している時に、身体の大きさのハンデから
磨き上げた澤選手の得意技である、
と解説がありました。

ゴール前の混戦では、身体のぶつけ合いになり、
どうしても競り負けるケースが多いので、
人の少ないニアサイドからの攻撃の
パターンとして確立したそうです。


で、思ったのが男子の代表達のこと。

セットプレーのキッカーとしては、曲がる、揺れる、など
なんていろいろな技をもった選手達がいます。

でも、フィニッシュ(=ゴール)の技・おきまりの形を
持った選手って、全然思いつかない。

私が知る限りのドーハの辺りからでも
そうした形を持つ選手はいない気がします。

真似をすればいいというものでもないですが、
自分の長所を活かしたフィニッシュの形を
確立して欲しいなぁ、と思いますね。

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