アフィリエイト広告を利用しています

虹の彼方に(上)

読了しました。

最終巻1コ前で、盛大なクライマックスの幕開けです。

虹の彼方に(上)
機動戦士ガンダムUC(9)
(角川文庫)

新品価格
¥540から
(2011/4/6 12:23時点)


表紙にちゃんとガンダム(バンシィだけど…)が描かれたのも、
文庫では初めてじゃないかしらん?

小っちゃくユニコーンモードが描いてあるのはあったけど。


今回は、とにかく戦闘シーンの長回しが特徴的。

1冊の7〜8割は戦闘シーンが占めるという、これまでとは全く違う展開です。

艦隊に雑魚MS、ローゼンズールにシナンジュ、バンシィ戦と、
息をつくヒマもありません。

おかけで途中で止められず、睡眠時間が削られてしまいました。


ファーストガンダムのソロモン戦では、
スレッガーさんが補給に戻ってくるシーン
(その間ミライさんとイチャつく)がありましたが、
ユニコーンは無補給で、これらを切り抜けます。

バナージくんが給水しようとしたら敵が襲ってくるので、
ユニコーンだけでなく、バナージくんも相当タフですね。



以下、ネタバレありなので、未読の方はパス推奨です。



しかし、なによりすごいのはユニコーンの強さ。

いくらなんでもやり過ぎじゃないかなぁ。

後年開発されるであろうクスィーガンダムやF91、Vガンダムを
遥かに凌駕する性能を持っているような気がしてなりません。

ミノフスキ−クラフトで空を飛べないだけで、
純粋な戦闘能力はユニコーンが最強なのでは?

バンシィとのユニコーン白黒タッグなら、
フィールドも形成し放題でもう無敵なんじゃないかと。

ま、イフの話なのでキリがありませんが。



それから、一番印象的だったのは、
歴史は繰り返すんだなぁ、ってこと。

アムロにララァ、
カミーユにフォウとロザミィ(ロザミア)、
ジュドーにプルとプルツー、
ハサウェイにクェスなどなど、
主人公ニュータイプには敵対組織に所属する
女性ニュータイプ(強化人間)との精神交感および
その死を目撃するシーンが必ずありました。
(注:上記は知る限りの作品の例です。
未見・未読の作品も多いので、全作品に
こうしたエピソードがあるかどうかは不明です 落ち込み


バナージの場合は、6巻におけるロニとの出会い、
そしてその死がそれに当たると思っていたのですが…
まさかマリーダさんまでが 悲しい

まぁ、シリーズの伝統と言えばそれまでですし、
作家さんの思いのままの部分はありますけど、
プルちゃん達が不憫でたまりません。

不幸な生まれではありましたけど、
マリーダさんは戦時下ではない、
普通の生活の中で過ごさせてあげたかった、
と個人的には思います。

まだ生存しているプルの姉妹が
いるのかもしれませんが、
市井で幸せに暮らしていることを願いたいものです。


さて、次巻でいよいよ最終刊。

グリプス2なんて物騒なモノ(懐かしくもあります)が
登場してきました。

こちらでのブライトさんの活躍に期待しつつ、
事態の行く末を楽しみに待ちたいと思います。

まさか、コロニーレーザーでみんななくなりました、
なんて終わり方ではないと思いますので。

この記事へのコメント

   
プロフィール

ウェイ・ティエン
リンク集



Powered by ファンブログ
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
RSS取得
QRコード