2015年12月14日
病気のモデルマウス
今日も無数にあるサイトの中から
こちらに来てくれて
ありがとうございます。
年末はみんな忙しい。
私も年賀状つくりと同時に
多系統萎縮症(MSA)の
日本語の原稿を書かせてもらっています。
多系統萎縮症も
パーキンソン病やレビー小体型認知症と
同じ異常物質が神経細胞などにたまってきます。
そして、
進行とともに
その蓄積量も範囲も広くなります。
だから
この「蓄積物質」と病態とが
関わっていることは確実です。
でも
現在は効果的な治療法がない。
病態がよくわからないのです・・・
脳の中で起こっていることだし、
貴重な亡くなった患者さんの脳から
分かることは
「亡くなった時点での病態」です。
そこで
こういった場合には
お世話になるのは
実験動物のネズミです。
遺伝子をいろいろと改変することができるからです。
一年半前から
多系統萎縮症の「蓄積物質」を
ヒト同様に
たまりやすくしたマウスを作製しました。
このマウスを使って大きく2つのことがわかります。
1 どういったメカニズムで悪くなっていくのか?
2 効果的な治療法は?
結局のところ
1のメカニズムはわからなくても
治ればうれしい。
(^−^)
日本全国にいらっしゃる10000人ほどの
多系統萎縮症の方たちにも
きっと役立つはず…
世界でみれば
この10倍の多系統萎縮症の方がいらっしゃるでしょう。
少しでも貢献できればうれしいです。
今日の記事はここまでです。
皆さんの日常の中に
脳を刺激する行動や言葉があります。
そして
将来の治療に結びつく種があります。
「まずは100日ためしてみよう!」
第62回
お手玉は脳に良いらしい!
2つは簡単。
では
3つのお手玉に挑戦してみよう!
お手玉がない人は
小さいタオルを丸めて
つかおう。
このブログはリンクフリー
転記も自由にしていただいて結構です。
みんなで一緒に赤ちゃんのような
柔軟な頭・体を取り戻しましょう。
いつもありがとうござます。
ブログの引っ越しを考えています。
今準備を進めており、
すこし更新が遅くなるかもしれませんが
今後ともよろしくおねがいします。
ここです。
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この記事へのコメント
とおりすがりさん いつもありがとうございます。
Posted by babybrain at 2015年12月14日 17:42
応援しています!
Posted by とおりすがり at 2015年12月14日 12:45
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