2015年01月14日
メタボ脱出のための食事法3
「お腹すいたなー」
「ジュースでも飲もう!」
「グビッ」
その飲んだ液体の中に入っている
果糖ブドウ糖液糖は胃から小腸に行き、
速やかに
粘膜から吸収されます。
単糖である果糖ブドウ糖液糖は
その後、血液中に取り込まれ、肝臓へいき、
貯蔵されるか、そのまままた全身をまわるために
心臓へと運ばれていきます。
血流量の約20%は脳内におくられます。
「血糖値が上がり過ぎだっ。」
神経系は敏感に反応し、
膵臓からインシュリンを分泌するシグナルを送ります。
インシュリン「in sulin」、
つまり
「sugar」を細胞内へと
「in」取り込み、血糖値(血液中の糖質)
を下げようとします。
さて一方の
黒砂糖はどうでしょう?
黒砂糖の成分はスクロースと呼ばれ
二糖です。
小腸まではほぼ同じです。
ここで二糖を単糖に変えるために
ある酵素(サッカラーゼ)が働きます。
単糖(グルコースとフルクトース)となった
あとはだいたい同じです。
「果糖ブドウ糖液糖」も「黒砂糖」
も甘いし、消化吸収過程もほぼ一緒じゃないですか。
読んで損したよ。。。
いえいえ、
ポイントは「二糖を単糖にするステップ」。
短時間に行われますが、
このステップが、
「精製されているもの」と「素朴なもの」(精製されていないもの)
の大きな違いをもたらしてきます。
ガツンと血糖値上昇させる度
ブドウ糖を100点とすると、
食パンは91点。
精白米は84点。
うどんは80点。
パスタは65点。
玄米は56点。
ライムギパンは58点。
そばは59点。
バナナは50点。
なんと「果糖ブドウ糖液糖」は110点。
なるべくゆっくりと血糖値をあげる食べ物の方が
身体に負担もすくなく、
自然だと思われませんか?
メタボ、糖尿病にもなりにくいわけです。
タグ:果糖ブドウ糖液糖
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