2015年11月07日
鉄の棒が脳を直撃
今日も無数にあるサイトの中から
こちらに来てくれて
ありがとうございます。
こんなに科学が進んだ現代文明でも
まったく分からないことがたくさんあります。
みなさんは何を挙げますか?
認知症を含めた病気?
確かに そうですねー。
宇宙、UFOとかエイリアン?
あの世?
(エイリアン想像図
かなり知的レベルは高い。
蝶ネクタイがこの星では大切)
確かに
人は死んだらどうなるのでしょうか?
また
こんなことを考えることのできる
人の脳・心はほんとうに不思議!
わたし個人的にはわからないこと
第一位は
「心」です。
おいおい
エイリアンの絵はなんの意味があるんや?
という
つっこみはご勘弁ください。
ただ、書きたかった だけなんです。
話戻って、「心」。
アリストテレスは
「心」は「心臓」にあり、
脳は循環器系を冷やすためのクーラーだと考えてました。
脳が
心と関係しているということは
それまで全く予想もされてなかったんです。
それがある事故をきっかけに
「どうやら脳はただのクーラーではないぞ」ということに
なったのです。
1848年 アメリカ。
鉄道工事監督者のフィニアス・ゲージ(Phineas P. Gage)は
仕事中に火薬が
バーンと爆発した時、
鉄の棒がゲージの顔にブスッと直撃。
貫通してしまったのです。
奇跡的に
彼は一命を取り留めたものの、
その後、
彼の性格が一変しました。
それまでの
ゲージは責任感が強く、統率力のあるリーダーでした。
ところが
この事故以来、
ケージは
気まぐれ、優柔不断、子供じみた行動をとり始めました。
その数年後
彼は亡くなるのですが、
彼の脳を解剖すると
額の奥あたりに位置する
左の大脳の前頭葉という場所が完全に破壊されていたのです。
下の図参照。
事故は
「彼の人生」を大きく変えました。
と同時に
それ以降の世界の
「脳の概念」も大きくかえたのです。
場所は変わって、フランス。
1861年パリで医者をしていた
ピエール・ポール・ブローカ(Pierre Paul Broca)は
不思議な患者さんと出会いました。
その患者さんは相手が話す言葉を
理解できるのです。
しかし
自分の方から話ができなかったのです。
ただ一言「タン」という発語だけでした。
ブローカはさらに11例の似たような症状の人を
見つけ出し、
彼らの共通点を突き止めました。
いずれも脳の側頭葉(左)が
脳梗塞や損傷を受けていたのです。
上の図参照。
さらに場所は変わってドイツ。
1874年 医者のカール・ウェルニッケ(Carl Wernicke)は
先ほどの例とは
逆の障害を持つ患者さんと出会いました。
その患者さんは、スラスラと話はできたのですが、
書かれた話や相手の言っている言葉がわからず
意味を理解できなかったのです。
彼の脳を剖検した結果、
障害されていたのは側頭葉(左)でした。
150年ほど前の
これらの出来事や発見から
「脳の部位」と「心・性格・行動」が関係しているらしいと
わかってきました。
今日の記事はここまででです。
皆さんの
日常の中に
脳を刺激する行動や言葉があります。
そして
将来の治療に結びつく種があります。
「まずは100日ためしてみよう!」
第44回
あと50年以内に
エイリアンを実際に見ることはできるかなー?
もし
会えたらどんなエイリアン?
想像してみよう!
このブログはリンクフリー
転記も自由にしていただいて結構です。
赤ちゃんのような
柔軟な頭、体を取り戻しましょう。
あなたの脳がボタンを押す・押さないを選択しています。
ここです。
↓
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あの世?
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確かに
人は死んだらどうなるのでしょうか?
また
こんなことを考えることのできる
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わたし個人的にはわからないこと
第一位は
「心」です。
おいおい
エイリアンの絵はなんの意味があるんや?
という
つっこみはご勘弁ください。
ただ、書きたかった だけなんです。
話戻って、「心」。
アリストテレスは
「心」は「心臓」にあり、
脳は循環器系を冷やすためのクーラーだと考えてました。
脳が
心と関係しているということは
それまで全く予想もされてなかったんです。
それがある事故をきっかけに
「どうやら脳はただのクーラーではないぞ」ということに
なったのです。
1848年 アメリカ。
鉄道工事監督者のフィニアス・ゲージ(Phineas P. Gage)は
仕事中に火薬が
バーンと爆発した時、
鉄の棒がゲージの顔にブスッと直撃。
貫通してしまったのです。
奇跡的に
彼は一命を取り留めたものの、
その後、
彼の性格が一変しました。
それまでの
ゲージは責任感が強く、統率力のあるリーダーでした。
ところが
この事故以来、
ケージは
気まぐれ、優柔不断、子供じみた行動をとり始めました。
その数年後
彼は亡くなるのですが、
彼の脳を解剖すると
額の奥あたりに位置する
左の大脳の前頭葉という場所が完全に破壊されていたのです。
下の図参照。
事故は
「彼の人生」を大きく変えました。
と同時に
それ以降の世界の
「脳の概念」も大きくかえたのです。
場所は変わって、フランス。
1861年パリで医者をしていた
ピエール・ポール・ブローカ(Pierre Paul Broca)は
不思議な患者さんと出会いました。
その患者さんは相手が話す言葉を
理解できるのです。
しかし
自分の方から話ができなかったのです。
ただ一言「タン」という発語だけでした。
ブローカはさらに11例の似たような症状の人を
見つけ出し、
彼らの共通点を突き止めました。
いずれも脳の側頭葉(左)が
脳梗塞や損傷を受けていたのです。
上の図参照。
さらに場所は変わってドイツ。
1874年 医者のカール・ウェルニッケ(Carl Wernicke)は
先ほどの例とは
逆の障害を持つ患者さんと出会いました。
その患者さんは、スラスラと話はできたのですが、
書かれた話や相手の言っている言葉がわからず
意味を理解できなかったのです。
彼の脳を剖検した結果、
障害されていたのは側頭葉(左)でした。
150年ほど前の
これらの出来事や発見から
「脳の部位」と「心・性格・行動」が関係しているらしいと
わかってきました。
今日の記事はここまででです。
皆さんの
日常の中に
脳を刺激する行動や言葉があります。
そして
将来の治療に結びつく種があります。
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会えたらどんなエイリアン?
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