2015年09月04日
愛情ホルモン
今日も無数にあるサイトの中から
こちらに来てくれて
ありがとうございます。
道でぶつぶつ独り言を言っている。
なにか同じ行動を繰り返している。
落着きなく常に動いている。
こんな行動をとっている人を見かけたことはありませんか?
自閉症の人かもしれません。
いままでは治療法がありませんでしたが、
ある物質を鼻から吸入することで
それらの症状が緩和されることがわかりました。
ある物質とはオキシトシンです。
別名、
愛情ホルモンとも呼ばれており、
おっぱいをたくさん出したり、
出産時にお腹をぎゅーっと収縮させて
赤ちゃんを送り出したりするときに分泌されます。
東京大学のグループからの報告によると
(Brain 2015 doi:10.1093/brain/awv249)
オキシトシンを鼻から週に2回スプレーでいれると
自閉症の症状がよくなり、コミュニケーションも改善するそうです。
特に
自閉症の人で活動の低下がみられる
脳のおでこのあたりにある領域
(前頭前皮質、認知、人格、適切な社会的行動の調節をしています)
の活動が活発になることで、症状が良くなっているようです。
これまでに
人では
鼻からのオキシトシンスプレーによって、
他者との信頼関係が深まり、協力しやすくなる。
コミュニケーションが円滑になるなどといわれていました。
動物でも、
オキシトシンは、
親子の絆をつくる上で大切です。
逆に
オキシトシンが受け取れないマウスでは、
子供がうまれても、子供に無関心で、
育児放棄をしてしまいます。
この記事で
私が驚いたのは
「鼻から吸入」は
直接、生理機能に影響するということです。
鼻からの効果を体験したい方はこちらも参考に。
吸入する物質を変えることで
すみやかに脳内に浸透し、
認知症にも効果がでてくるはずです。
「吸入する物質」を
日々、研究しています。
皆さんの
日常の中に
将来の治療に結びつく種がきっとあります。
題して「365日体験プロジェクト」
タイトルは大きいですが、
ゆるーい感じで
脳に刺激を与える
行動や言葉をお送りします。
第18回
ようやく涼しくなってきました。
公園を散歩してみてはいかがですか?
そして
久しぶりにブランコにのってみてはどうでしょうか?
あの、ふわっとした感触、
不思議ですよ。
ブランコにのってみよう!
これはちょっと無理!
また明日チャレンジ。
こんなの簡単!
自分をほめてあげましょう。
このブログはリンクフリー
転記も自由にしていただいて結構です。
赤ちゃんのような
柔軟な頭、体を取り戻しましょう。
ご声援ありがとうございます。
_(._.)_
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