アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
日別アーカイブ

2020年12月03日

野菜は強力な助っ人になる

従来の糖尿病食でも、野菜は十分とるよう勧められます。糖汁制限食でも、野菜は重要な食材ですが、Ý多少の注意も必要です。意外かもしてませんが、野菜類にも糖質が含まれており、中には含有量が多いものもあるからです。お勧めなのは、ほうれん草やキャベツなどの葉物野菜です。糖質量はわずかなので、非常識な量を食べない限り問題ありません。
  注意したいのが、クワイ、レンコン、ニンジンなどの根菜類です。これらの野菜には、糖質が多めに含まれているので、摂りすげないよう気を付けてください。種類によっては、トマトにも多く含まれているので、ニンジンやトマトのジュースなどにも要注意です。
 また、ジャガイモ、サツマイモなどのイモ類やカボチャには、デンプンがたっぷり含まれているので、できるだけ避けます。

 野菜はエネルギー源にはなりませんが、体に不可欠なさまざまな栄養素を持っています。代表的なのが、三大栄養素の代謝を助けたり体の機能を給ったりするビタミンと、体に少量必要な元素であるミネラルです。腸を調える食物繊維も豊富に含まれています。
 近年大いに注目されているのが、野菜の持つファイトケミカルなどの機能性成分です。例えば、カロテノイドと呼ばれるカロテン、リコピン、ルテインなどの緑黄色野菜に含まれている色素は抗酸化作用が強く、がんや動脈硬化、様々な老化作用を防いでくれます。コラらの細分を生かす調理法や食べ方をするといいでしょう。
 
 果物には、ブドウ糖やショ糖なども含まれていますが、糖質の中心は果糖と呼ばれるタイプです。
 加藤は、糖質の中では食後の血糖値をそれほど上げず、インスリンも分泌されません。その意味では糖質制限食に適しているように思えますが、反面で中性脂肪に変化しやすいというデメリットがあります。食べるとすぐに果糖はエネルギー代謝の経路に入り、肝臓ですぐに中性脂肪になります。中性脂肪は、皮下などに蓄えられる脂肪の元になる物質です。したがって、果糖をたくさん摂ると太りやすくなります。
 ほとんどの果物は水分が多いので、生で食べる分には、例えばリンゴ4分の1個程度の小量ならOKです。しかし、ドライフルーツは果糖が濃縮されているので、避けたい食品の一つです。
 例えば、ドライフルーツのリンゴは、生のリンゴより約10倍の糖質を含んでいます。生のフルーツジュースも、一度に大量に飲んだりして糖質量が多くなりがち。同様に、市販の野菜ジュースには果物や砂糖が加えられているものもあるため、避けたほうがいいでしょう。

2020年12月01日

肉類、魚類、玉子は体を作る

タンパク質は食べ駄目ができない
 食事は、タンパク質を摂るためにあるといえます。
 人間の体は、タンパク質でできているといっても過言ではありません。体内の筋肉や臓器はタンパク質でできており、生命活動を調整する酵素やホルモン、神経伝達物質の材料のもなるのです。
 タンパク質を構成しているのは、約20種類あるアミノ酸です。そのうち8種類は体内で合成できない「必須アミノ酸」と呼ばれる物質。必須アミノ酸は人間の方だに不可欠ですから、どうしても食べ物から摂取しなくてはなりません。しかもタンパク質は、糖質や資質と違って体内に蓄積しておくことができません。不足した場合は、筋肉などを分解してまでも作ろうとします。また余った場合は、分解して尿素になり、尿中に排泄されます。玉子などアミノ酸バランスの良い良質のタンパク質を、毎日過不足なく、確実に取っていくことが大切で大事です。

 アミノ酸8種類(子供は9種類) フェニルアラニン、トリプトファン、スレオニン、イソロイシン、リジン、ロイシン、バリン、ヒスチジン
 
 肉や魚は体の材料になる
 脂質は、ほとんどすべてのあぶらを指すいみのひろいことばで、おおきくは3種類に分けられます。タンパク質や糖などの結合した複合脂質、コレステロールなどが含まれる不けん化物、そして食品のほとんどが属する単純脂質です。

 単純脂質のあぶらには、ロウと油脂があります。そのうち食べられるのは油脂で、常温で液体のものが油、常温で固体のものが脂です。つまりサラダ油などが油、肉の中に含まれている白い部分が脂肪(脂)というわけです。脂肪は肉や魚だけでなく、玉子や豆、乳類にも含まれています。
 脂質は、1gあたり9キロカロリーという高いエネルギーを持っています。糖質制限食では、糖質のエネルギーが少なくなる分、脂質がエネルギー源として重要な役割を果たすことになります。
 脂質は体内に入ると、脂肪酸とグリセリンに分解されて吸収されます。効率の良いエネルギー源として使用されるほか、細胞や血液の成分となったり、ホルモンの材料になるなど、体の重要な構成物質として使われます。

 魚介類の脂は体に不可欠
 脂質を構成する脂肪酸は、構造の違いから、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に大別できます。このうち不飽和脂肪酸には、積極的に取りたいものと摂取を控えたいものがあります。摂取を増やしたいのは、n-3系脂肪酸と呼ばれるタイプです。中でも最も重要な脂肪酸は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)です。どちらも健康維持に大きな働きをする脂肪酸です。
 これらの脂肪酸は、アジやサバなどの、いわゆる青背魚と呼ばれる魚類に多く含まれています。かつての日本人は食事でよく摂取していましたが、現在は少なくなっているので、意識して食べるようにしましょう。  

 玉子にはコレステロールを減らす作用がある
 糖質制限食を行う上で便利な食材に、玉子はあります。鶏卵は、1個中のとうしつはわずか0・1gで、その他の栄養素は食物繊維以外まんべんなくそろっている、いわゆる”完全食品”なのです。玉子の調理法も非常に多いので、毎日のメニューにどんどん利用しましょう。
 玉子というと、コレステロールを気にする人がいるかも知れません。玉子1個には200mg程度のコレステロールが含まれているので、以前は食べるのは1日1~2個以内にするようにとよく言われていました。ただ、コレステロールは体内で合成されており、食品から摂った場合は合成を抑制するなどで自然に調整しているため、それほど気にすることはありません。
 玉子には、コレステロールを溶かしたり脳卒中などを防いだりしてくれるレシチンという脂質が多く含まれています。つまり玉子には、不白コレステロールを下げる作用があり、豊富に取っても問題ないことが各種の研究ではっきりしています。とはいえ、1日に何十個も食べるのは問題です。様々な食材と組み合わせてバランスよく摂りましょう。 

2020年11月30日

糖質はこんなものにも含まれている

G1値がひくくてもたんすいかぶつはNG!
 炭水化物は、糖質と食物繊維を合わせた栄養素です。
 糖質には、消化吸収されやすいものとそうでないものがあり、それを示す指標の1つに「G1(グリセミック・インデックス)値」があります。吸収が速い糖質は、すぐにブドウ糖になって吸収され、血糖値をあげます。G1値は、もっとも血糖値を挙げるブドウ糖そのものを100として、その食品がどのくらい血糖値を上昇させるかを示したもの。たとえば、食パンは75、白いごはんは73、うどんは55でその値が高いほど血糖値を上昇させやすい食品ということです。
 ただ、それは健常人に言えることで、とうにょうじんのばあいは、たとえG1値が低い食品でも食後血糖になってしまうため、やはり避けるべきです。それでも、糖質制限食のスタンダードやプチで主食を摂る場合、白米や白いパンより、玄米や全粒粉パンなどのG1値の低いものを選ぶとよいでしょう。
 乳製品にも糖質が含んでいる
 乳製品は、欠かせない重要な栄養食品です。ただ、乳製品の原料である牛乳には、乳糖という糖質が含まれています。乳糖は、腸内のっ善玉菌の栄養になるので、整腸作用は高いのですが、一方で血糖値を上げやすいのです。 そこで乳製品は、飲み物として取らないことを考えましょう。成分無調整の牛乳なら、100g中約5gの糖質があり、厚生労働省の言う低血糖食材なのですが、牛乳としてごくごく飲むと、200~300gも取ってしまいます。ヨーグルトも、食べるタイプを選び、食べる量を気にしてください。
 チーズやバターは、発酵段階で糖質がなくなるので、時に問題ありません。

砂糖の主成分であるショ糖は、速やかに血糖値を上げ、余ると中性脂肪になりやすいものです。砂糖や、砂糖を大量に使った菓子類は、当然避けなければなりません。ただ、血糖値を上げない甘味料もあるので上手に利用しましょう。
 数ある人工甘味料の中で、最も安全性が高いのは「糖アルコール」といううタイプ。現在は人工的に作っていますが、天然にも存在します。その中で唯一エリスリトールはカロリー0で血糖値を上昇させないので、糖質制限食ではおすすめです。 ラカントSやパイスイートなどが市販されているので、商品の成分表示を確認するといいでしょう。
 
 天然甘味料  サトウキビ(ショ糖)はちみつ、メイプルシロップ、麦芽糖、果糖、ステビアなど
 人工甘味料(合成甘味料) サッカリン、ネオテーム、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースなど
 人工甘味料(糖アルコール)キシリトール、ソルビトール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトールなど 

 糖質は目に見えないところにも潜んでいます。調理時の味付けに砂糖が使われたり、甘辛いたれには多くの砂糖が入っています。フライや添付他の衣には、小麦粉が使われています。ソース類にも砂糖が使われています。すべてのと異質を排除するのはまず無理ですし、食べたいものを我慢するのもつらいでしょう。調理などで視聴される量は多くないので、糖質が含まれていることを意識したうえで、摂りすぎに極力注意しましょう。

2020年11月28日

ダイエットにはサトイモがいい


サトイモは低カロリーで低糖質ですのでダイエットに役立つ食材です。
大いに取りましょう。また使いましょう。明日さっそくイカを買って作る予定です。






https://home.kingsoft.jp/news/gourmet/tokubai/3698.html

2020年11月27日

美しくなければ健康ではない!

私が「1日1食」を始めてから、もい10年ほどになります。かって77kgあった体重は、もう何年も62kgをキープし続け、体調はすこぶる良好です。 でも、ここで是非とも付け加えたいのは、私がこの「1日1食」で目指しているゴールは、単なる健康だけでないということです。
 いうまでもなく、健康とは目に見えないものです。たとえ今は飲んの病気もかかっていなくて、いろいろな検査データの正常だからと言って、それで健康だと結論着けることはできません。実際、昨日まで健康を誇っていた人が、今日になって、突然、大病に倒れることがあります。
 
 私が目指す健康というのは、そう言ったデータ的なことではありません。本当の健康は、必ず外見に表れます。肌の美しさや、キュッとしまったウエストのくびれに象徴されるような見かけの若々しさ・美しさを大成できた時が、この地球上で生きていく生物として、最高のコンデイションの時だと考えているのです。
 ここで、ヒロ以外の生物のことをちょっと思い出してください。あらゆる生物のうち、特にオスは自然の摂理のよって、外見の美しさを競うように生まれついています。
 自然界の雄は自分の種を残すために、多数のメスを相手にするようにできていますが、例えば、鳥の場合。メスはたくさんの雄から求愛を受けますが、オスのほうは、何羽もの雄の中から自分を選ばせなければなりません。
 つまり、セレクションをかけられるのはオスのほうでから、オスはいかに自分が健康で生殖能力に優れているかを、分かりやすくアピールしなければならないのです。 クジャクの雄は、羽にある目のように見える柄がくっきりと美しいほど、雌にもてます。羽が美しく良いコンデションを保っているオスは、羽虫や寄生虫に侵されていない証拠。それだけ体が健康で生殖能力は高いことをアピールできるというわけです。
 
 つまり、もてるためには美しくなければならないというのは、自然の法則なのです。地球上のあるゆる動物
が、自らの美しさを誇ることによって、自分がいかに健康であるかは表現しているとも言えるのです。人間の場合には、一夫一婦制ですから、男はなかなか結婚しようとしません。女性は自分を選ばせるために常に美容のことを考えていかなければなりません。とはいえ化粧や矯正下着でいくらか飾り立てても、すっぴんになったとたん男性が逃げていくようでは困ります。やはり内面からにじみ出てくるような美しさが必要です。さらに最近は未婚晩婚化が進んでいますので、男女を問わずともに美しくなければ、パートナーを確保するのが難しいということになります。
 ここで私が言う美しさとは、健康的な美しさのことです。健康な生活を送っていれば、それは必ず見かけの美しさとなって表れてきます。 私の目指す健康の最終ゴールは、まさにそこにあるのです。/strong>

2020年11月20日

満腹には適応できない現代人

私たちの祖先は、飢えと寒さに代表される過酷な環境を生き抜く長い進化の過程の中で、「生命力遺伝子」と呼ばれるサバイバル遺伝子を獲得してきました。私たちの中には、飢えや寒さに適応できる仕組みがすぐに備わっているわけです。
 私たちの体は環境に適応するため、常に最適化されるようにできています。こうした人類の適応力、環境への最適化は、その環境下において最高の力を発揮します。「生命力遺伝子」についていえば、飢えと寒さのおかれたときほど活性化するというわけです。
 つまり、飢餓の時には、少ないエネルギー消費量で生き残ることができる「倹約遺伝子」を持っている人ほど、サバイバルに有利だということです。現代人のほとんどは、このタイプの遺伝子を持っていることがわかっています。 ところがやっかいなことに、遺伝子の最適化は一度ある条件に設定されると、環境が変化してもうまく適応できないというデメリットがあります。新しい環境の適応するために、再び何万年という進化の過程を経なければならないのです。つまり私たちは飢えに対してに対して非常に高い適応力が獲得したが、急激な飽食状態に対しては無力であるばかりか、逆に生命力が有害に働く、ということなのです。
 私たちの体は飢えには強いが、満腹には適していないのです。
 
 17万年に及ぶ人類の歴史は、飢えと寒さとの戦いであって、その中でお腹いっぱい食べることができた時期は、わずか100年にも満たないのだということをもう一度思い出してください。
 1日のエネルギー消費量上回る高カロリーの食事を、毎食、満腹するまで食べ続けている生活。この豊かすぎる食生活にテク王できなくなってしまった人々は、急激に体質の変革を迫られています。
 食べ過ぎればどんどん太っていくのは明らかです。添いして際限なく食べ続け、ふとりづづけていったら人間はどうなってしまうのでしょう。ちまたに100kgを超す巨体を誇る人も少なくありません。体重が200~300kgを超えて、一人でベットから起き上がることもできないような体になってしまった人をテレビで見たことはあるでしょう。人類が皆、あんな姿になってしまったしまったら、もはや滅んでいくしかありません。
 そこで登場したのが、「国民病」ともいわれる糖尿尿です。糖尿病人口はがんや心臓病を上回っています。
 戦後、すべての、すべての国民が皆、お腹がいっぱい食べられる国を目指してきました。その中で、今度は逆に、飽食が糖尿病をはじめとする様々な形で、私たちの体をむしばむ要因を作っているとしたら、何とも皮肉な話ではないでしょうか。

2020年11月16日

必要以上に蓄えられている内臓脂肪

赤ちゃんが寒さで震えているのを見たことはないと思います。なぜなら、赤ちゃんは内臓脂肪のかたまりだからです。同様に、冬眠する動物も内臓脂肪のかたまりで、食べるものの冬の間じゅう洞窟の中で眠って過ごして凍死することがないのです。
 冬眠する動物は、冬眠に入る前にドングリなどの木の実を沢山食べます。ドングリはイベリコ豚のエサになることからもわかるように大変高カロリーなのです。内臓脂肪をたっぷり体に蓄え、雪の洞窟の中で内臓脂肪を燃やしながら体温を上げて、ひと冬過ごします。

 絶えず飢えや寒さの危機にさらされていた私たち人類の祖先も、同様でした。過酷な環境を生き抜くためには、体内にどれだけ内臓脂肪を蓄えるほど、生存に有利だったわけです。
 ところが、現代の私たちは、寒ければ厚着をし、いろいろな暖房の手段もあります。冬の間も、寒さに震えるという環境は、ほとんどなくなりました。それにも関わらず、私たちの体はは食べすぎて内臓脂肪をたくさん蓄えてしまっていますから、暑さ寒さに関係なく1年じゅう内臓脂肪を燃やし続けなければなければならない状態にあるとも言えます。
 電車の中で、冬でも大汗をかいているメタボ体型の人を見かけます。そうした人は、一生懸命に内臓脂肪を燃やしている最中というわけです。更年期の女性が熱くもないのに、突然カーッとのぼせて汗をかくのも、体が男性化して内臓脂肪を燃やしているからです。
 
 このように、本来、内臓脂肪は一時的な「飢えや寒さ」の備えて体内の蓄えておくべきものでした。ところが飽食の時代の現代では、過剰に蓄えられた内臓脂肪が、四六時中、燃え続けるようになっていました。
 そのたっめ、余分な内臓脂肪をため込んでいる人は、季節を問わず、しょっちゅう汗をかくわけですが、ここで問題になるのは、それだけではありません。物が燃える時には、必ず、スス(煤)が発生します。内臓脂肪も例外ではありません。このすすが、実は私たちの体に、大きなダメージを与えているのです。
 内臓脂肪が燃焼する際に発生するススを、伊賀的には「サイトカイン」と呼びます。そのサイトカインはそもそも原始的な動物に備わっている免疫物質です。
 外から菌や毒物などが買い内に入ってきたとき、リンパ球はこのサイトカインという攻撃物質を出して、それらの敵に立ち向かいます。サイトカインは、外から悪者に体の中から対抗するためいわば「武器」ともいうべきものです。
 ところが、このサイトカインには、自己と外的との見分けがつかないという弱点があります。そのため、敵が体内に入ったときに、敵に向かって放った弾で、時分自身をも傷つけてしまうということになるわけです。 体内で内臓脂肪が燃焼している最中にも、内臓脂肪から「アデイポサイトカイン」というススが発生し、私たちの血管の内皮細胞を盛んに傷つけています。傷ついた血管にできたかさぶたは血管を硬く変化させて「動脈硬化」を起こすのです。アデイポサイトカインには、血管の柔軟性を保ち、動脈硬化を予防する『善玉アデイポサイトカイン(アデイポネクチン)と血栓(血液のかたまり)を作りやすくし、動脈硬化を促進させる(悪玉アデイポサイトカイン」があります。
 正常な状態では、善玉の分泌量が減り、悪玉が過剰に分泌されています。メタボ体型の人が動脈硬化を起こしやすく、心臓病や脳卒中を起こす割合が非常に多いというのも、内臓脂肪を燃やす際に出るススである悪玉アデイポサイトカインが、身近らの血管を痛めつけているからにほかありません。
 人類を飢えや寒さから守るために発達した内臓脂肪が、飽食という新たな環境下で何勝した結果、寿命をちじめるというのは、本当の話です。<

2020年11月14日

水を飲んでも太るわけ


 よく、ダイエットに失敗しては、「私って、水を飲んでも太る体質だから」などと冗談めかして言い訳にする人がいます。実際に水を飲んで太るかどうかは別としても、この言葉はある意味で人間の特性を言い当てています。
 人類の歴史の大半を占めていた飢餓の時代を生き抜くにあたって、私たちの祖先は、少ない食べ物の中から、できるだけ多くの栄養を吸収しようとする遺伝子を獲得してきました。それが「生命力遺伝子」を構成する遺伝子の一つ、「気が遺伝子」と呼ばれるものです。
 ようやく食べ物にありついても、次はいつありつけるかわかりません。そこで少しでも食べ物を摂取すれば、それをすかさず脂肪として体に蓄積する体質を獲得しました。
 そう、私たちはちょっと食べるだけで太るようにできているのです。そうでなければ、私たちの祖先は飢餓との闘いの歴史を生き残ってこられなかったのでしょう。ですから、少しの量の食事でも太ってしまう体質は人類の進化の結果なのです。 食事を効果的に脂肪に換えて温存する『飢餓遺伝子』と呼ぶこともあります。 テレビで見る大食いタレントの中には、いくら食べても太らない痩せタイプの人がいますが、これは「飢餓遺伝子」が欠如した珍しいケース。 一般的には、食べた分だけ内臓脂肪がつくのが自然の摂理にかなっています。  それによって、人類はこの17万年を生き抜いてきたのです。
 
 【飢餓遺伝子】は、わずかの食事から最大のエネルギーを蓄えることができる、いってみれば【省エネ遺伝子】です。この遺伝子とともにもう一つ、人類の生命を維持するために働いてきた重要な遺伝子があります。それが、最近注目を集めている「延命(長寿)遺伝子」、正式名は「サーチュイン遺伝子」です。テレビなどでも話題になっているので、名前を聞いたことがある方も多いと思いますが、その発見のきっかけは、もともと【私たちの体は、空腹であればあるほど生命力が活性化し、若返るのではないか」という仮説でした。これ馬でも仏教の「断食」やイスラム教の「ラマダン」にみられるように、飽食状態よりも小食である方が長生きすることが経験的にわかっていました。そこで実際にあらゆる動物でえさの量を変えて生存期間を観察してみたのです。するとアカゲザル、ラット、モルモットなど、あらゆる動物実験において、えさの量を40%カットした時が一番延命光波が高く、なんと寿命が1・4~1・6倍に延びたのです。それだけではありません。飽食の猿は毛が抜けて顔の皮膚がたるみ、老化が進んだのも関わらず、食餌制限をした猿は毛並みがつやつやして皮膚にも針が出てきたのです。
 
 こうした実験結果から、生物が飢餓状態に置かれた場合、何とか生命を維持しようと活性化する遺伝子がどこかにあるのではないか。そんな予測の下に研究を続けて結果、見つかったのが「サーチュイン遺伝子」です。 さらに調べていった結果、この遺伝子は、空腹状態に置かれたとき、人間の体内に存在する50兆の細胞の中にある遺伝子をスキャンして、壊れたり傷ついたしている遺伝子を修復してくれる、ということが明らかになりました。

 これは、寿命だけでなく、同時に「老化や病気を食い止める働き」にも関与していることを示しています。
 この「サーチュイン遺伝子」の発現によって、私たちは命を長らえることが可能になるわけで、これこそが人類を延命させてきた「生命力遺伝子」の筆頭に挙げられるものです。
 「サーチュイン遺伝子」はもとより「飢餓遺伝子」、更に「繁殖遺伝子」「免疫遺伝子」「修復遺伝子」といっつた「生命力遺伝子」について調べるうちに、わたしはあるひとつの確信を持つに至りました。
 それは、「生命力遺伝子」を活性化させることが、私たちに長寿と健康をもたらしてくれるということ。そしてこの「生命力遺伝子」は飢餓の時にしか発現しないということです。

2020年11月09日

従来の食事療法は患者を増やす

無効なのに同じ治療法が続けられている
 糖尿病と言えば食事の改善が大事だということは、、糖尿病の患者さんでなく一般にも広く知られています。
 ところが、ほとんどの医療機関が指導する食事内容の改善法が本当に正しいのかどうかは、大いに疑問です。食事のエネルギー計算が煩雑なため、そして食事内容も、糖質をたっぷりとらせるものです。
 福岡県久山町という人口8000人の地区で、全住任を対象した大規模な健康調査が行われています。ここでは様々な研究が行われていますが、1988年から糖尿病予防のため、日本糖尿病学会が推奨する糖質約60%の食事にするよう、徹底的に指導をしました。食事を改善することで、糖尿病が減るーーーー当初はそう推測されたのですが、結果が散々でした。患者数は減るどころか、不白増加。食事療法とともに運動療法も行っていましたが、運動をすることで、血糖値が上がったとは考えれません。問題はやはり、食事だったのです。
 糖質が多い食事では、前述した糖毒となって、血糖血が上がってしまいます。エネルギー計算するなどするなどストレスがたまることも、の煩雑さや食べたいものを我慢するなどでストレスがたまることも、血統治上昇の原因になります。

 糖質の摂取を少なくすると、食事で摂るエネルギーの中心は脂質になります。脂っぽい食品を沢山とると、太るのではないかと疑念を抱く人も多いでしょう。しかし、糖質の多い食事が太らないかというと、それは違います。と異質を多く摂取すると、それだけインシュリンがたくさん分泌されます。実はインシュリンは、”肥満ホルモン”とも言われます。インスリンは、血中のブトウ糖として使用されるときだけでなく、余ったブドウ糖を脂肪細胞に蓄積するよう働いているからです。
 海外の権威ある疫学調査に、3つの食事法を比較した研究があります。1は総摂取エネルギー量を制限し、脂肪の摂取の取得もかなり抑える方法です。一般的な糖尿病食がこれに当たります。2はエネルギー制限付きの、オリーブ油を多投した地中海食。3は総摂取エネルギー量制限なしで、糖質を少なくした食事です。
 結論は、3が最も体重が減るというものでした。
 個人差はありますが、糖尿人が1gの当歳つを摂取すると、血糖値が約3mg/dl上昇します。たとえば、炊いた白米を茶碗1杯(約150g)食べると、糖質量は約55gなので、250キロカロリーしかありませんが、血糖値はマント165mg/dlも上がるのです。肥満を招き、食後血糖値を確実に急上昇させる糖質たっぷりの食事が、糖尿病の治療に効果的とは、とても言えません。

2020年11月08日

体の毒になる食べ物がブームになる

糖尿病の患者さん(糖尿人)の数は、年々増加の一途をたどっています。
厚生労働省の患者調査では、患者数の統計を取り始めた1965年には、約3万3千人。ところが、2008年には約214万2000人にも達しています。
これは、病院を受診して治療を受けている患者さんの数。実際には、糖尿病と診断されていない人や診断されても治療を受けていない患者さんも多いと思われています。たとえば、2007年の厚生労働省の國人健康・栄養調査では、糖尿病が強く疑われている人が約890万人という結果に。10年前の1997年の調査と比べると1・3倍に達し、増加のペースが加速しているのがわかります。

 いまや日本の国民病となっつている糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度が慢性的に高くなる病気です。このブドウ糖の血中濃度を、血糖値と言います。
 血糖値が高い高血糖状態になっても、自覚症状は全くありません。しかし、高血糖状態が長く続くと、気が付かないまま少しずつ血管が傷つけられています。 その結果、目の血管が障害されてある日突然失明したり、腎臓が障害されて人工透析が必要となるなど、重大な病気が引き起こされます。糖尿病の怖さは、この点にあります。
 
 近年は「メタボリック・シンドローム」という言葉が一気に浸透して、生活習慣病や肥満を解消するという意識が高まってきました。 健康維持のために、食べ過ぎや運動不足の改善か必要・・・・。そのような認識が広まったのはけっこうですが、実は誤解も横行しています。たとえば脂肪の摂取です。
 糖尿人が増えている原因の一つに、「食生活が欧米化して、肉などの脂肪を多く摂取するようになったこと」がよく上げられます。そのため糖尿人は、「脂肪の摂取を極力控える」ということが、金科玉条のごとく言われています。
 そのほか、「うどんやそばを食べて、摂取エネルギーを抑えている」「禁酒した」などという人も多いものです。しかし、さも健康維持の一般常識のように言われているこれらは、完全なる誤解なのです。
 
 脂肪の取り過ぎが糖尿病増加の原因とされるのが誤解であるのは、そう摂取エネルギー量に占める脂肪の割合は1975年以降、ほとんど変わっていません。1997年からは、むしろ摂取量が減少しています。一方で、糖尿病や肥満は増加し続けています。 それ以前の高度経済成長期に、脂肪の摂取が急増した時期がありました。同時に、日本人の死因トップだった脳卒中が減りはじめました。実は日本は、脂肪を十分に摂取して脳卒中を予防することで、長寿国になりました。で今は違うのです。
 脂肪の摂取が非常に多いアメリカではどうでしょうか。 全米健康調査によると、1971年に約37%あった脂肪摂取の割合いは、2000年には約33%に減少しました。しかし、糖尿病や肥満は減るどころか逆に増えています。
 このようなデータからも、脂肪を十分に取ることは決して悪いことではなく、糖尿病の原因とはいえないことがわかります。

 脂肪が悪くないとしたら、糖尿病の原因はどこにあるのでしょうか。前述した全米健康調査に、ヒントがあります。 
 調査結果をまとめますと、脂質の接種率は30年間減り続けているのに、肥満は30年で倍増しています。一方で、糖尿病はわずか10年で2・5倍に。脂肪とは逆に、30年間増え続けたのは糖質でした。つまり糖尿病や肥満の元凶は、糖質の頻徊・過剰摂取と運動不足なのです。
 じっさい、血糖値の上昇に直結しているのは、コメやパン、麺類など、いわゆる主食としてとる食品の主成分である糖質です。これらの中でも、特に白米や白いパンといった精製したコメや麦を使った食品は、急に血糖値を上げます。現在、これらの生成炭水化物が主流になっているのは、言うまでもありません。
 
 近年は、日本人もあまり米を食べなくなったといわれています。逆に増えているのが、パンやラーメンです。パンはバターなどの脂質と組み合わせることが多く、ラーメンは脂っぽいスープがつきもの・・・・というように、脂と糖質が一緒になった食べ物が多く好まれています。血糖値を上げる糖質と、エネルギー量の多い脂質を同時に大量に取っているのですから、糖尿人だけでなく健康な人にとっても体にいいわけありません。/strong>
検索
最新コメント
プロフィール
さんの画像

現在は73歳でまだ現役で働いています。 マンション管理の清掃と一部管理業務を東京でしています。 元気で笑顔を忘れずに過ごすために健康維持のために、歩くことをこころがけています。