その原因として、貧困、孤独、高年齢化などが指摘される。だが、大多数の人はそれ
でも犯罪などを起こさず、自分の人生を懸命に生きている。
何が両者を分けるにか?
近著【できないのはあなたのせいではない】が話題の経済評論家・勝間和代さんは
【自分で人生をコントロールできている実感が歩かないかが大きいのではないか】
という、、、。
「自分は社会の被害者」という危険な思い込み
昨今、氷河期世代による凶悪犯罪の報道が目立ってきたことは皆さんも感じている
ところと思います。 犯人の多くは無職もしくは不安定な働き方をしており、困窮
していて人間関係は希薄。孤独の中で思い込みを強固にしている人たちです。
「誰でもよかった」「幸せそうな人を狙った」「たくさん殺せば死刑になれると思
った」といった感人たちの言葉から「自分を受け入れてくれない社会ならばめちゃ
めちゃに壊してやる」といった増幅された恨みを感じます。
就職難、非正規雇用の拡大という厳しい社会的、経済的状況の中で、自己効力感を
失い、自尊心を大きく破損し、「自分は恵まれない社会に被害者だ」という意識を
極限まで膨らませた結果といえるでしょう。
【社会を恨む人】【突破する人】何が違うのか
しかし、凶悪犯罪を起こす人物は極めて少数です。大多数は苦悩しながらもこの社会
で懸命に生きています。 最初から正社員になれないまま社会人としてスタートした
ものの非正規雇用の形で働きながらスキルや資格を身につけ実績を積んで希望する。
会社に中途入社した人また、一流企業には入ることが出来ず、比較的不遇で働きながら
経験を積んで自ら起業した方ひと、このような人々も現実にたくさん存在しています。
「社会を恨む人」と「突破する人」‐−同じ時代を生きてくる中で二者に違いはどこに
あるのでしょうか?
自分のコントロール範囲に意識を向ける
名箸「7つの習慣」で著書のステイーブンコヴィー博士は私たちが持つ多くの関心ごと
の範囲を「関心の輪」そのうち自分がコントロールできる範囲「影響の輪」と分類しま
した。つまり関心の輪の中に影響の輪が内包されているわけです。
自分でコントロールできる影響の輪の大きさに対してコントロールできない関心の輪が
大きくなりすぎると人は不幸になります。
なぜなら自分が影響を与えられる範囲、コントロールできる範囲が極めて小さく感じら
れて怒りを抱いたりするからです。
逆に、関心の輪に対して影響の輪が大きくなると幸福度が高くなります。「影響の輪が
大きい」というのはそこに自分の意識が集中できている状態を指します。
常に自分ができることを発見し、そこに働きかけていると人生をコントロールしている
実感が得られるようになるのです。 自分でコントロールできている実感はあるか。
この「自分でコントロールできている実感」は仕事の満足度に最も影響するといわれて
います。「影響の輪」に意識を集中することは人生を大きく変える重要なポイントなの
です。つまり「社会を恨む人」になるか「影響の輪」へ集中できるかどうかブレイン
ロックが外せるかどうかがカギを握ると私は考えています。
「影響の輪」の外で何かしらデメリットになる出来事にされされたとき「自分はどうすれ
ば少しでも有利な状況になれるか」「ほかにどんな方法があるか」「何か抜け道はないか」
といったことを考え続けることが出来るかどうか、これが大きな分かれ道になります。
そして新たな道を見つけることが出来たならば次に「自分には難しいことはできない」
「「新しい場所、新しい業界は危険」「上司が年下なんてかっこ悪い」などといった
無意識に持っているブレインロックを外し前向きに飛び込んでいけるかどうかが大事な
ポイントとなります。
更に詳しく知りたければ下記をご覧ください。
https://www.wakatusmile.com/entry/2022/08/09/143000
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タグ:社会を恨む人の心理