2022年04月11日
ちょい足し会話術 #6 面接で「良い声」を出すためのイメージ
面接では何を訊かれたら何を言おうかということで頭がいっぱいになってしまいがちですが、自分の声そのものに意識を向けることも大切ですね。とはいえ、自分の声が聞き手にどのように聞こえているかはなかなか掴めないもので、特に就職活動の面接のように経験する頻度が少ないほぼ一発勝負の場においては正解がわかりません。場数の多い私でも未だにそう思います。
相手が聞きやすい声質と声量を出すために私が心掛けていることは、自分の声をボールだと思って相手の頭のやや後方を目がけて「山なりに投げる」というイメージで行うことです。「会話のキャッチボール」という表現がありますが、私はこれを会話の内容に限らず物理的な意味でも捉えるということですね。行動の主軸を自分ではなく、外に移すことで行動が独りよがりになることを防いでくれます。「山なりに」投げるというのは相手が体勢を崩すことなくボールをキャッチできるようなボールを投げるというイメージです。このときの山の高さはその部屋の音の響き加減で変わります。音がよく響きそうな部屋なら山は低めですし、あまり響かなさそうな部屋なら心持ち山が高くなります。第一声ではうまく行かなくても、面接中に相手の様子をよく見ながら投げるボールの距離と山の高さを調整すればいいんです。まさに「キャッチボール」ですね。
行動を変えようとするよりイメージを換える方が効果が表れやすいようで、模擬面接中の学生さんにこのイメージを伝えたら発声だけでなく身体の姿勢や表情も良くなりました。また現象を無機質に捉えることは冷静さを保つことにも役立ちます。ぜひお試しくださいね。
相手が聞きやすい声質と声量を出すために私が心掛けていることは、自分の声をボールだと思って相手の頭のやや後方を目がけて「山なりに投げる」というイメージで行うことです。「会話のキャッチボール」という表現がありますが、私はこれを会話の内容に限らず物理的な意味でも捉えるということですね。行動の主軸を自分ではなく、外に移すことで行動が独りよがりになることを防いでくれます。「山なりに」投げるというのは相手が体勢を崩すことなくボールをキャッチできるようなボールを投げるというイメージです。このときの山の高さはその部屋の音の響き加減で変わります。音がよく響きそうな部屋なら山は低めですし、あまり響かなさそうな部屋なら心持ち山が高くなります。第一声ではうまく行かなくても、面接中に相手の様子をよく見ながら投げるボールの距離と山の高さを調整すればいいんです。まさに「キャッチボール」ですね。
行動を変えようとするよりイメージを換える方が効果が表れやすいようで、模擬面接中の学生さんにこのイメージを伝えたら発声だけでなく身体の姿勢や表情も良くなりました。また現象を無機質に捉えることは冷静さを保つことにも役立ちます。ぜひお試しくださいね。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11353191
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック