暮らしにちょい足しブログ

成績が芳しくなかった人に対して何かとネガティブな意味で使われがちな「言い訳」というワード。私はこのワードを目にするたびにモヤモヤしていました。私自身そのワードを発することはないのですが、他人から言われたことはあるんですよね。原因や理由を述べることが何故ネガティブなんだろうと。特にビジネスシーンに於いてはそれらを言語化して明確にしないと改善も出来ないんじゃないかと思うのですが。

考えてみれば「言い訳」というワードを発する人の根には物事に対する期待やその人の価値観があり、その期待に添わなかった人や自分の価値観から外れた人に対する許容度の低さや共感力や柔軟性の欠如が垣間見えます。事実を事実として客観的に捉えようとしているときに出てくるものではなく、そこに感情が入ったときに出てくるワードなんですよね。

自分自身を律するケース以外で「言い訳」というワードを使いそうになったときには一旦立ち止まって、自分の中にある期待や価値観、今の自分の感情について考えてみるのが良いですね。一歩間違うと人を束縛したり恫喝する言葉になり、円滑なコミュニケーションを阻害してしまうということを肝に銘じておきたいものです。