2024年06月06日
ロシア海軍艦隊がキューバを公式訪問 6月12日から17日まで
Cubadebate、2024年6月6日、キューバ革命軍省
2024年6月12日から17日にかけて、フリゲート艦「ゴルシュコフ」、原子力潜水艦「カザン」、石油タンカー「パシン」、救助曳船「ニコライ・チケル」の4隻からなる、ロシアの海軍派遣隊によるハバナ港への公式訪問がおこなわれる。
この訪問は、キューバとロシア連邦のあいだの歴史的な友好関係によるものであり、キューバが締約国となっている国際法規に厳しく則ったものである。いかなる船舶も核兵器を搭載しておらず、そのためわが国での経由は地域にとっての脅威にはならない。
外国の海軍部隊の訪問は、キューバ革命政府による、友好・協力関係にある国家との、歴史的実践である。
ロシア人船員たちは、その滞在中、キューバ革命海軍長やハバナ知事への表敬訪問を含む、活動プログラムをこなす。また、歴史的・文化的名所を散策する。
ハバナ港への到着時には、キューバ国家への挨拶として、艦隊のうちの1隻から21発の礼砲が発射され、これはキューバ革命軍の砲兵隊によってサン・カルロス・デ・ラ・カバーニャ要塞から応酬される。
Arribará a La Habana agrupación de buques de la Marina de Guerra de la Federación de Rusia
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/06/06/arribara-a-la-habana-agrupacion-de-buques-de-la-marina-de-guerra-de-la-federacion-de-rusia/
2024年06月05日
ポロ・モンタニェスの未発表曲を集めたニューアルバム発表
Radio Habana Cuba、2024年6月5日、Prensa Latina
「ホージャス・デル・グアヒーロ」(農民の宝石)は、グルーポ・ポロ・モンタニェスのニューアルバムのタイトルであり、その真のハーモニーにより成功を手にしたこの忘れがたきキューバ人アーティストが作った未発表の10曲を収録している。
このアルバムは、「ウン・モントン・デ・エストレージャス」(たくさんの星々)の作者の生誕69周年となる日のきょう(6月5日)、首都ハバナのホテル・ナシオナル・デ・クーバで公式発表された。
ポロは、多くの自作曲を残しており、このアルバムはずいぶん前からわれわれの夢だったが、ルサフリカ社のホセ・ダ・シルバ社長のおかげで実現可能になった、と同グループの音楽監督であるアマウリ・ロメロはプレンサ・ラティーナとの独占会見で強調した。
レコード・レーベル「Bis Music」によって製作された「ホージャス・デル・グアヒーロ」は、ポロ・モンタニェス(1955-2002)の作品が通常そうであったように、さまざまなジャンルに及ぶメロディーを含んでいる。
われわれにとっては夢が実現となり、これが彼の誕生日に実現したことで感動と同時になつかしさでいっぱいになっている、とロメロは述べた。
このアルバムは6月15日からフランス国内、およびすべてのデジタルプラットフォーム、そしてキューバのアルテックス社店舗ネットワークで販売開始となる。
また、6月7日から9日にかけてキューバ西部ピナール・デル・リオ県の観光複合施設ラス・テラサスで開催される、「ポロ・モンタニェスのための国際お祭りイベント」でもプロモーションされる。
コロンビア、フランスなど海外でのコンサートの確認が多々ある、とロメロは話した。
同アルバムの名付け親であるホセ・ダ・シルバによると、「グアヒーロ・ナトゥラル」(生粋の農民=ポロ・モンタニェスのニックネーム)の音楽と歌詞にはたくさんの感情があり、その歌詞の一つひとつに愛情とキューバ的なものを横溢させるその能力がつねに思い起こされている。
Grupo Polo Montañez - La Suegra
Polo Montañez - Un Montón De Estrellas (Original Version)
Guajiro Natural
Polo Montañez - La Última Canción
Polo Montañez - Flor Pálida (Original Version)
Las Joyas del guajiro Polo Montáñez
https://www.radiohc.cu/noticias/cultura/356638-las-joyas-del-guajiro-polo-montanez
2024年06月02日
ビジャ・クララで交通事故 1人が死亡 26人が負傷 自家用車とバスが衝突
Cubadebate、2024年6月2日、CMHW
きょう日曜日(6月2日)の午後、38人の乗客を乗せてカヨ・サンタマリアから「アベル・サンタマリア」国際空港に向けて運行していたトランスガビオタ社のバスと、自家用車とのあいだで交通事故が起き、1人が死亡、26人が負傷した。
報道によると、この事故はビジャ・クララ県カマフアニー市のクルセーロ・デ・カルミタと呼ばれる地域の、クルバ・デ・ラ・ミネルバを過ぎた地点で発生した。
現時点まで、自家用車の運転手であったキューバ人の死亡が報告されている。
事故後、子どもたち6人を含む26人の負傷者が治療を受けた。カマフアニーの「オクタビオ・デ・ラ・コンセプシオン」診療所で一次介護がなされた。そのあと、負傷者はサンタ・クララの小児病院と「アルナルド・ミラン・カストロ」病院に搬送された。
すぐに、党および政府の幹部や、消防隊、赤十字、緊急医療システムが活動をはじめ、負傷者への介護を提供した。観光省の当局者も現場にかけつけた。
きょう日曜日の夜に入り、負傷者のうちの一人が重体となっている。
Un fallecido y 26 lesionados en accidente de tránsito en Camajuaní, Villa Clara
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/06/02/un-fallecido-y-26-lesionados-en-accidente-de-transito-en-camajuani-villa-clara/
井戸と兵士と救われた命 ラサロとアベルの物語
Cubadebate、2024年6月5日、Lázaro Boza記者
キューバのピナール・デル・リオ県マントゥア市にあるアロージョス・デ・マントゥア沿岸地区からニュースが届いた。
同地区の住人、ラサロ・イグレシアス・バルデスが25メートルの深さのある井戸を清掃するため、井戸の底に降りることに決めた。
底に着くと、酸素不足のため混乱が生じ、意識を失った。
井戸の口にいた同僚たちは事態に気づき、地元の医療サービスに連絡することにした。
しかし酸素不足と低体温が高じたラサロを救う手段も訓練もなく、ほとんど何もできなかった。
それで内務省(MININT)の国境警備部隊の戦闘員たちに助けを求めた。
彼らのなかに「特別派遣」グループの若き兵士、アベル・マルティネス・フィアージョがいた。
マルティネス・フィアージョは、もしラサロがさらに5分以上井戸の底にいたら待ちうけている致命的な結末を察知し、井戸の底に降りて、彼を助けることを決意した。
兵士はロープを結んで、狭い空洞の底まで着いた。
「助けに来ました」、とラサロに言って、酸素不足と戦いながら、ラサロをロープでつなぎ、引き上げるよう合図を送った。
ラサロはすぐに同沿岸地区の医療所に搬送された。
そこで、アリアン・アルトゥーロ・イスキエルド医師と彼の医療チームが、応急処置を施し、生命兆候を安定させた。またマルティネス・フィアージョ兵士にも厳格な検査をおこなった。
1時間後、意識が回復し、容体が安定し、マントゥアの第一緊急総合病院に送られた被害者は、キューバ国境警備隊の若者の勇気、高度な肉体的・心理的備え、決断力、技能のおかげで、この危険から回復している。
しかし兵士アベル・マルティネス・フィアージョは自らを英雄とは考えていない。
「あの状況でやるべきことをやった。そうしないと家庭の父である一人の男性が亡くなるところだった」、と彼は言う。
彼の謙虚さは偉大で、住民たちの感謝はひじょうに大きい。マルティネス・フィアージョ、質素な家庭の息子、祖国の兵士。疑いなき一人の英雄である。
ありがとう若者よ。
Un pozo, un soldado, una vida salvada: La historia de Lázaro y Abel
http://www.cubadebate.cu/especiales/2024/06/02/un-pozo-un-soldado-una-vida-salvada-la-historia-de-lazaro-y-abel/
2024年06月01日
キューバの名優 コリーナ・メストレ死去
コリーナ・メストレ
Cubadebate、2024年6月1日
キューバのアルピディオ・アロンソ文化大臣はXで、偉大な女優で教育者のコリーナ・メストレがきょう土曜日ハバナで死去した、と発表した。
「キューバ文化はもっとも偉大な人物の一人を、そしてキューバ革命は一人の忠実な闘士を失った。愛する姉よ、あなたの作品と模範に永遠の感謝を!」、と大臣は書いた。
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は同じくXでこう書いた。「わが誠実な友、協力者、教師、愛国者の死に、深く悲しんでいる」。
ディアスカネル大統領はこうつけくわえた。「彼女の夫と息子、そしてもっとも情熱的な擁護者の一人を失ったキューバの国民をわたしは抱擁する」。
キューバTV(2024年6月1日)
Fallece la actriz y pedagoga cubana Corina Mestre
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/06/01/fallece-la-actriz-y-pedagoga-cubana-corina-mestre/
2024年05月27日
サンタ・クララを通過の列車に投石 キューバ
Cubadebate、2024年5月27日
キューバ鉄道連合は、フェイスブック公式アカウントを通じて、きょう月曜日(5月27日)の午前1時に、中央線27万7500km地点、サンタ・クララ市内の製材所付近で、ハバナ-オルギン間の列車への嘆かわしい投石があった、と発表した。
「身勝手な者たちが、人びとの安全を危険にさらし、わが国の国民が使うために用意されている手段に対して攻撃している」、と同投稿は述べている。
また、この性質の事件は、鉄道サービスの安定性と快適さを保証しているこれらの車両設備の技術的な利用可能性を維持し増強するという、キューバ鉄道連合とその労働者の努力を妨害するものである、と主張している。
車両の窓ガラスに生じた損害
Denuncia Unión de Ferrocarriles hecho de apedreamiento del tren nacional La Habana-Holguín
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/27/denuncia-union-de-ferrocarriles-hecho-de-apedreamiento-del-tren-nacional-la-habana-holguin/
サンティアゴ・デ・クーバでオロプーシュ熱ウイルスを確認 症状は軽症 キューバ
Cubadebate、2024年5月27日
キューバ公衆保健省(MINSAP)は公式サイトで、サンティアゴ・デ・クーバ県のサンティアゴ・デ・クーバ市とソンゴ・ラ・マージャ市におけるオロプーシュ熱ウイルスの確認について発表した。
このウイルスは、ペドロ・コウリ研究所(IPK)の国立リファレンス研究室で調査された標本をもとにした、不特定の発熱症候群の追跡および監視作業によって検知された。
MINSAPによると、これらのすべての症例は、発病から3日〜4日たち、症状が改善され良好に回復しており、感染の連鎖を断ち、できるだけ短時間でこの感染症のコントロールを達成するための昆虫疫学的対策が展開されている。
この感染症の結果として生じる症状は軽く、5日〜7日間の潜伏期間があり、発熱、頭痛、筋肉痛・関節痛が特徴であり、場合によっては、嘔吐や下痢も生じる。このウイルスに関して、重体や危篤となるケースは報告されておらず、死者もいない。特別な治療は存在せず、症状を和らげるための一般手段のみである。
パンアメリカン保健機構(OPS)は、米大陸地域におけるオプローシェ熱の発生に関する疫学的最新情報を発した。このウイルスは、蚊やコバエなどの種類の昆虫を媒介にして伝染し、ブラジル、コロンビア、エクアドル、フランス領ガイアナ、パナマ、ペルー、トリニダード・トバゴの農村および都市共同体において習慣的な感染がみられている。
今年は、ボリビア他民族国、ブラジル、コロンビア、ペルーにおいて、同感染症が報告されている。
キューバTV(2024年5月27日)
キューバTV フランシスコ・ドゥラン博士による解説(2024年5月27日)
Reportan casos de Fiebre de Oropouche en Santiago de Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/27/reportan-casos-de-fiebre-de-oropouche-en-santiago-de-cuba/
2024年05月26日
サンクティ・スピリトゥスでバス事故 3人が負傷
Cubadebate、2024年5月26日、Escambray
サンクティ・スピリトゥスのエル・サラド地区で土曜日(5月25日)の午後発生したバス事故で、3人が負傷した。
このバスは、サンクティ・スピリトゥス市と、漁村トゥナス・デ・ササまでのルートを運行していた。
負傷者ははじめ、トゥナス・デ・ササの医療所で介護されたあと、県都の医療施設へ搬送された。
サンクティ・スピリトゥス県の党委員会第一書記イスベル・レイナによると、同地域の防衛評議会当局者が事故現場に向かった。
Accidente de ómnibus en Sancti Spíritus deja tres heridos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/26/accidente-de-omnibus-en-sancti-spiritus-deja-tres-heridos/
2024年05月25日
シルビオ・ロドリゲス 創設98周年のエクアドル共産党を祝う
シルビオ・ロドリゲス
Radio Habana Cuba、2024年5月25日、Prensa Latina
キューバ人歌手のシルビオ・ロドリゲスはきょう土曜日(5月25日)、創設98周年を迎えたエクアドル共産党(PCE)にお祝いの手紙を送った。
ネオファシズムが復活しているかのようなこのときに、社会正義のために戦う人びとがより一層不可欠になっている、とシルビオ・ロドリゲスはプレンサ・ラティーナが入手したその文書で述べている。
一方、PCEはSNSでこのキューバの歌手のふるまいに感謝を示し、今回の記念を経ていっそう堅固になり、反帝国主義と反資本主義の戦いに向けて前進することを確認した。
PCEはきょう、沿岸のグアヤキル市で創設98周年を祝う式典を開き、同党のハイメ・エドゥアルド・ハラミージョ総書記が今年11月15日から17日にかけて臨時全国評議会を開催することを発表した。
シルビオ・ロドリゲスからPCEへのお祝いの手紙
Cantautor Silvio Rodríguez felicita a Partido Comunista de Ecuador
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/355652-cantautor-silvio-rodriguez-felicita-a-partido-comunista-de-ecuador
2024年05月24日
アルテミサ-ハバナ間の列車運行の詳細を発表 エドゥアルド・ロドリーゲス・ダビラ運輸大臣
Cubadebate、2024年5月24日
キューバのエドゥアルド・ロドリーゲス・ダビラ運輸大臣はきょう(5月24日)、自身のフェイスブックアカウントを通じて、住民側からの大きな要望と受け入れがあり最近復旧したサービスである、アルテミサ-ハバナ間の列車の停車駅についての情報を発表した。
「この列車は1日に2便運航する。第一便はアルテミサ県マリエルのアンゴスタ駅を午前8時20分に出発し、ハバナ市トゥリパンの11月19日駅まで運行する。そのあと10時20分にアルテミサ駅まで戻る」。
「アルテミサ市からトゥリパンまでの午後の運航は、12時20分に出発し、午後3時20分に復路便が出る」。
「最後に、午後5時40分にアルテミサ市から、列車が停泊するマリエルのアンゴスタ駅までの運航がなされる」、と述べた。
また、きょう午後6時30分にフェイスブックでの配信でその他の詳細を提供することを伝えた。
フェイスブックでの配信 El servicio de trenes nacionales a debate(2024年5月24日)
¿Cuáles son las paradas del tren Artemisa - La Habana?
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/24/cuales-son-las-paradas-del-tren-artemisa-la-habana/