2019年10月22日
キューバ 11月3日から標準時間に
Juventud Rebelde、2019年10月22日
11月3日(日曜日)の午前1時に時計の針を1時間戻さなければならない。これによってキューバ全土が標準時間となり、同時間を適用している北半球の国々と一致する。
標準時間の適用によって、人口光の使用が最大になり、これは午後5時から夜9時までに起きる電力ピーク時に電力需要を増加させる。
したがって、エネルギー合理的利用管理事務所 (ONURE)は、家庭や職場での、生活習慣としての節約を奨励するための呼びかけをおこなっている。その時間帯には、家事をピーク時以外にずらすよう心掛けながら、必要な照明と機器だけを使うことが求められている。
家族のために、地域のために、キューバのために、いま、節約しましょう。
Se restablecerá el horario normal el 3 de noviembre
http://www.juventudrebelde.cu/cuba/2019-10-22/se-restablecera-el-horario-normal-el-3-de-noviembre
2019年10月21日
キューバ主要銀行 外貨口座開設の申請受付を開始 新経済政策に対応
Cubadebate、2019年10月21日、ACN
「バンコ・メトロポリターノ」、「バンコ・ポプラル・デ・アオーロ(BPA)」、「バンコ・デ・クレディト・イ・コメルシオ(BANDEC)」の各銀行は今週月曜日(10月21日)から自然人に対して磁気カード発行による自由兌換通貨口座の開設を提供する。これは非営利目的の製品輸入と、それらの小売業者ネットワーク各店での購入を可能とするものである。
10月15日に発表されたこれらの政策についてバンコ・メトロポリターノは、同行がこの新たな挑戦を十分に成し遂げるために、この業務を組織し、そのための幹部と労働者を準備するための活動グループを立ち上げた、と発表した。
また、同行本社が各地区・各支店の責任者とともに、現段階で優先される手続きと情報インフラを説明するための会合をおこなっていることを明らかにした。
同様に、銀行スタッフは、住民に最適で質の高いサービスを提供するための教育を受けている。
新規口座は自然人の身分証明書のみの提示による申請に対して開設され、その反映は3日から7日以内(ハバナおよび各県都)または10日以内(その他の地域)におこなわれる。
また海外からの送金による預金も可能となり、ほかの外貨口座からや、同口座間での送金も可能となる。
預金はまた、先日テレビ番組「メサ・レドンダ」で銀行当局者たちが発表した通り、米ドル、ユーロ、ポンド、カナダドル、スイスフラン、メキシコペソ、デンマーククローネ、ノルウエークローネ、スウェーデンクローナ、日本円の各現金でも可能である。
先日発表された一連の政策は、国内産業を活性化し、海外に流出している外貨を捕獲し国内市場に補填する、という目的を持っている。
ラス・トゥナスの人びと、MLC口座開設に高い関心
ラス・トゥナスの各銀行支店での行列が、10月21日に同県でも提供開始されたサービスである、自由兌換通貨機能を持つ磁気カード付きの米ドル口座開設への人びとの関心を示していた。
このように、ラス・トゥナスのBPAとBANDECの全支店で、キューバ国民またはキューバに居住している外国人は自身の身分証明書を提示するだけでこの新たな口座を開設することができる。
申請の契約がなされたら、磁気カードは、県都で申請した場合は3日から7日、その他の県内で申請した場合は10日までに引き渡される。
潜在顧客のアクセスを促進するため、BPAの場合、磁気カードの申請手続きは、バルトレ、ラス・パーラス、あるいは県都のカサ・ピエドラ地区でのように、すでに本部と電子的に接続されているいくつかの出張所でもおこなうことができる。
キューバTV(2019年10月21日)
Desde este lunes inicia habilitación de tarjetas magnéticas en monedas libremente convertibles
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/21/desde-este-lunes-inicia-habilitacion-de-tarjetas-magneticas-en-monedas-libremente-convertibles/#.Xa6i7uj7TIW
2019年10月17日
アリシア・アロンソ死去 98歳 キューバが誇る世界的バレリーナ
アリシア・アロンソ
PL、2019年10月17日
世界的にもっとも著名なキューバ人バレリーナのアリシア・アロンソが98歳で死去した、とキューバ国立バレエ団(BNC)が発表した。
この伝説的アーティストは20世紀の前半に米国のアメリカン・バレエ・シアターとBNCの結成に参加した。
才能と決断がアロンソについての伝説を織りなした。それらはその名人芸の技術と古典作品における解釈にかかわるものであり、他方、視力喪失の進展にもかかわらずバレエを続ける決断と、後年まで舞台で現役を維持する意思に関係するものである。
プリマ・バレリーナ・アッソルータの称号を持つアロンソはBNCとハバナ国際バレエフェスティバルを率い、振り付けをつけていた。
「芸術はひとびとのあいだの理解や対話に貢献できる。なぜなら全人類のあいだの最高かつもっとも純粋な一致を示しているからである」、とアロンソはプレンサ・ラティーナに語ったことがあった。
アリシアと、フェルナンド、アルベルトのアロンソ兄弟によって創設されたキューバのバレエ学校BNCは、米大陸で唯一のバレエ学校であり、世界六大バレエ学校の一つである。
彼ら3人が1948年に創設したBNCは昨年、キューバ政府によって国の文化的遺産として表彰された。
このアロンソ3人については、アリシアは巨匠フェルナンドがキューバの学校の基礎メソッドを書いていたときにモデルを務め、振り付け分野からのアリシアの最初の偉大な擁護者であるアルベルトの振付の大部分をアリシアは主演した。
この偉大なバレリーナは、キューバの国家ダンス賞、スペインの「シルクロ・デ・ベジャス・アルテス」金メダル、大陸の著名人のみに与えられる栄誉のALBA芸術賞を受賞した。
2000年に、キューバ共和国の国家評議会はアロンソに対して、キューバ最高の栄典であるホセ・マルティ勲章を授与し、また2015年には、同評議会は、ハバナ大劇場の名称にアリシア・アロンソの名前を加える決定をおこなった。
同劇場の内部では、お気に入りの古典作ジゼルを踊る絶頂期のアロンソの銅像が、訪問者たちの視線を魅了している。
アロンソは2003年に、当時のジャック・シラク仏大統領からレジオンドヌール勲章オフィシエを授与され、また2002年にはユネスコ親善大使として就任した。
また、ユネスコは2018年にスペイン、マドリードのレイ・フアン・カルロス大学にアリシア・アロンソイベロアメリカダンス講座を正式に開設した。
2019年1月からは、BNCの演技指導を弟子のひとりであるプリマ、ビエングサイ・バルデスと共同した。こうしてアロンソが創設に貢献した同学校はその存続を保証されている。
さらに多くの賞がこの伝説の芸術家のキャリアを飾った。その中には、古典ダンスによるラテンリズムの真の促進者として評価されラテン音楽協会によって授与された「世紀のスター」賞がある。
ただし、いかなる賞も、キューバにおけるバレリーナの中心的模範としてのアロンソの足跡には匹敵しない。
その足跡は、現在のすべてのダンサーを、その高い要求によって後押ししている。
キューバTV アリシア・アロンソとダンス
キューバTV アリシア・アロンソ死去(2019年10月17日)
キューバTV アリシア・アロンソの足跡(2019年10月17日)
キューバTV アリシア・アロンソの足跡(2019年10月17日)
キューバTV アリシア・アロンソの足跡(2019年10月17日)
キューバTV アリシア・アロンソがフィデルとの逸話を語る
Fallece Alicia Alonso, bailarina más universal de Cuba
https://www.prensa-latina.cu/index.php?o=rn&id=313590&SEO=fallece-alicia-alonso-bailarina-cubana-mas-universal
2019年10月16日
キューバ中央銀行総裁が説明 外貨での購入にはカード付米ドル口座の新規開設が必要
説明するイルマ・マルガリータ・マルティネス・カストリジョン中央銀行総裁(右から2人目)
Cubadebate、2019年10月17日、Oscar Figueredo Reinaldo記者ほか
国民の疑問や意見の大半は銀行に関するテーマと関係している。特に米ドルに適用される10%の課税についてである。
キューバ中央銀行のイルマ・マルガリータ・マルティネス・カストリジョン総裁は、この課税は2004年に米国によるわが国の金融取引に対する封鎖強化と迫害によって定められた、と回想した。この米国による封鎖政策は現在強固になっており、そのため、現在の状況においてこの課税を廃止することは可能ではない。
- なぜ課税は米ドルの現金に対してだけなのか。
米ドルが現金で、つまり紙幣で預金されるとき、それを国際取引で使うためには、キューバはそれを海外に送金し、受け取りを望む銀行を見つけなければならない。これは危険と高いコストを伴う。そのために課税が適用される。
預金が銀行経由で起きるときはこの課税の対象にはならない。なぜなら、海外の口座に入り、すぐに国は購買のための資金として使えるからである。
ドル以外の外貨はこの課税の対象ではない。
- なぜ以前米ドルで開設した口座は課税されなかったのに、今回米ドルの「現金での預金」を受け取る口座は課税されるのか。
2004年に決議80号が施行されたときに、米ドルで開設されたそれらの口座の手続き(それは現在まで維持されている)が定められた。それらの口座の取り扱いが尊重され、そのためいかなる課税もなく維持された。その方法はいまだ機能している。しかし海外からの預金によってのみ残高を増やせると定められた。
- なぜ口座は米ドルで参照されるのか。
なぜならショップでの価格はその通貨(米ドル)で参照されているからである。これは、ショップでの購入である場合、客にとってより明白である。
- 口座への入金は米ドルだけでなければならないか。
口座の持ち主は米ドルで預金することができるが、同じくユーロ、ポンド、カナダドル、スイスフラン、メキシコペソ、デンマーククローネ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローナ、日本円でも可能である。
米ドルではないその他の自由兌換通貨を使う場合には、その通貨の現在の為替レートが適用され、それは各銀行支店の情報ボードで確認できる。
- 新たに銀行口座を開設するために必要な最低残高はいくらか。
口座の開設時には最低残高はなく、利子は計算も適用もされない。口座は残高ゼロで開設できる。
- 新しいカードは利用時に割引還元の対象になりえるか。
割引還元の対象になることはできない。というのは今回のは自由兌換通貨に関するものだからである。銀行はその資金が国内通貨である口座のカードだけを還元対象としている。
- ビザカードまたはマスターカードは使えるか。
ビザカードもしくはマスターカードの所有者であれば、新しいショップでの買い物にそれを使うことができる。もしそのカードが自分のものでなく、ATMでお金を下ろすために使っているだけであれば、直接それを実行することはできない。その場合、MLC(自由兌換通貨)で裏付けられた米ドルの口座を作り、そこに預金しなければならない。
- 自由兌換通貨を入手する可能性は維持されるか。
CUCもしくはCUPでの磁気カードを持っている場合、自然人は自由兌換通貨の購入のために、その求める外貨の銀行支店での為替レートに応じて、その口座残高を使うことができる。しかし磁気カード付の米ドル口座を作り、そこに自由兌換通貨で預金しなければならない。
キューバTV メサ・レドンダ 新経済政策発表第二回(2019年10月16日)*中央銀行総裁説明開始時に設定済み
Será necesario crear una cuenta en USD asociada a tarjeta magnética
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/16/autoridades-cubanas-responden-inquietudes-de-la-poblacion-sobre-nuevas-medidas-economicas/#anexo-1264923
ドル化ではなく自国通貨は維持される アレハンドロ・ヒル経済企画相が説明
アレハンドロ・ヒル・フェルナンデス経済相(左から2人目)、国民の懸念に対して説明
Cubadebate、2019年10月16日、Oscar Figueredo Reinaldo記者ほか
「国の経済はドル化に後戻りしているのか?」、が今週水曜日の番組「メサ・レドンダ」でアレハンドロ・ヒル・フェルナンデス経済企画相が返答した懸念の一つだった。これについてヒル大臣は「ふたつの国内通貨CUCとCUPは維持される。今回のことは特定の製品と特定のショップにおける米ドルでの販売に関することだ」、と述べた。
ヒル大臣は、他の通貨も口座で取り扱われ、ドルが参照通貨として用いられる、と述べた。
「これは、企業システムにおける外貨の配分に集中したメカニズムから、より金融的なメカニズムへの移行に関するものである。たとえば、現在、輸出による収入から、輸入のための外貨が割り当てられる。これらのドルは国庫に入り、業界に割り当てられる。これは経済のドル化ではない」、とヒル大臣は明らかにした。
ヒル経済相は、これから各企業は自社の再構築のために、かつ自前の管理からドルを受け取ることになる、と説明した。 「別の通貨が加わるのは確かである。しかし現金の形で流通することはない。ドルでの取引や業務はおこなわれず、電子商取引を通してなされる」。
ヒル・フェルナンデス大臣は、これは経済のドル化ではなく、「行政的配分に集中したメカニズムから金融手法に移行していくために、企業システム内部に向けたインセンティブを作り出すことである」、と強調した。
「われわれは、国内通貨を廃止したり、ほかの分野でドルやその他の外貨による販売を拡大するつもりはない。今回の目的は、外貨を獲得し、これを国内で確保し、それらが企業システムに一元的に到達し、需要に対応できるようにすることである」、とヒル大臣は述べた。
テレビ番組のなかで、ヒル経済大臣は、今回発表された措置の目的の一つは、国内の産業と金融の強化である、と想起した。 「これはわれわれに通貨と為替の統一に取り組むためのより良い環境をもたらす」と大臣は述べた。
「経済促進についてわれわれがおこなうすべてのことは、万人の利益のために獲得した外貨の再分配のためのより良い環境を作り出す道を目指しながら、国民について考えることである」とヒル・フェルナンデス大臣は述べ、今回の決定によって現在キャパが低い雇用を回復させることができる、と付け加えた。
「現時点で機能している従来の仕組みからは、経済も国民全体も恩恵を受けていない」とヒル大臣は強調した。
アレハンドロ・ヒル・フェルナンデス経済企画相(メサ・レドンダ、2019年10月16日)
キューバTV 「メサ・レドンダ」新経済政策発表第二回(2019年10月16日)
¿El país está regresando a una dolarización de su economía?
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/16/autoridades-cubanas-responden-inquietudes-de-la-poblacion-sobre-nuevas-medidas-economicas/#anexo-1264903
キューバ政府 経済対策を発表 外貨での商品売買を許可
テレビ番組「メサ・レドンダ」で経済政策が発表された
Radio Habana Cuba、2019年10月16日、PL
キューバ政府は昨夜(10月15日)、国内経済を活性化し製品の国内需要を満たすための、外貨での物品販売を含む、売買に関する対策を発表した。
キューバのサルバドール・バルデス副大統領は、その目標は、多くのキューバ国民が海外で購入したあと国内で販売している非営利目的の商品輸入を整えることである、と説明した。
「それらの製品を購入するために流出している現金は無視できない桁に上ると推定されており、わが国の産業とチェーン店を充実させるための外貨資源としてこれを獲得しなければならない」、と副大統領は語った。
この状況に対して、家電製品、自動車部品、その他の商品を外貨で販売する70以上の店が用意され、また、国営企業を通じた製品輸入が許可される。
このために、磁気カード付きの米ドル口座開設ができるようになり、ユーロ、ポンド、カナダドル、スイスフラン、メキシコペソ、デンマーククローネ、ノルウエークローネ、スウェーデンクローナ、日本円での預金も可能となる。
バルデス副大統領は、国内生産および国民による需要と必要性がもっとも大きい製品にあてられる原材料や物資の輸入に対して優先的に関税の値引きと免除の付与が決定された、と説明した。
この措置は、チェーン店や商社によって輸入されたものに対して適用され、コスト削減と同時に、国民への販売価格の値下げを可能にする、と副大統領は指摘した。
また、一般人がアクセスする輸入企業を通じて商品提供を促進するために手数料による商品委託が用いられる、と副大統領は述べた。
一方、目標は、国内産業を活性化し、雇用を生み出し、国内需要を満たすことである、とアレハンドロ・ヒル経済相はコメントした。
国内の需要に対応するために禁止ではなく提供に関して取り組んでいく、と語ったヒル経済相は、米国の封鎖の再強化によって国が直面している背景を回想した。
国内産業を促進し奨励する必要があり、そのためには国から流出する外貨を獲得しなければならない、とヒル経済相は強調した。
また、イルマ・マルガリータ・マルティネス中央銀行総裁は、国内の銀行システムは今回の政策を支援する用意ができている、と語った。
わが国の現行の支払いシステムはキューバペソだけを対象に機能しているが、他の通貨で売買を受け入れられる環境が存在している、とマルティネス総裁は述べた。
メイシ・ボラニョス財政価格大臣は、これらの対策は生産過程の効率に貢献するだろうと、予測した。
価格は固定ではなく、製品の質と性能に応じて定められている、とボラニョス大臣は明らかにした。
キューバTV メサ・レドンダ(2019年10月15日)
キューバTV メサ・レドンダ ダイジェスト
Cuba potencia su economía y busca satisfacer demanda interna
http://www.radiohc.cu/noticias/economy/204993-cuba-potencia-su-economia-y-busca-satisfacer-demanda-interna
2019年10月15日
キューバ 包括的核実験禁止条約への署名を決定
Radio Rebelde、2019年10月15日
キューバは現在183か国で構成している包括的核実験禁止条約機関への加盟を決定した。エルバ・ロサ・ペレス・モントーヤ科学技術環境相が、ホテル・ナシオナル・デ・クーバで開かれている「科学と科学外交に関するワークショップ」での演説の際にこれを発表した。
この条約は核実験を検出する技術を整えるだけでなく、地震を含む自然災害について予防し警告するためのものである、と大臣は説明した。
ペレス・モントーヤ大臣は、これはいかに科学を平和目的で使用しうるかという実証であると語り、すべての政府がそのような崇高で建設的な目的を公言しているわけではないことを残念がった。
その意味で、科学技術環境大臣は、米国によってわが国に対して60年近く前から課せられ、各燃料船の迫害にまで至っている経済金融商業封鎖の激化の影響を非難した。
スイスのウィーンを本部とする包括的核実験禁止条約機関のラシーナ・セルボ事務局長は、同会合で演説し、キューバは気候変動や貧困と病気の根絶に対して諸国を結集する目的を追い求める協調主義の明確な見本となっている、と主張した。
キューバTV 「核技術と先端技術の国際ワークショップ」がキューバで開幕(2019年10月14日)
Anuncia Cuba su incorporación al Tratado de Prohibición de Ensayos Nucleares
http://www.radiorebelde.cu/noticia/anuncia-cuba-su-incorporacion-tratado-prohibicion-ensayos-nucleares-20191015/
2019年10月14日
キューバ革命にとって一人の子どもほど大事なものはない ミゲル・ディアスカネル大統領
Cubadebate、2019年10月14日
キューバのミゲル・ディアスカネル・ベルムーデス大統領はきょう(10月14日)ツイッターに投稿し、赤ちゃんパロマ・ドミンゲスの死を悼み、公共保健省が調査し、被害にあったほかの子どもたちを熱心に介護していることを確認した。
ミゲル・ディアスカネル・ベルムーデス
@DiazCanelB
痛ましい赤ちゃんパロマの死。ご両親に哀悼の意を。公共保健省は調査しており、ほかの被害を受けた子どもたちを熱心に介護している。反対派による政治操作を断罪せよ。キューバ革命にとって一人の子どもほど大事なものはない。
#RevoluciónCubana. #SomosCuba
2019年10月14日 7:33
1歳のパロマ・ドミンゲス・カバジェーロは10月9日に首都ハバナのボラース・マルファン病院でMMRワクチンの接種後の合併症の結果死亡した。このワクチンはおたふく風邪、風疹、はしかを予防するもので、公式スキーマにより1歳児と6歳児に適用されている。
公共保健省の公式リリースによると、今年の10月7日から8日にかけて3人の1歳児が予防接種に関係した有害事象と診断された。それらの子どもたちは10月7日にハバナの東ハバナ市アラマールにあるベタンコート・ネニンヘル・ポリクリニックで接種を受け、症状が出たあと、ボラース・マルファン小児病院とセントロ・ハバナの小児病院に入院した。
キューバ大統領はツイッターの投稿で、亡くなった女の子の事例を対象とした政治的操作を嘆き、キューバ革命にとってひとりの子どもほど大事なものはない、と回想した。
この発表がなされた時点までに、ほかの4人の子どもたちが入院を続けており、そのうち集中治療を受けている女の子は容体が安定しており、そのほかの3人は良好に回復中である。
MMRワクチンはキューバで何年も使われており、インドから輸入し、世界保健機構(WHO)によって承認され、キューバ国家医薬品医療機器管理機関(CECMED)に認定されている。
Díaz-Canel expresa condolencias a padres de bebé fallecida: “Nada más importante que un niño para la Revolución cubana”
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/14/diaz-canel-expresa-condolencias-a-padres-de-bebe-fallecida-nada-mas-importante-que-un-nino-para-la-revolucion-cubana/#.XaSY8EYzbIU
2019年10月12日
MMRワクチン接種後に1歳の女の子が死亡 ほか4人も有害事象 キューバ
Cubadebate、2019年10月12日
今年10月7日から8日にかけて1歳の子ども3人が、おたふく風・風疹・はしかを予防するMMR三種総合ワクチン接種に関係した有害事象と診断された。MMRは公式のスキームにより1歳児と6歳児に実施されているものである。
この3人は全員、ハバナ県東ハバナ市のポリクリニック「ベタンコート・ネニンヘル」で接種を受けていた。症状が出たあとすぐに「ボラース・マルファン」小児病院やセントロ地区の各小児病院に入院し、高度な科学的レベルの専門家による医療を受けた。
その健康地域で予防接種を受けたすべての子供に対して実施された積極的な調査によって、症状のある子どもがさらに2人発見され、それが入院のきっかけとなった。
痛々しいことに、10月9日の夜間、「ボラース・マルファン」病院に入院していた1歳の女の子パロマ・ドミンゲス・カバジェーロちゃんが、合併症の結果、死亡した。ほかの4人の子どもたちは入院を続けている。うち集中治療を受けている女の子は容体が安定しており、ほかの3人は良好に回復している。
全国でおこなっている予防接種に関係した事象の積極的なサーベイランスシステムは、症状を持つこれ以外の子どもを確認していない。
MMRワクチンはキューバでは何年も使われ、インドから輸入されており、世界保健機関(WHO)によって承認され、キューバ国家医薬品医療機器管理機関( CECMED )によって認定されている。
公共保健省の委員会はこの痛ましい出来事を引き起こした原因を調査している。
公共保健省、2019年10月12日
MINSAP informa sobre lamentable suceso asociado a vacunación con PRS en La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/12/minsap-informa-sobre-lamentable-suceso-asociado-a-vacunacion-con-prs/#.XaPS2EYzbIU
2019年10月11日
シルビオ・ロドリゲス メキシコでの国際トローバ・フェスティバルに出演 12月7日
シルビオ・ロドリゲス、メキシコでの国際フェスティバルに登場
Cubadebate、2019年10月11日
シルビオ・ロドリゲスがメキシコのユカタン州メリダ市での国際トローバ・フェスティバルにゲスト出演する。同公演は12月7日の土曜日19時から、国際トローバ・フェスティバル開催地のパセオ・デ・モンテホでおこなわれる。
シルビオはこのステージで、ニウルカ・ゴンサーレス、ホルヘ・アラゴン、ホルヘ・レジェス、エミリオ・ベガ、オリベル・バルデス、トロバローコ(ラチド・ロペス、マイケル・エリサルデ)と共演する。
5千席が販売され、それ以外に1万5千席が無料で開放される。
トローバ国際フェスティバル @Trova_Festival
もう知ってた?
歌手で、詩人で、根っからのトロバドールで、革命家のシルビオ・ロドリゲスが初めてユカタンに
🤩 2019年12月7日
#SilvioRodríguez #Trovadores
2019年10月7日16:26
シルビオ・ロドリゲスはこれまで500曲以上を作曲し、スペイン語圏全域、米国、ヨーロッパ、アフリカで著名な存在である。そのキャリアにおいて世代を超えた若者たちの思想に大きな影響を与えてきており、これをシルビオは「最高の褒賞」と表現している。新しい世代に好まれ続けることは、すべての伝統的作者にとって大きな挑戦であり、すぐれた仕事に対する報酬だからである。
Silvio Rodríguez participará en el Festival Internacional de la Trova en México
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/11/silvio-rodriguez-participara-en-el-festival-internacional-de-la-trova-en-mexico/#.XaFVQUYzbIU