2024年07月07日
キューバ内務省 米国発の対キューバ・テロ計画を未然に防止
Cubadebate、2024年7月7日、Prensa Latina
内務省(Minint)部隊は、米国から組織され資金提供を受けた対キューバテロ計画を未然に防止した、と同省はきょう日曜日(7月7日)にグランマ紙に掲載された声明で発表した。
同省の専門組織による捜査の結果、海路から不法にキューバに侵入し、武器と弾薬を持ち込んだキューバ人のアルデニィス・ガルシア・アルバレスと、国内に居住するその他の関係者が逮捕された、と声明は詳細を説明している。
ガルシア・アルバレスは2014年、米国に違法な形で移住していた。
彼らの行動は、暴力的行動を行使するための新たな募集計画の一部であった、と内務省声明は述べ、2023年12月にキューバ政府が対キューバのテロを支援している人物や機関のリストを官報に発表したことに言及した。
その2日後、米国居住のキューバ人が実行しようとしていた、わが国での暴力行動を行使するための新たな募集計画の無効化について予備情報が発表された、と声明は述べている。
内務省部隊の作戦行動は、米国からふたたび編成され、指揮され、資金提供を受けた計画の具体化を防ぎ、事件および関係者に焦点をあてた捜査過程を生み出した。
キューバTVは、7月8日(月曜日)の夜の全国ニュース放送終了後に、テロ計画と行動および主要な関与者を示す証拠について、特別番組を放送する。
キューバTV(2024年7月8日)
MININT desmantela plan terrorista contra Cuba organizado desde Estados Unidos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/07/07/minint-desmantela-plan-terrorista-contra-cuba-organizado-desde-estados-unidos/
2024年07月03日
キューバに設置された中国のベース
Cubadebate、2024年7月3日
ウォールストリートジャーナルの記事によれば、キューバには中国軍事基地の傍受施設があるらしい。これは、存在せず、これまで一度も目にされたこともない、基地(ベース)に関する根拠のない報道である。
確認できるのは、とりわけ今の時期、全国の各球場で、第63期キューバ野球リーグ準々決勝プレーオフがおこなわれている野球のベースである。
キューバTV(2024年7月3日)
Bases chinas instaladas en Cuba
http://www.cubadebate.cu/especiales/2024/07/03/bases-chinas-instaladas-en-cuba/
2024年06月28日
キューバ外務省声明 反キューバの政治家および下院議員による真実の軽視
Cubadebate、2024年6月28日、キューバ外務省
反キューバの政治家および下院議員による真実の軽視
キューバ共和国外務省公式コミュニケ
米国政治制度の常套手段によって、反キューバの下院議員数人は、下院で多数を占める共和党が、キューバをテロ支援国家とする恣意的で不当な評価を永続させることを目的とした国務省の支出に関する法案を可決させることに成功した。
この事実は、もしこれが発効すれば、ホワイトハウスにその用意があれば(その兆候はまったく見られないが)、嘘をつくのをやめるために、つまりキューバへの不当な評価を修正するために、財源を支出することを国務省が禁じられる、ということを実際上意味している。
とりわけラテンアメリカ・カリブ海諸国の多くの政府や国際社会の声や、米国内のさまざまな政治的・社会的組織は何年も前から、この不当性を是正するよう米国政府に要求してきたし、これはここ数日、数週間でさえ繰り返しなされてきたことである
これに対して反キューバ国会議員たちの反応は、この法案を可決させるために、よく知られている腐敗した暴力団的な手法を用いながら、下院の共和党議員団を総動員することであった。キューバ国民の生活水準に対する最大限の経済的圧力の攻撃的手段として、この不当な指定を維持してきた現米国政府の偽善的でデマゴギー的な行動が利用されている。
これら反キューバの国会議員や国務省自体の行動は、米国の政治家たちがとりわけ真実や最低限度の正義感を軽視しており、また現在の民主党政権が論理的で公正で反論の余地のない議論を前にして正しいことを行うと長い間信じてきた世界と米国内のすべての人々の表明や要求をも軽視しているのである。
2024年6月28日
(キューバ共和国外務省)
キューバTV(2024年6月28日)
Minrex: Perpetuar la arbitraria inclusión de Cuba en lista espuria, “desprecio a la verdad de políticos y congresistas anticubanos”
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/06/28/minrex-perpetuar-la-arbitraria-inclusion-de-cuba-en-lista-espuria-desprecio-a-la-verdad-de-politicos-y-congresistas-anticubanos/
2024年06月25日
不法出国者7人がキューバへ送還 今年50回目、752人
Cubadebate、2024年6月25日
キューバはきょう火曜日(6月25日)、アルテミサ県オンダ湾のオロスコ港を通じて、送還されたキューバ人7人を受け入れた。彼らはサンクティ・スピリトゥスのヤグアハイから不法出国に加わっていた、と内務省は発表した。
今回は今年50回目の送還作業であり、これまで地域のさまざまな国から合計752人が航路や海路で送還されている。
キューバ当局は、安全で秩序ある移住へのコミットメントを固く維持するとともに、不法出国に伴う危険と、生命に対するリスク環境を改めて表明する。
Devuelven a Cuba a siete migrantes tras salidas irregulares del país
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/06/25/devuelven-a-cuba-siete-nuevos-migrantes-tras-salidas-irregulares-del-pais/
2024年06月22日
キューバへの旅行者100万人を突破 今年1月から5月 前年度比102.7%
Cubadebate、2024年6月22日
キューバは5月までに117万4888人の海外からの訪問客を受け入れた、ときょう土曜日(6月22日)、国家統計情報事務所(ONEI)が発表した。主要な観光客発信国としては、カナダ、海外のキューバ人コミュニティ、米国、ロシア連邦、英国が位置している。
出入国管理局のデータをもとにした出版物「旅行者の到着。海外からの訪問客。2024年5月」では、117万4888人という海外からの訪問客の数字は、2023年の1月から5月に記録された数字より102.7%(3万954人増)であることが明らかにされている。
訪問者の国別リストにおいて、ONEIは上位の国として、カナダ(54万1871人、前年同時期比99.5%)、海外のキューバ人コミュニティ(12万9714人、89.3%)、米国(10万2767人、185.5%)、ロシア連邦(7万668人、104.5%)、英国(3万3351人、97.4%)を位置づけている。
続いて、その他の旅行者の発信国としては、ドイツ(2万8008人)、フランス(2万5253人)、イタリア(2万2465人)、スペイン(2万1543人)、メキシコ(2万237人)となっている。
2023年の1月〜5月と比較して、フランス(116.2%)とスペイン(124.8%)は増加している。
ONEIはこの報告書のなかで、海外からの訪問客というのは「自身の通常の住居がある国とは異なる国を1年未満訪問し、その主要目的は余暇やレクリエーションなど個人的な動機であり、その訪問国で報酬のある活動をおこなわない人」である、と説明している。
月別の海外からの訪問客数は、1月が25万9898人、2月が26万8201人、3月が28万1139人、4月が21万5158人、5月が15万492人、であった。
Más de un millón de visitantes internacionales arribaron a Cuba en los primeros cinco meses de 2024
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/06/22/mas-de-un-millon-de-visitantes-internacionales-arribaron-a-cuba-en-los-primeros-cinco-meses-de-2024/
ハバナで豪雨による洪水発生 キューバ
Cubadebate、2024年6月22日
きょう土曜日(6月24日)、激しく執拗な雨がキューバの首都のさまざまな地域で洪水を生じさせている。ネットユーザーの写真を共有する。
また、衛星写真では、キューバとフロリダおよびメキシコ湾の一部の上空に激しい雲が確認できる。
INSMET(気象庁)気象センターによると、ハバナのカサ・ブランカ観測所では、午後2時から5時のあいだのわずか3時間に、56ミリの雨が記録された。
高いレベルの雨量。ベダードのG街道とカルサーダ通りの地域。
En imágenes: Inundaciones en La Habana por fuertes lluvias este sábado
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/06/22/en-imagenes-inundaciones-en-la-habana-por-fuertes-lluvias-este-sabado/
2024年06月21日
ハバナのセロ市で壁が倒壊 1人が死亡 2人が負傷
Cubadebate、2024年6月21日、Tribuna de La Habana
金曜日(6月21日)の未明、ハバナのセロ市にある、カルバハルとパトリア間のカルサーダ・デル・セロで、壁が倒壊し、隣接する住居の上に落下し、1人が死亡、2人が負傷した。
負傷者はすぐに治療を受け、命の危険はなくなった、とセロ行政評議会は発表した。
Reportan un fallecido y dos lesionados por derrumbe de pared en municipio habanero Cerro
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/06/21/reportan-un-fallecido-y-dos-lesionados-por-derrumbe-de-pared-en-municipio-habanero-cerro/
2024年06月15日
キューバ東部の列車運行が復旧 グアンタナモ-オルギン-グアンタナモ間
グアンタナモ-オルギン間の列車。サンティアゴのソンゴ・ラ・マージャ市内に停車中。
Granma、2024年6月15日、Luis Alberto Portuondo記者
きょう(6月15日)の86-87号列車によるグアンタナモ-オルギン-グアンタナモ間の出発をもって、オリエンテ鉄道会社(EFO)は、2024年の夏季および後半に向けて定めた計画を実施する。これは今月はじめに、同社がグランマ紙に独占発表していた。
同社のヤスナイ・サンチェス・ロベルト運転局長は、当該列車は水曜日と土曜日に運航し、グアンタナモ-サンティアゴ・デ・クーバ-オルギン各県の複数の都市の住民に恩恵を与えると説明し、「わが社の作業場で貨車と機関車の修理が終わり次第、今月後半にサンティアゴ・デ・クーバ-マンサニージョ間と、オルギン-アンティージャ間の運航を開始する」、と述べた。
同局長によると、「EFOは、月曜日と金曜日にエル・ウニベルシタリオという名称で知られるグアンタナモ-サンティアゴ間の列車、月曜日から土曜日にオルギン-ラス・トゥナス間、都市部のバヤモ-マバイ間、サンティアゴ-コントラマエストレ間の電車、およびグアソ市とキューバ最東部の複数地区間の1日4路線の電車、の各運行サービスを維持していく」。
Comenzó el restablecimiento de itinerarios del ferrocarril en la región oriental
https://www.granma.cu/cuba/2024-06-15/comenzo-el-restablecimiento-de-itinerarios-del-ferrocarril-en-la-region-oriental-15-06-2024-11-06-43
2024年06月14日
サンクティ・スピリトゥス 今年の7.26記念式典開催地に決定
サンクティ・スピリトゥス、7月26日記念式典開催地に決定
Cubadebate、2024年6月14日
政治局は、モンカダ兵営およびカルロス・マヌエル・デ・セスペデス兵営襲撃71周年を記念する中央式典開催地をサンクティ・スピリトゥス県とする決定を下した。
この決定に際しては、経済・政治・社会分野の主要課題の達成における同県の安定性が考慮されたが、これは、生産やサービスの労働者、農民、知識人、その他の社会セクターが継続して貢献してきたものだ。
他県同様、サンクティ・スピリトゥス県は、国が直面している困難さから無縁ではありえない。それらの不足や問題に対して、解決に向けた取り組みが評価されている。
同県は、党・政府機構と地域社会との直接および組織的な結びつきを保証する、各課題の労働・協同システムを発展させてきた。
「経済・予算計画」の順守に向けた適切なフォローアップと管理を維持し、 総売上高、小売業、輸出可能資金、赤字企業の減少において、良好な結果をあげた。
農業分野では、寒冷期の遵守が確認されている。「都市・郊外・家庭農業計画の全国グループ」による評価は、同県を全国で最も優れた県のひとつとして認めている。食品産業計画において良好な結果を示している。
同様に、教育・スポーツ・健康に関係する幅広い社会的達成のプログラムにおいて安定性を反映している。2023年末時点での乳幼児死亡率は出生1000人当たり4..7人であり、今年は本日まで2.7を維持しており、これは国内最良の値である。文化面では、コミュニティ活動の展開と文化遺産の保全が際立っている。
サンクティ・スピリトゥス県は、観光・運輸・国内貿易・情報化の発展においても前進を示している。
党・政府の指導部によって運営され、「ホセ・マルティ・ペレス」大学が積極的参加をしている科学イノベーションの管理システムは、さまざまなセクターや地域開発プロジェクトにおいて良好な影響を与えている。
政治局はまた、いかに強大であろうともわれわれを屈服させることのできる勢力や帝国はいない、ということを具体的な事実および現実をもって証明している、われらの英雄的国民にも今回の顕彰を敷衍することに合意した。
7月26日の祝典は、いつものように、革命的再確認の瞬間であり、われら国民が実行する経済的・社会的・防衛の任務への特別な推進の瞬間となるだろう。国民はそれがわれらの無敵の最高司令官フィデル・カストロ・ルス最高司令官と革命指導者ラウル・カストロ・ルス将軍およびすべての百年記念世代への最良のオマージュであることを自覚している。
キューバTV(2024年6月14日)
Sancti Spíritus, sede del acto central por el 26 de Julio
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/06/14/sancti-spiritus-sede-del-acto-central-por-el-26-de-julio/
2024年06月09日
ハバナ県政府 フィンカ・デ・ロス・モノスでのイベントによる死者発生報道を否定
Cubadebate、2024年6月9日、ハバナ県政府
フィンカ・デ・ロス・モノス(モンキー農場=レクリエーションセンター)での活動で若者たちが死亡したとする誤ったニュースが、土曜日(6月8日)の午後から流布され始めた。このニュースはフェイクである!
この事件は、承認されていない活動に関するもので、施設外エリアへの移動中に治安の乱れが発生した。
政府当局と国家革命警察は、一貫して秩序を回復させるために介入した。
遺憾ながら事件は2人の負傷者を生んだが、彼らは迅速に治療を受け、生命の危険はない。死者は存在しない。
レクリエーションと健康的娯楽を保証するためにキューバ政府がおこなっている努力とはなんら関係のない、今回のような事案をわれわれは非難する。
わが国の社会をデマで貶めようとする人びとやメディアの身勝手な行動がふたたびあからさまになった。
キューバ社会主義のモデルを特徴づけている要素である、規律・公教育・市民教育をわれわれは信頼し続ける。
ハバナ県政府
キューバTV(2024年6月9日)
Gobierno de La Habana desmiente existencia de fallecidos en hechos violentos tras actividad en Finca de los Monos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/06/09/gobierno-de-la-habana-desmiente-existencia-de-fallecidos-en-hechos-violentos-tras-actividad-en-finca-de-los-monos/