2018年05月13日
ビクトル・メサ兄弟 亡命 メジャーリーグを目指す
Trabajadores、2018年5月13日、 Joel García León記者
キューバ野球はつねにニュースになる。今週もまた、雨と試合中止のなかで、さまざまなことがコメントや批評やニュース欄を埋めていった。15-16歳カテゴリーの決勝戦は、ハバナの勝利に終った(サンティアゴ・デ・クーバを5対3で破った)。一方、ローマでは新競技ベースボール5(5人制ハンドボール)の三つ巴戦でキューバチームが優勝した。
わずか数時間前、世界野球ソフトボール連盟は今年8月に米国フロリダで開催される第8回女子野球ワールドカップのスタッフに2人のキューバ人を指名した。審判のジャネット・モレノと、スコアラーのカルロス・デル・ピノである。世界ランキング9位のチームに与えられたまさに顕彰となる。国内U23リーグではシエンフエゴスとグランマが首位争いを続ける一方、ラス・トゥナスとイスラ・デ・ラ・フベントゥは激しい戦いを繰り広げている。ビジャ・クララ、ハバナ、アルテミサは、過去4期から現在まで、もっとも不安を抱えたトリオである。二連覇中のサンティアゴ・デ・クーバは、ひじょうに厳しい状況にはあるが、数字の上では連覇の可能性をまだ残している。
中米カリブ選手権バランキージャ大会に向けた準備の特別シリーズについては、今週末の休養と、ラス・トゥナスのヨスバニ・アラルコンとマタンサスのヨアンニ・ジェラ(ともに数日前にパナマから帰国した)の再加入を経て、代表候補の最終カットまでほとんど残り少なくなっている。また、オランダでのハーレム・トーナメントでの代表チームの監督については、カルロス・マルティがコロンビアでの指揮をとることを考えれば、パブロ・シビルになる可能性が高い。
ニュースのなかにはもちろん、喜ばしくないものもある。複数のデジタル・サイトが報じたところによると、ビクトル・ビクトル・メサとビクトル・メサ・ジュニアの兄弟が、米国メジャーリーグでプレーするために、わが国の野球リーグから離れることを決断した。ここ数年で同じ道をたどった240人を超える選手たちのリストに加わることになる。彼らの多くは現在帰還し、再加入のチャンスをうかがっている。全員が向こうで日の目を見るというわけではないのだ。
次期キューバ野球リーグについては、その開幕が8月5日ではありえないというのがほぼ公然の秘密となっている。中米カリブ選手権の閉幕日がその前日だからだ。ただし、同選手権の野球大会は7月29日に終了する。同大会は国際レベルの大会では通常使われない総当り戦のシステムをとる。キューバチームの対戦予定は次のとおり。メキシコ戦(7月20日)、パナマ戦(21日)、プエルト・リコ戦(22日)、ベネズエラ戦(24日)、ドミニカ共和国戦(26日)、ニカラグア戦(27日)、コロンビア戦(29日)。おそらく8月12日がわがキューバ野球リーグの初日となるだろう。また何らかの調整もなされると思われる。またそのときまで。
Pelota cubana: noticias y noticias
http://www.trabajadores.cu/20180513/pelota-cubana-noticias-y-noticias/
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