2018年03月24日
ウルフリード・ガルシアら8選手 イタリアリーグと契約調印 今季海外との契約17人目
左より、エディ・アベル・ガルシア、ホセ・パブロ・クエスタ、イヒニオ・ベレス、ブラディミール・バーニョス、ヨルダニス・アラルコン
JIT、2018年3月24日、Eyleen Ríos López記者
きょうの8選手の契約締結によって、今季の海外リーグに出場するキューバ選手の数は17に増えた。
きょうイタリアリーグの各チームと契約したのは、フランク・カミロ・モレホン捕手、ヨルダニス・アラルコン三塁手のほか、5投手である。このうちインドゥストゥリアレスのフランク・モンティエスはボローニャ・アスレティクスと3年連続の契約となる。
「彼らと3シーズンプレーできることは誇らしい。いつものようにベストを尽くす。」、とモンティエスはラティーノアメリカーノ球場での契約調印後に記者団に語った。
モンティエスは、これまで同様ホセ・エロセギ投手コーチのトレーニング計画に従い、来季のキューバリーグには自チームに復帰する用意がある、と語った。
アラルコンとブラディミール・バーニョスはともにポリスポルティバ・パドゥーレに参加する。フランク・カミロはウルフリード・ガルシアやエルリス・カサノバとともにパルマ・ベースボールに加入する。一方、ホセ・パブロ・クエスタ投手はサラ・バランザ、エディ・アベル・ガルシア投手はカリアリ・ベースボールのユニフォームを着る。
今回のメンバーで最年少の26歳のエディ・アベル・ガルシアは、今回の新たなチャンスを得て意欲を感じており、よい結果を出せる状態にあると感じる、と語った。
INDERの国際関係局長マルタ・リディア・ルイスは、今回の契約はこれまでの長い交渉過程の具体化であると述べ、とりわけ、イタリア各チーム側の受け入れの配慮に言及した。
「われわれの希望をとても考慮してもらえた。特に、どの選手も今後の国際大会にキューバ代表として参加することを許可される条項が認められた。」、と局長は語った。
キューバ野球連盟会長のイヒニオ・ベレスも同様にその点で満足感を示したが、一方で、地理的に近いというだけでなく、より高いレベルと対戦できるという意味でも、カリビアン・リーグへのキューバ選手の参加が理想である、と認めた。
「しかしそれらのリーグはメジャーリーグ(MLB)と関係があるため、われわれが契約するのを米国政府による経済封鎖が妨げる。それで代替を探らねばならない。」、とベレス会長は述べた。
ここまでイタリアリーグとの契約が9人、日本が6人、パナマが2人で、キューバ野球当局によれば、近々7人がカナダ独立リーグとの交渉を完了する。
左より、フランク・モンティエス、イヒニオ・ベレス、フランク・カミロ・モレホン、ウルフリード・ガルシア、エルリス・カサノバ
Ocho peloteros firman contratos para Italia
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=46811
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もう一つ、キューバに詳しめの人の話によると「コウシンがNPB入りか!?」との話が浮上しているようで、キューバで何らかの報道があったのかブログ主さんの方でも情報押さえていますか? https://mobile.twitter.com/yuhki_ohboshi/status/977756362837966848?p=v
https://zonadestrike.wordpress.com/2014/06/01/cerradas-las-puertas-de-la-lmb-para-los-peloteros-cubanos-radicados-en-la-isla/
メキシカンリーグの会長が、キューバ在住のキューバ人選手は同リーグには出場できない、と発表した、とあります。理由は、大リーグ傘下のナショナル・アソシエーション(マイナーリーグ機関)と提携しているため、経済封鎖を含む米国の法律に従うべき彼らと提携しているわれわれも、彼らの法律を尊重したい、と。これはデスパイネの偽パスポート事件がおきたときの発言です。このあとLMBにキューバ人選手は派遣されていないのでは。