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2017年02月09日
1969その2
「もっと言おうぜ
議論しようぜ
もっといい人見つけようぜ」
Pi.Pi.Pi.Pi.
1969年、
そう、ウッドストックフェスティバルの年。
ロックが商業化で魂を失うきっかけとなった年。
前に書いたEaglesのHotel Californiaで、
「お酒は1969年以降置いておりません。」
暗に「1969年以降魂を失ってしまった」
というくだりで、思いだしたのが、
「NとLの野球帽」だった。
CHAGE&ASKAと言えば、
「ひとり咲き」「万里の河」とかは
ラジオの深夜放送でも良く聞いたし
勿論「101回目のプロポーズ」のテーマ曲だった
「Say Yes」は我々の世代では今でも定番と言える
くらいだから知っていたけれども
熱烈なファンという訳では無かった。
今は妻の影響も有って、良く聞くけれども(笑)。
その「NとLの野球帽」で「1969」が良く出てくる
というよりも連呼されているのと
EaglesのHotel Californiaがリンクした。
Chageさんの少年時代のことを歌っている。
そう、まさに高度成長期の始まりですな。
ちょっと爺臭いかもしれないけれど
「あの頃は良かったな」
1969年ウッドストックフェスティバルを境に
産業化したロック、そういえば「産業ロック」
なんて言い方も有ったような。
「1969年以降スピリッツを失ってしまった」ロック。
このまま行くと国は全体主義に走り、
ロックも軍歌のように利用されてしまう。
戦争反対、徴兵制反対と叫びたくても
叫べなくされてしまう。
それでなくても国家権力による国民監視が進み、
言いたいことが言い辛い世の中。
「もっと言おうぜ
議論しようぜ
もっといい人見つけようぜ」
Pi.Pi.Pi.Pi.
荻窪Music Heaven
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