2015年09月01日
【未来の車 MIRAIにプチ試乗】(425)
ランクル70ピックアップ(GRJ79K)の一か月点検で行ったディーラーで思わぬ体験。あの未来の車に試乗する事になるとは…
久々のディーラーに到着と同時に目に飛び込んできたのは、ピカピカブルーの近未来車ではなく、過去の名作丸目ランクル70(1枚目写真右上)。
やっぱりカッコいいなぁ、と思いながら店内に入り1か月点検を依頼。
しばらくドリンクをいただきながら読書といういつもの時間を過ごしていたのだけれど、そろそろ点検が終わると告げに来た営業マンから「今日、MIRAI見れますよ」の言葉。
指さすのはエントランス付近に止まったピカピカのブルー(「青」じゃないな)の車。
かっこよすぎる丸目ランクル70に目を奪われて、見えてなかったが、先ほど通過してきた経路上に確かに停まっている。
前回のディーゼルプラドといい、今回のMIRAIといい、自分に関係ないと思っているために、予備知識もほとんどないのだけれど、せっかくの機会なのでちょっと拝見することにした。(ランクル70しか興味がない方は残念ですがここまでで・・・なんせ長々書いてるもんで)
なんとこのMIRAIという未来の車、今予約して、納車は5年後とのこと。納車まで未来か・・・
5年も経てばハイテク車の世界では、もう次の次の車の時代になってるんじゃないの?という気はするが、実際には、待ってる間にその時代時代の最新車に予約を入れ替えていくことになるのだろうから、そのための権利という意味なのかな。
でもランクル70で考えると5年じゃ何も変わらないと思えるから不思議。
さて、早速、MIRAIのドアを開けて中をのぞき込む。どうせならガルウィングにでもすればよかったのにドアは普通に横に開いた。
MIRAIの内装は前回のディーゼルプラドの時とはまた違うスポーツカーチックな内装。
それでありながら、品の良いラグジュアリー感が溢れていて・・・・カーソムリエ気取りじゃないと表現しきれない感じ・・・シートは合皮らしいが、ペンギンカラーでオシャレな雰囲気。
いつも伸び上って車に乗っているので、久しぶりという感じで低い方向に頭を下げる感じでMIRAIに乗り込んで、何やらスイッチだらけのステアリングを握ってオモチャの車に乗った子供の用に所在なく運転ポーズをとっていると、営業マンがブレーキを押し込んで、プラドのときもそうだったようにPOWERボタンを手でタッチ。
もうこのスイッチごときには驚かんからね、と思った瞬間、小さな電子音とともに、シートがちょい前方に移動、ステアリングの位置も動いた??
何が起こったかわからなかったけれど、乗降時、いちいちシートポジションとステアリングの高さが変わるみたいだ・・・ここまでやるぅ?という思いもあるが、ミライ(未来)という名前にするからには、とことんやってみるのも分かる(こんな車は既に世の中にたくさんあるのだったら失礼)。
POWERスイッチを押したのだから、エンジンスタートしたはずだが音がしないなぁ、と当たり前のように思ったのだけれど、この思考がそもそもナンセンス。
重ねて「エンジンかかったんですか?」という的外れな質問をしたことは、もはやテレビにガチャガチャ回すダイヤルを探すようなものだったんだろう・・・営業マンは気を使った困り顔で「エンジンはないですけど・・・走れる状態にはなっています」。
この車は水素から作った電気と、走行で発電する電気でモーターを動かして走るんだから、そんなものはないんだ、というのは説明を聞いてようやく理解。
「じゃぁ、あんた、あのボンネットの下、エンジンルームみたいな場所に何入れてんだよ?」というわけで、MIRAI様のボンネットを開けて見てみると、そこには水素を電気に変える機械が鎮座。
一見、エンジンカバーのついた最近の車のエンジンルームのように見えなくもないが、全くの別物というわけ。もはや敢えて車のエンジンルームっぽく作っているだけではないのか、という気さえしてくる。
昔ながらのウオッシャー液も所在なさそうしているので、いっそのこと「電気で分解するので、ウオッシャー液とかワイパーなんてありません」みたいなことにしちゃえばいいのに、などと思ってしまう。
そんな水素自動車MIRAIのコアな部分を拝見して、もう一度車内へ。
なんでうちの車はあんなのなの、2台分合わせればMIRAIに乗れるんじゃない!と半ば怒り心頭の妻を尻目にジロジロ見学。
とりあえず、シフトレバーみたいなものがあるのだけれど、これがまた小さい。大き目のサイコロ位。
後で運転してわかったけれど、これは多分、このシフトレバーっぽい形状にする必然性が全然なくて、ボタンで良かったものを無理やり車っぽさを演出するためにつけているんじゃなかろうかと思う。
現にパーキングはその脇に丸いボタンで設置されている。誤作動防止なら二度押しにするとか、いくらでもやりようはありそうに思うし。
そして、次はそのレバーの下にあるエアコン用のパネルらしきもの。ここにはレバーすらない。70でガチャガチャ、クルクルなんてやっていることを思うと、ここはまさに未来。
パッと見で何を意味するかは分かる赤と青のラインを指でなぞると、画面に表示された温度設定表示がススススっと動いていく。そして、写真で見ても分かるようにそのラインは運転席用と助手席用があって、シート毎の温度設定までできてしまう(ただ、これは他の車でも既にあるらしい)。
エアコンがこんな形にねぇ・・・80時代のボタンから、70のレバー式に先祖がえりした身としては、もう何も言えないなぁ、と思うのだけれど、助手席への70の良いとこアピールが必要かと思って「ピックアップは車内空間が少ない分、エアコンの効きはいいぞ」と意味なく発言してみるが、営業マンさんも凍りつくような寒い空気が漂う・・・
さらにダッシュボードの上の方を見ると、スピードメーターなどのパネルになっているのだけれど、ここはエンジンならぬパワーONにすると、騒がしく画面が動いて「SYSTEM CHECK」みたいな文字が出たりして、未来感満載。
昔、ナイトライダーってハイテクな車が話したり飛んだりするドラマだか映画だかががあったけど、あれの喋らない版って感じかな。
さすがにMIRAIはまだジャンプはしないんだろうけど・・・5年後はどうかな。。。そういえば、走りながら、トラックの荷台に収まるシーンがあったような気がする。
まぁ、そんな感じで内装も満喫したので、こうなると動かしてみたい!
試乗予約してないのに少し空き時間があったから乗らせてくれただけで、あと数分で次のお客さんの時間なので路上には出られないけれど、駐車場の中をちょっと動かすのはOKとのこと。
MT車を久々に操作したときくらいドキドキ感があって動かしてみるのだが、走るというより、もはやスィーっと「移動する」という感じ。
ゆっくりなこともあって、タイヤから伝わる音や振動も全然ないし、なんせ震源となるエンジンがないのだから、シーラカンス乗車時とは比較するべくもない。
いわゆる足回りもいいもの使っているのだろうけどこりゃ本当に凄い。助手席側もこの静かさには本当にビックリしている様子。
「この静かさは凄いけど、きっとMIRAIにはこの前の林道は走れないよ」と言うのは危険と判断して控えておいた。本当は道を普通に走ってみてどのくらいの音なのか知りたかったが、ここでタイムアップ。
ちなみに、時代に逆行してハイオクガソリンがぶ飲みのシーラカンスを駆る者でも一応燃費は?と聞きたくなる。
カタログでは水マン(水素満タン)で650キロの走行が謳われていて、水マンで入る水素は圧縮率によって違ったりするようだが一応5kgくらいとのことで、水素は1kgあたり1000円程度(現在のところ)らしい。仮にそうだとすると、5000円で600km、km当たり単価は約8円。
愛車ランクル70のカタログ燃費6.6km、リッター140円だとすると、kmあたり約21円。(ちなみに、130Lのガソ満にすれば約860km走行可能で、この点だけは上回ってる。)
上記が正確ならMIRAIの燃費はランクル70の2.6倍相当ということで、これ自体はいまどきの低燃費車に見劣りするかもしれないが、いずれにしてもシーラカンスに言われたくはないだろう。まだまだ車重が重いのも要因らしい。
カタログを見ても分かるけれど、この車は今のところ低燃費よりもクリーン性を売りにしているようだ。
そして、これだけ新技術搭載の未来カーなのだから、さぞかしお高いのだろうと思うのだけれど、メーカー希望小売価格こそ約720万円の超高級車(私からすると)なのだが、実際のところは補助金があり、500万円程度、東京都ではさらに補助金があって400万円を切る水準になるとか(参考)ということだから、新しいもの好きの多少余裕のある人にとっては、そう高い買い物ではないはず。
400万円切るなんて言ったら70のバンのフルオプションと大差なし。助手席担当が怒るのも無理はない。
そうして幕を閉じた未来カーMIRAIのプチ試乗。不本意ながらこういう車がセカンドカー(またはセカンドカーが70でファーストカーがMIRAI)みたいな感じもありだなぁ、と思わせられてしまうほどの「新しいもの力」を感じてしまった。強いて言えば、ルックスをもっと斬新な、一目でMIRAIだぞぉ!とわかるようなものにしたらもっと面白かっただろうけど、そこはスマートに決めたかったのかな、そこにTOYOTAの余裕を感じない事もない。
あまりのジャンルの違いに70のブログに掲載するのははばかられるけれど、あれほどなんで2台目を未来カーMIRAIにしなかったのかとブーたれていた助手席専門官も自分も、ディーラーのエントランスに現代に蘇った過去の車ランクル70のピックアップが来たとき、「やっぱりカッコいいなぁ〜」と言ってしまったことは重要なのでしっかりと記しておこうと思う。
それにしても、クリーンディーゼルならまだしも、水素による発電と走行による発電のハイブリッドとは、4輪自動車の未来はいったいどうなるんだろう?
水素ステーション、電気ステーションが主流になってガソリンスタンドがレア物という時代は何年先に訪れるんだろう?
少なくとも今回、再販された7500台のランクル70が天寿を全うする前にそんな時代かやってきてしまうことがリアルに想像される体験だった。
買うはずもないこんな私に試乗の機会を下さった営業マンさん、本当にありがとうございました。大して車好きでもないはずだったんだけど、前回のクリーンディーゼルプラド試乗以来、ちょっと試乗が好きになってきてしまった。買う車には一度も試乗しなかったのに・・・皮肉な話だ。
久々のディーラーに到着と同時に目に飛び込んできたのは、ピカピカブルーの近未来車ではなく、過去の名作丸目ランクル70(1枚目写真右上)。
やっぱりカッコいいなぁ、と思いながら店内に入り1か月点検を依頼。
しばらくドリンクをいただきながら読書といういつもの時間を過ごしていたのだけれど、そろそろ点検が終わると告げに来た営業マンから「今日、MIRAI見れますよ」の言葉。
指さすのはエントランス付近に止まったピカピカのブルー(「青」じゃないな)の車。
かっこよすぎる丸目ランクル70に目を奪われて、見えてなかったが、先ほど通過してきた経路上に確かに停まっている。
前回のディーゼルプラドといい、今回のMIRAIといい、自分に関係ないと思っているために、予備知識もほとんどないのだけれど、せっかくの機会なのでちょっと拝見することにした。(ランクル70しか興味がない方は残念ですがここまでで・・・なんせ長々書いてるもんで)
なんとこのMIRAIという未来の車、今予約して、納車は5年後とのこと。納車まで未来か・・・
5年も経てばハイテク車の世界では、もう次の次の車の時代になってるんじゃないの?という気はするが、実際には、待ってる間にその時代時代の最新車に予約を入れ替えていくことになるのだろうから、そのための権利という意味なのかな。
でもランクル70で考えると5年じゃ何も変わらないと思えるから不思議。
さて、早速、MIRAIのドアを開けて中をのぞき込む。どうせならガルウィングにでもすればよかったのにドアは普通に横に開いた。
MIRAIの内装は前回のディーゼルプラドの時とはまた違うスポーツカーチックな内装。
それでありながら、品の良いラグジュアリー感が溢れていて・・・・カーソムリエ気取りじゃないと表現しきれない感じ・・・シートは合皮らしいが、ペンギンカラーでオシャレな雰囲気。
いつも伸び上って車に乗っているので、久しぶりという感じで低い方向に頭を下げる感じでMIRAIに乗り込んで、何やらスイッチだらけのステアリングを握ってオモチャの車に乗った子供の用に所在なく運転ポーズをとっていると、営業マンがブレーキを押し込んで、プラドのときもそうだったようにPOWERボタンを手でタッチ。
もうこのスイッチごときには驚かんからね、と思った瞬間、小さな電子音とともに、シートがちょい前方に移動、ステアリングの位置も動いた??
何が起こったかわからなかったけれど、乗降時、いちいちシートポジションとステアリングの高さが変わるみたいだ・・・ここまでやるぅ?という思いもあるが、ミライ(未来)という名前にするからには、とことんやってみるのも分かる(こんな車は既に世の中にたくさんあるのだったら失礼)。
POWERスイッチを押したのだから、エンジンスタートしたはずだが音がしないなぁ、と当たり前のように思ったのだけれど、この思考がそもそもナンセンス。
重ねて「エンジンかかったんですか?」という的外れな質問をしたことは、もはやテレビにガチャガチャ回すダイヤルを探すようなものだったんだろう・・・営業マンは気を使った困り顔で「エンジンはないですけど・・・走れる状態にはなっています」。
この車は水素から作った電気と、走行で発電する電気でモーターを動かして走るんだから、そんなものはないんだ、というのは説明を聞いてようやく理解。
「じゃぁ、あんた、あのボンネットの下、エンジンルームみたいな場所に何入れてんだよ?」というわけで、MIRAI様のボンネットを開けて見てみると、そこには水素を電気に変える機械が鎮座。
一見、エンジンカバーのついた最近の車のエンジンルームのように見えなくもないが、全くの別物というわけ。もはや敢えて車のエンジンルームっぽく作っているだけではないのか、という気さえしてくる。
昔ながらのウオッシャー液も所在なさそうしているので、いっそのこと「電気で分解するので、ウオッシャー液とかワイパーなんてありません」みたいなことにしちゃえばいいのに、などと思ってしまう。
そんな水素自動車MIRAIのコアな部分を拝見して、もう一度車内へ。
なんでうちの車はあんなのなの、2台分合わせればMIRAIに乗れるんじゃない!と半ば怒り心頭の妻を尻目にジロジロ見学。
とりあえず、シフトレバーみたいなものがあるのだけれど、これがまた小さい。大き目のサイコロ位。
後で運転してわかったけれど、これは多分、このシフトレバーっぽい形状にする必然性が全然なくて、ボタンで良かったものを無理やり車っぽさを演出するためにつけているんじゃなかろうかと思う。
現にパーキングはその脇に丸いボタンで設置されている。誤作動防止なら二度押しにするとか、いくらでもやりようはありそうに思うし。
そして、次はそのレバーの下にあるエアコン用のパネルらしきもの。ここにはレバーすらない。70でガチャガチャ、クルクルなんてやっていることを思うと、ここはまさに未来。
パッと見で何を意味するかは分かる赤と青のラインを指でなぞると、画面に表示された温度設定表示がススススっと動いていく。そして、写真で見ても分かるようにそのラインは運転席用と助手席用があって、シート毎の温度設定までできてしまう(ただ、これは他の車でも既にあるらしい)。
エアコンがこんな形にねぇ・・・80時代のボタンから、70のレバー式に先祖がえりした身としては、もう何も言えないなぁ、と思うのだけれど、助手席への70の良いとこアピールが必要かと思って「ピックアップは車内空間が少ない分、エアコンの効きはいいぞ」と意味なく発言してみるが、営業マンさんも凍りつくような寒い空気が漂う・・・
さらにダッシュボードの上の方を見ると、スピードメーターなどのパネルになっているのだけれど、ここはエンジンならぬパワーONにすると、騒がしく画面が動いて「SYSTEM CHECK」みたいな文字が出たりして、未来感満載。
昔、ナイトライダーってハイテクな車が話したり飛んだりするドラマだか映画だかががあったけど、あれの喋らない版って感じかな。
さすがにMIRAIはまだジャンプはしないんだろうけど・・・5年後はどうかな。。。そういえば、走りながら、トラックの荷台に収まるシーンがあったような気がする。
まぁ、そんな感じで内装も満喫したので、こうなると動かしてみたい!
試乗予約してないのに少し空き時間があったから乗らせてくれただけで、あと数分で次のお客さんの時間なので路上には出られないけれど、駐車場の中をちょっと動かすのはOKとのこと。
MT車を久々に操作したときくらいドキドキ感があって動かしてみるのだが、走るというより、もはやスィーっと「移動する」という感じ。
ゆっくりなこともあって、タイヤから伝わる音や振動も全然ないし、なんせ震源となるエンジンがないのだから、シーラカンス乗車時とは比較するべくもない。
いわゆる足回りもいいもの使っているのだろうけどこりゃ本当に凄い。助手席側もこの静かさには本当にビックリしている様子。
「この静かさは凄いけど、きっとMIRAIにはこの前の林道は走れないよ」と言うのは危険と判断して控えておいた。本当は道を普通に走ってみてどのくらいの音なのか知りたかったが、ここでタイムアップ。
ちなみに、時代に逆行してハイオクガソリンがぶ飲みのシーラカンスを駆る者でも一応燃費は?と聞きたくなる。
カタログでは水マン(水素満タン)で650キロの走行が謳われていて、水マンで入る水素は圧縮率によって違ったりするようだが一応5kgくらいとのことで、水素は1kgあたり1000円程度(現在のところ)らしい。仮にそうだとすると、5000円で600km、km当たり単価は約8円。
愛車ランクル70のカタログ燃費6.6km、リッター140円だとすると、kmあたり約21円。(ちなみに、130Lのガソ満にすれば約860km走行可能で、この点だけは上回ってる。)
上記が正確ならMIRAIの燃費はランクル70の2.6倍相当ということで、これ自体はいまどきの低燃費車に見劣りするかもしれないが、いずれにしてもシーラカンスに言われたくはないだろう。まだまだ車重が重いのも要因らしい。
カタログを見ても分かるけれど、この車は今のところ低燃費よりもクリーン性を売りにしているようだ。
そして、これだけ新技術搭載の未来カーなのだから、さぞかしお高いのだろうと思うのだけれど、メーカー希望小売価格こそ約720万円の超高級車(私からすると)なのだが、実際のところは補助金があり、500万円程度、東京都ではさらに補助金があって400万円を切る水準になるとか(参考)ということだから、新しいもの好きの多少余裕のある人にとっては、そう高い買い物ではないはず。
400万円切るなんて言ったら70のバンのフルオプションと大差なし。助手席担当が怒るのも無理はない。
そうして幕を閉じた未来カーMIRAIのプチ試乗。不本意ながらこういう車がセカンドカー(またはセカンドカーが70でファーストカーがMIRAI)みたいな感じもありだなぁ、と思わせられてしまうほどの「新しいもの力」を感じてしまった。強いて言えば、ルックスをもっと斬新な、一目でMIRAIだぞぉ!とわかるようなものにしたらもっと面白かっただろうけど、そこはスマートに決めたかったのかな、そこにTOYOTAの余裕を感じない事もない。
あまりのジャンルの違いに70のブログに掲載するのははばかられるけれど、あれほどなんで2台目を未来カーMIRAIにしなかったのかとブーたれていた助手席専門官も自分も、ディーラーのエントランスに現代に蘇った過去の車ランクル70のピックアップが来たとき、「やっぱりカッコいいなぁ〜」と言ってしまったことは重要なのでしっかりと記しておこうと思う。
それにしても、クリーンディーゼルならまだしも、水素による発電と走行による発電のハイブリッドとは、4輪自動車の未来はいったいどうなるんだろう?
水素ステーション、電気ステーションが主流になってガソリンスタンドがレア物という時代は何年先に訪れるんだろう?
少なくとも今回、再販された7500台のランクル70が天寿を全うする前にそんな時代かやってきてしまうことがリアルに想像される体験だった。
買うはずもないこんな私に試乗の機会を下さった営業マンさん、本当にありがとうございました。大して車好きでもないはずだったんだけど、前回のクリーンディーゼルプラド試乗以来、ちょっと試乗が好きになってきてしまった。買う車には一度も試乗しなかったのに・・・皮肉な話だ。
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