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2016年08月23日
イニシエーション・ラブ(2015)
乾くるみさんの原作は未読でございます。映像化不可能ということは耳に入っておりましたが、
読む前に映画を観ることに。
映画とはオチを変えているのかな?ちょっと勉強不足で申し訳ございません。
主演は松田翔太と前田敦子。監督は堤幸彦。食わず嫌いはいけないんですが、
映画館まで行くほどの魅力は感じられないですね・・・
本作「イニシエーション・ラブ」はWOWOWで観賞いたしました。
どうも映画公開の時の「必ず騙される!二回観ることに!」みたいな宣伝はおっさんを含め、
苦手な方が多いと思います。それで見に行く方が増えるのかな?ちょっと分からないんですが・・・
そういうキャッチコピーがあると観賞中もやたらと意識して観てしまい、期待以下だった時は
残念な感じになってしまうんですよね。
でも本作に限ってはそれは大丈夫でした。なんというか小説だとミスリードに持っていけることが
映像ではとても困難なんだと思います。
おっさんもまさかすぐに分かることがオチとは思っておらず、ラストには悪い意味で驚いてしまいました。
(森川由加里のSHOW MEを流しながら書いております)
ですので、本作の魅力は前田敦子と木村文乃の二人ではないでしょうか?
特に木村文乃さんは初めてきちんと意識して見ましたが、良かったですね!
ツンデレ感があり、おっさん的には木村文乃さんエンディングに行きたいところでしたよw
前田敦子さんの出演映画は何本か観たことがありましたが、本作が一番良かった気がします。
いままでの映画は無理してアイドル、AKBからの脱却を図っている感じがしましたが、
この「イニシエーション・ラブ」では小悪魔的な雰囲気がアイドルっぽいので、とても自然に見えましたし。
また舞台が80年代なので、セットや美術を頑張っておりましたね。あまり車は出てきませんでしたがw
木村文乃の両親役で片岡鶴太郎と手塚理美が出ていたのは少し面白かったです。
「男女7人秋物語だ」ぐらいの感想ですけどねw
主題歌に使用された懐かしの森川由加里の「SHOW ME」のおかげで1点増えた部分はあります♪
どうしましょう?原作本それほど高くないし買ってみようかな?
10点中・・・6点!!
お読みいただきありがとうございました。兎おっさん
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2016年08月22日
海街diary(2015)
人気漫画家・吉田秋生の同名コミックスが原作の「海街diary」を簡単にご紹介します。
まず何よりも注目なのが主役の4姉妹を演じた人気女優たちですよね。
長女 綾瀬はるか
次女 長澤まさみ
三女 夏帆
四女 広瀬すず
これはびっくり姉妹ですね!こんな美女だらけの姉妹は映画の中だけでしょうか?
アメリカではオルセン3姉妹が近いでしょうか? おっさんには分かりません。
内容は鎌倉の古い家に住む3姉妹、父は不倫の末に家を出てしまっており、母も再婚後に家を
出ているため、3姉妹だけで生活しております。
そんな姉妹たちに父が亡くなったと連絡が届きます。彼女たちは山形まで葬式に行くことになりました。
そこで腹違いの妹に出会うことに。
彼女を心配した長女はその子に鎌倉で一緒に住むことを提案し、それを受け入れることに。
そして鎌倉で4姉妹の生活が始まります。
1年間を丁寧に描いており、4人それぞれの思い、悩みなどの描写が鎌倉という場所と合っており、
ぐいぐいと引き込まれていきました。
また長女、次女を演じた綾瀬はるかと長澤まさみのやり取りが良かったですね。
他の二人より年齢が上ということもあり、どちらも母性と女の性の部分が生々しいと感じました。
料理のシーンが多いのも好感度が高いです。梅酒が美味しそうでとても呑みたくなりますw
服装なども4人それぞれに特徴があり、その辺も見所がありましたね。
長澤まさみさん、いつの間にかあんな色気がある女優さんになっていたのでしょうか?ビックリしました。
女性に比べると男性陣はそれほど深くは描かれておりませんでしたが、良い役者さんが静かに
丁寧に演じておりました。
加瀬亮、鈴木亮平、リリー・フランキー、堤真一が4姉妹を上手く引き立てております。
パンフレットは少しプレミアが付いております!
10点中・・・7点!!
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2016年08月15日
この国の空(2015)
人気女優、二階堂ふみ主演の映画「この国の空」です。
共演に「シン・ゴジラ」の長谷川博己。
二階堂ふみと長谷川博己といえば園子温監督の「地獄でなぜ悪い」を思い出しますよね。
連想ゲームみたいですが、園子温監督の「ラブ&ピース」に長谷川博己さんが出演し、
再び特撮映画「シン・ゴジラ」に出演という流れが面白いですね。
本作の「この国の空」は芥川賞作家・高井有一の同名小説の映画化です。
【楽天ブックスオリジナルポストカードセット特典付】この国の空【Blu-ray】 [ 二階堂ふみ ] 価格:4,568円 |
監督は荒井晴彦。脚本家として活躍している方ですね。
物語の舞台は太平洋戦争末期、空襲に怯えながら、母(工藤夕貴)と二人で暮らす娘(二階堂ふみ)が
いつ死ぬかも分からない暮らしの中で、隣に住む妻子を疎開させた銀行支店長の男(長谷川博己)に
いつしか惹かれていくというお話です。
二階堂ふみさんはこういう危うい恋愛が多いイメージですね。
「私の男」では浅野忠信さんとラブシーンを大胆に演じておりましたし。
本作では娘、母、伯母という3人の女性の描き方が面白く、戦時中でありながら、姉妹の確執が
あったり、愛、恋、性など女性の生々しさが観ていて飽きがこないです。
特に工藤夕貴さん演じる母親が魅力的な人物ですね。娘との生活が姉が転がり込んできたことで
壊れていく過程や、娘の人生を思うあまり、普通では許されない(不倫)ことに目をつぶったりと。
川で上半身裸で水浴びをする場面が素晴らしいです。
腋毛(付け腋毛ですよ)がちゃんとあるのも良い演出だと思います。
二階堂さんはどうやら腋毛はダメだったみたいですね。そこは頑張ってほしかった。
でも腋毛はNGでもセクシーシーンとしてヌード&お尻まるだしは全然OKなんですね。
この川での場面で母と娘が性について語るのが本当に良い。
「女の性」というか生々しさが本当に美しく、そして怖いです・・・必見!
あと面白いのが戦時中が舞台なので、食べ物は貧相なはずなんですが、本作では
配給品を調理した色々な食事シーン、食べ物が登場します。
全編を通して、食べ物をしっかりと食べている映画はなんか好きですね。
二階堂ふみの映画としては特に好きな1本になりました。
意外にも工藤夕貴さんの映画としても素晴らしい1本でしたよ。
長谷川博己さんとしてはまぁ普通かしら?ちょっとずるい出演ですねw
二階堂さんがそばにいて欲しいと思う時に登場するのでw
こちらが原作小説です。ぜひどうぞ!
10点中・・・7点!!
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2016年08月13日
バクマン。(2015)
週刊少年ジャンプで連載していた人気マンガの実写映画ですね。
「バクマン。」 とても観たかった映画です。
と言ってもおっさんは原作未読で、内容も触り程度でしか知識がない人間です。
主演の2人は佐藤健と神木隆之介。 「るろうに剣心」では戦ってましたねw
高校生の2人がコンビを組み、マンガ家を目指すところから物語が始まります。
原作未読なので、映画からの知識のみで書くので、だいぶ違うことがあると思います。
佐藤健演じる真城最高は絵が得意で、神木隆之介演じる高木秋人は物語を作るのが得意
という設定で、バディ感もたっぷりあります。
バディ映画好きのおっさんはこれだけでもう大満足ですね。
中盤にある喧嘩、仲直り、これもお約束ですが良い展開です♪
おっさんはジャンプ読者でなくなってから数十年も経ってますが、どうやらアンケート至上主義なのは
変わっていないようですね。
好きだったマンガがどんどん打ち切りになるのは子供ながらに寂しいもんでした。
この「バクマン。」はマンガの中でマンガを描くというメタ要素がとても強く、しかも実際の
マンガ家が書いているので、もう凄いことですよね。
ヒロインを演じた小松菜奈もおそらくワザとだと思うのですが、少し女神感というか、
まるで人間ではなく、モノのように映っていたのも効果的だったと思います。
またライバルマンガ家とのバトル描写もワイヤーアクションありで、なかなか面白いです。
あ、マンガを描いている時のプロジェクションマッピングの場面も効果的な演出でしたね。
気になったのはアシスタントがいなかった件ですが、どうやら映画のバディ感を出すために
わざといなかったみたいですね。
この辺りはリアリティで考えるとちょっとあれですが、おっさん的には良かっただと思います。
ジャンプの理念を体現したような映画でした!
そして、おっさんにはマンガ家は絶対無理な職業ということを再認識させられました!
若い子は・・・頑張れ!
これを機会に全20巻というちょうど良い長さの原作コミック読んでみようかしら?
10点中・・・7点!!
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「バクマン。」 とても観たかった映画です。
と言ってもおっさんは原作未読で、内容も触り程度でしか知識がない人間です。
主演の2人は佐藤健と神木隆之介。 「るろうに剣心」では戦ってましたねw
高校生の2人がコンビを組み、マンガ家を目指すところから物語が始まります。
原作未読なので、映画からの知識のみで書くので、だいぶ違うことがあると思います。
佐藤健演じる真城最高は絵が得意で、神木隆之介演じる高木秋人は物語を作るのが得意
という設定で、バディ感もたっぷりあります。
バディ映画好きのおっさんはこれだけでもう大満足ですね。
中盤にある喧嘩、仲直り、これもお約束ですが良い展開です♪
おっさんはジャンプ読者でなくなってから数十年も経ってますが、どうやらアンケート至上主義なのは
変わっていないようですね。
好きだったマンガがどんどん打ち切りになるのは子供ながらに寂しいもんでした。
この「バクマン。」はマンガの中でマンガを描くというメタ要素がとても強く、しかも実際の
マンガ家が書いているので、もう凄いことですよね。
ヒロインを演じた小松菜奈もおそらくワザとだと思うのですが、少し女神感というか、
まるで人間ではなく、モノのように映っていたのも効果的だったと思います。
またライバルマンガ家とのバトル描写もワイヤーアクションありで、なかなか面白いです。
あ、マンガを描いている時のプロジェクションマッピングの場面も効果的な演出でしたね。
気になったのはアシスタントがいなかった件ですが、どうやら映画のバディ感を出すために
わざといなかったみたいですね。
この辺りはリアリティで考えるとちょっとあれですが、おっさん的には良かっただと思います。
ジャンプの理念を体現したような映画でした!
そして、おっさんにはマンガ家は絶対無理な職業ということを再認識させられました!
若い子は・・・頑張れ!
これを機会に全20巻というちょうど良い長さの原作コミック読んでみようかしら?
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2016年08月09日
あん(2015)
河瀬直美監督、ドリアン助川原作の「あん」をご紹介いたします。
主演は永瀬正敏、樹木希林。
劇場公開の時から高評価の声を聞いていたので、気になっていたのですが、
近所の映画館では公開してくれなかったので、WOWOWでの観賞になりました。
永瀬正敏が演じるどら焼き屋の雇われ店長の店に樹木希林演じる徳江がふらりと訪れます。
徳江は「ここで働かせほしい」と雇われ店長、千太郎に頼みます。
千太郎は最初は徳江の年齢の事もあり、断りますが、彼女が作った粒あんがとても
美味しかったため、彼女を雇うことにします。
という流れなんですが、中盤以降、とても考えさせられる展開になっていきます。
これは観客の知識も少なからず必要ですし、その事をまったく知らなかった場合は
ぜひ観賞後に調べて知ってほしいですね。
何よりも素晴らしいのは樹木希林さんの演技ですね。
もう演技というか、色々なことを超越している感じがします。
樹木さんの「店長さん」にはとてもほっこりさせられます。
「私達はこの世を見る為に、聞くために、生まれてきた。
この世は、ただそれだけを望んでいた。
…だとすれば、何かになれなくても、私たちには生きる意味があるのよ」
ここは・・・もう・・・涙が・・・
ジャケットやキャッチコピーを見ると、泣かせるんだろ?って感じがあるかもしれませんが、
本編中はそんな事は気にならないですよ。
久々に映画でここまで心地よく泣けました。
観る前はそこまで過剰には期待していなかったのですが、予想以上に自然に
心に入ってくる映画でした。
あ、市原悦子さんも素晴らしかったです!もう夢の共演ですね!
何よりも観終わった後、どら焼きが食べたくなる!これは食べ物を扱っている映画として
合格点だと思います!
「あん」 大変おススメです。
原作本もおススメです。
10点中・・・8点!!
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近所の映画館では公開してくれなかったので、WOWOWでの観賞になりました。
永瀬正敏が演じるどら焼き屋の雇われ店長の店に樹木希林演じる徳江がふらりと訪れます。
徳江は「ここで働かせほしい」と雇われ店長、千太郎に頼みます。
千太郎は最初は徳江の年齢の事もあり、断りますが、彼女が作った粒あんがとても
美味しかったため、彼女を雇うことにします。
という流れなんですが、中盤以降、とても考えさせられる展開になっていきます。
これは観客の知識も少なからず必要ですし、その事をまったく知らなかった場合は
ぜひ観賞後に調べて知ってほしいですね。
何よりも素晴らしいのは樹木希林さんの演技ですね。
もう演技というか、色々なことを超越している感じがします。
樹木さんの「店長さん」にはとてもほっこりさせられます。
「私達はこの世を見る為に、聞くために、生まれてきた。
この世は、ただそれだけを望んでいた。
…だとすれば、何かになれなくても、私たちには生きる意味があるのよ」
ここは・・・もう・・・涙が・・・
ジャケットやキャッチコピーを見ると、泣かせるんだろ?って感じがあるかもしれませんが、
本編中はそんな事は気にならないですよ。
久々に映画でここまで心地よく泣けました。
観る前はそこまで過剰には期待していなかったのですが、予想以上に自然に
心に入ってくる映画でした。
あ、市原悦子さんも素晴らしかったです!もう夢の共演ですね!
何よりも観終わった後、どら焼きが食べたくなる!これは食べ物を扱っている映画として
合格点だと思います!
「あん」 大変おススメです。
原作本もおススメです。
10点中・・・8点!!
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