2021年01月15日
高千穂ノ峯の傳説地 その4
天逆鉾
今も其の西峯を韓國ノ嶽と稱するは、亦縁ありげなり。
殊に其の山頂には天ノ逆鋒と稱するものありて、其の制奇古、實に~代の遺物なりと稱せらる。
説をなすもの曰く、天孫降臨に際に建て給ひし標柱なりと。
或は曰く、伊弉諾、伊弉冉二~の滄溟(あをうなばら)を探り給ひし天ノ瓊矛(ぬほこ)なりと。
此の後説は蓋し、盛衰記に日本最初の峯といふに相當るなり。
✧閑話休題:『天逆鉾』の項では「ほこ」と言う音に対して鉾と鋒と矛の漢字が出てくる。
『鋒(ほう)』は字義としては「ほこさき」「きっさき」で、金+夆で成る。音符の夆(ほう)は峰に通じ、みねの意味。また「ほこさき」の意味を表。
『矛(ほこ)』は字義は「長い柄の先に両刃の剣をつけた兵器」
『鉾(ぼう)』は字義はほこ(矛)。また、刀のきっさき。✧
今も其の西峯を韓國ノ嶽と稱するは、亦縁ありげなり。
殊に其の山頂には天ノ逆鋒と稱するものありて、其の制奇古、實に~代の遺物なりと稱せらる。
説をなすもの曰く、天孫降臨に際に建て給ひし標柱なりと。
或は曰く、伊弉諾、伊弉冉二~の滄溟(あをうなばら)を探り給ひし天ノ瓊矛(ぬほこ)なりと。
此の後説は蓋し、盛衰記に日本最初の峯といふに相當るなり。
✧閑話休題:『天逆鉾』の項では「ほこ」と言う音に対して鉾と鋒と矛の漢字が出てくる。
『鋒(ほう)』は字義としては「ほこさき」「きっさき」で、金+夆で成る。音符の夆(ほう)は峰に通じ、みねの意味。また「ほこさき」の意味を表。
『矛(ほこ)』は字義は「長い柄の先に両刃の剣をつけた兵器」
『鉾(ぼう)』は字義はほこ(矛)。また、刀のきっさき。✧
タグ:天の逆矛
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