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今もなお，韓国の旅客船の捜索が続いている。
若い乗客が多そうでなお痛ましい。
船内で無事でいることを祈りたい。

あの船は鹿児島-奄美-沖縄を18年航行していたのだそうだ。
昔，測量機材をトヨタのハイエース二積んで何回も奄美を往復した。
船の中央には大型のトラックが，我々の小さな車は左右に振り分けられた。
確か車で乗船すると車の下部を固定していたような気がする。

鹿児島弯から外洋にでると揺れる。
そこで，乗船するとすぐにビール２-３缶を飲んだ。
船酔いする前に，酔っ払う為だ。

夕方鹿児島を出港，奄美の名瀬港に早朝着く。
町はまだ寝静まっているが，港湾事務所２階の食堂だけが開いている。
いつも決まって，骨付きの豚肉定食を頼んだ。
骨まで柔らかく美味しかった。

台風の時期にも乗船した。
大きく前後左右にゆれた。
大波の上に乗り上げたのか，スクリューが「ガラガラ」と大きな音をたてた。
それでも，すでに酔っ払っているので，船酔いをすることはなかった。

同様な規模の船が沈没したと聞き，当時を思い出した。