安倍大老は2期目,3期目も安泰と思われていた。
野田家の聖子女史は,推薦人が不足。しかし,かねてより,不満を抱く
鳥取藩の石場氏が打って出た。
石場氏は江戸城に登庁しても,居場所がなく,ならば,地方諸藩のために
と打って出た。竹下氏はこれを応援するというが,他に追従するものはいない。
石場氏は,過去にも三河家が危機にさらされると,一人外様と結託する
姿勢を見せたにもかかわらず,一応の処遇を受けていた。
石場は,諸外国の軍事情報にたけて,田中家の婿の無知ぶりを,
煽りだした経験が買われてはいるが。ただの情報通,オタク。
いずれ,大老職につくであろう安倍氏は,たてつく石場氏一派に冷や飯を食わす
胸のうちである。