2015年07月29日
試験の極意(問題を覚えるな)
暑中お見舞い申しあげます。
熱中症には,くれぐれも気をつけて下さい。
試験に合格するには,過去問の研究に尽きます。
@出題の範囲を特定する。
A何を根拠に出題されているか。
Bどのような論点か。
C自分にも理解できるレベルか。
を,しっかりとらえる事が重要だ。
まず,Cの自分に理解できるか,見極めて欲しい。
向いていないと思えば,諦めよう。
次に,「過去の問題集を覚えるな。」これが重要。
必死に覚えようとするが,それは間違いである。
その問題を通じて,基本的なことを理解するが正しい学習方法である。
過去問の肢は受験者は皆,解いているのであって,
それを覚えたからといって,合格率10%に入るはずがないのである。
予備校の問題でよい成績をとる。
これは,自分の実力の判定であって,学習方法ではない。
毎回参加して,勉強したつもりかもしれないが,参加するだけでは実力は付かない。
正解した問題,間違った問題を通じて基本を理解するのが重要である。
それでも,間違った肢を覚えようとするが,
それは,出題可能な論点を1つ覚えたに過ぎない。
なんと効率の悪い学習方法であろうか。