釣りのまにまに

逃した物は時間だったかも知れない。

逃した物は時間だったかも知れない。

土曜日の釣りなんですがね。

「長潮？鯛なんか釣れるか！」ってよく言われますがね。
実は、釣れるんですよ。
夕方ってよりかは、早めに出た方が良いんですよ。
でね、15時過ぎから準備してたんですよ。
「こりゃ良いペースだぜ！いただきだぜ！」ってね。
でもね、そうはうまく行かずにね、やっぱりね。

ポイントに入ったのは16時を思いっきり過ぎてから。
「お？まだ潮あるよ、でも長くは続きそうもない感じ」
急いでスタート。

するといきなり来ましたよ。
"もわっ"って魚信。
これってね、鯛がフックアップされたのわかってないんですよ、このパターンはゴーマル以上な鯛。
そして、そぉ～っと巻き始めていると、「やば！気付かれたよ！」
びゅ～～～～～、巻いて巻いて、びゅ～～～～～～～～～～～～。
「おほ！ロクマルクラスじゃないの？グレイト！長潮！」って。
でもね、不安が有りますよ。
魚信が小さかった場合を想定して、春先仕様なフックシステム。
つまりちょっと弱い。
こんなのが掛かるとは想定外だったので、ドラグテンションかけることが出来ませんし！
「うわ！また走った！」びゅ－－－－－＝＝＝＝＝＝！！！！　　　え？
竿先が"にょ"って戻ってしまった。

「あぁ～～、逃げられてしまった！」しかし、まだチャンスは有るよ！
で、フックも確認しないままキャスティング。
そしたら即魚信が。
「し、しまった！同じタックルじゃん!? まずぃ～～～」　あ。
またしても逃げられたよ。

フックシステムを見ましたよ、のびてるよ。
あぁ～、意気消沈、なにあせってんだろうね？
今度は丈夫な磯丸仕様にしましたが、魚信はみるみる減って行き。
その流しの最後で来てはくれましたが真鯛３０cmちゃん。

ついには潮止まり、鯛カブラ終了。

逃した魚が勿体なさ過ぎ。
逃したのは時間だったかも知れない。
あぁ、もういや。

アオリイカも準備してましたけど、「こんな日はとっとと帰るに限る！」って。

あぁ、

あぁ。

いぢけて写真も撮らなかったよ。

あぁ、

あぁ。

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