日々のつぶやき

いよいよ台湾が動き始めた。

蔡総統の任期の問題、

李登輝元総統の健康の問題が台湾の主な理由であり、

日本の問題点は安部さんの任期の問題、

併せて御代変わりなどの事に迷惑がかからないように

という台湾の配慮もあったことだろう。


さらに、米国の中国への圧力、中国の経済的な行き詰まり

一帯一路の破綻、世界中が中国への不信感を抱き始めたこと、

また、中国共産党自体の揺らぎもあり

今がその時ということだろう。


産経新聞の取材に対し、

『蔡氏は強まる中国からの脅威を念頭に、

安全保障問題やサイバー攻撃に関して

日本政府と対話したいとの意向を表明した。』

『対話形式は「日本の考え方を尊重する」としつつも

中国軍の動向に関する即時情報の共有も含め、

日本との安全保障協力に強い意欲を示した。』

また『「東アジアに位置する台湾と日本は

同じ脅威に直面している」と強調し、

「安全保障協力の対話のレベルを上げることが非常に重要だ」

と日台の当局間対話を呼びかけた。』


さらに、『蔡氏は「安倍晋三首相は台湾に非常に友好的で、

就任以来、（日台関係で）思い切った決定をしてきた。

次の段階として安全保障対話を強化する必要がある」と述べ、

安倍首相の指導力に期待を表明。』

そして、『「日本側には法律上の障害を克服してほしい」』


さぁ、安部さん、このラブコールを受け止めてあげましょう。

台湾と中国共産党では国力に差がありすぎる。

米軍基地が日本・東南アジア・グァムにあるとはいえ

やはり米国は遠い。

蔡総統のおっしゃるとおり、台湾と日本は同じ脅威を受けている。

一緒に対処するのが最善の策ではないか。

さらに、フィリピン、ベトナム、マレーシア・インドも巻き込んで

対中国共産党対抗チームを創りましょう。


その上で、米国・英国 ・豪州・仏国などにも

バックアップしてもらいましょう。


ある意味、安部さんの外交力の見せ場ではないか。

そのために、たくさんの種を蒔いてきたわけだから。


最後に蔡総統は

『「台湾は地政学上、

中国が太平洋に出入りする要衝に位置する」と強調。

「台湾の安全は世界にとって重要だ」と述べて、

台湾の安全保障への国際社会の支持を呼びかけた。』

この【国際社会】のほとんどは日本を指している。


もちろん、蔡総統のこれらの発言は米国・日本政府と

打ち合わせた上でのことなのだろうが、

日本は全世界に向けてキチンと返事をしないといけない。


中国共産党が【断固反対】と言うのを聞きたいものだ。