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2019年01月21日

仲良きことは 親日 台湾の教科書

日本人が外国の教科書に載っているのは、珍しい。

しかも、政治家でも学者でもなく実業家でもない。


日本による台湾統治の50年間で、日本は数々の施策を行い

朝鮮半島同様に国民の生活レベルをいわゆる「内地」と

同じレベルにするために働いてきた。


その同胞としての心は今も台湾国民の中に引き継がれていて

一番の親日国になってくれている。


インフラ施策のひとつとして、台湾南部の15万ヘクタールの

乾燥した土地を灌漑するためにダムを造り

大穀倉地帯に変えた日本人がその人だ。


台湾の小中学校の教科書に「郷土を救ってくれた人」

として掲載されているのは『八田與一』。



若くして、台湾総督府に招聘された八田は嘉南の土地を見て、

闘志をたぎらせた。

現在の貨幣価値に換算すると、8000億円ともいわれる大工事の

一切を取り仕切り、嘉南の荒れ地を大穀倉地帯に変えることに

成功したのだ。


工事は、台湾人・日本人を区別することなく使用し、

危険なところはむしろ自身や日本人が担当した。

不幸にも事故のため、134人が亡くなった時も

慰霊碑に台湾人・日本人を差別することなく、

遺体の発見順に石碑にその名前を刻んでいる。


予算削減のため解雇の必要が出て来てしまった時には

優秀な人材から解雇している。

理由は、優秀な人ならすぐ次の仕事を見つけられるだろう。

そして、みずから就職先をあっせんしている。

「人の心がわかる」優秀な管理職でもあった。



烏山頭ダムの満水貯水量は1億5千万トンで、

黒部ダムの75%に相当する。


しかし、八田ダムの水で灌漑できる畑は5万haだけだった。

そこで八田與一は『三年輪作法』を浸透させた。

この農作方法は、1年目には稲を栽培し、

2年目にはあまり水を必要としないサトウキビ、

そして3年目には水をまったく必要としない

雑穀類の栽培をするという輪作農法だ。

これにより15万haの耕地すべてを灌漑することができ、

米栽培、そして砂糖栽培が飛躍的に成長し、

台湾南部は大穀倉地帯となり、台湾経済を大きく支えることになった。

朝鮮半島が最後まで、「黒字」にならなかったのとは

対象的に台湾はこの穀倉地帯での生産物のおかげで

「黒字」になっている。


李登輝氏は、

『八田さんの本当の大きな貢献は三年輪作だと思います』

と語っている。


何しろ、水田は30倍に増加し、

ダム完成から7年後の1937年には

生産額は工事前の11倍に達し、

サトウキビ類は4倍になった。


水路は嘉南平野一帯に16,000kmにわたって細かくはりめぐらされた。

この水利設備全体は嘉南大圳(かなんたいしゅう)と呼ばれている。


1886年石川県に生まれ東京帝国大学工学部土木科を卒業した、偉人だ。




posted by smile at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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