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2022年09月05日

パキスタンの災難

パキスタンが災難にあっている。

一つの災難は経済危機。

中国共産党の口車に乗せられて「一帯一路」に賛同して

インド洋に面した港を、中国共産党に使用権を貸し出して

一儲けしようと思ったのだろうが、とんだ間違いだった。

多大の対中債務を背負うことになり、深刻な外貨不足に陥っている。

国際通貨基金(IMF)に泣きついて

11億ドル(約1500億円)の追加支援をしてもらえるようだが、

そんなものではとても足りない。

例によって、港の整備は中国の会社が請け負い、作業員も中国から連れてきている。

したがって、工事をすることで、パキスタンには何のメリットも生まれない。

しかも、工事の作業員はそのまま居座って、中国人街を造って地元の土地を奪っている。


そんな中国得意のやり方で、インフラを造り、

高金利の債務返済を迫って、

返せないなら港をヨコセ、などといってくる。

スリランカはその手口で完全に国家が破綻した。


パキスタンがなぜ中国共産党のお気に入りかというと、

パキスタンと中国には長い国境がある。

船での輸送は大量に出来るのだが、ヨーロッパや中東からは

中国の港に行くにはマラッカ海峡を通過しないといけない。

中国共産党は、そのマラッカ海峡を封鎖されるのが怖い。

そこで、第二の輸送路として、パキスタンからの陸路を造りたいのだ。

いざ、という時、ヨーロッパや中東へ軍隊を送り易くなる。


パキスタンの経済発展のことなど、全く考えていない。

政府の高官が中国の賄賂に惑わされて、ヒョイヒョイと国を売ったのだろう。

このままでは、パキスタンに未来はない。

スリランカもそうだが、西側諸国はパキスタンも援助して

西側に引き抜かなければ、面倒なことになる。

経済危機で国が破綻する。

大混戦になってしまう。

そうなると、中国共産党にとっては思うツボだ。

共産主義を浸透させやすくなる。



そんなパキスタンに第二の危機が。

山が多い日本では想像もつかないが、

「国土の3分の1が冠水」したとされる大洪水が発生した。

経済損失は少なくとも100億ドルを超えるだろうと言われているが、

本来であればいの一番に援助しなければいけないはずの中国だが、

今は中国も財政難だ。

債務再編に応じることは出来ないのではないか。


そんな経済難の中、雨期に入ったパキスタンでは

6月中旬から洪水が続き、現在までに約3300万人が被災し、

1000人以上が死亡したという。

避難所で暮らしている住民は約50万人。

中国も大洪水に見舞われているが、これほどではない。

全く想像を絶するのだが、南部のある州では幅100キロほどの「湖」が形成された。

確かに、衛星写真で見ると国土の1/3以上が水だ。

前述のIMF支援も経済損失の10分の1ほどではないかといわれている。

とてもパキスタンを救済出来ない。

さらに、今年農産物が収穫出来ない。

今後、深刻な食糧難が訪れる。

世界中が食糧難の時、パキスタンに食料を支援できるかどうか?

かなり心配だ。


こんな国の危機に際しても、政界はゴタゴタしている。

危ない。

国が潰れる。

影響はスリランカの比ではない。





posted by smile at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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