日々のつぶやき

中国新疆ウイグル自治区で少数民族のウイグル族らが

「再教育施設」を取材した資料から

世界の１４のメディアが協力して取材内容を検証した結果が

発表された。

その1４のメディアの中に日本のメディアが２つも入っている。

NHK　WORLD-JAPAN　と　毎日新聞　だ。

この二つがその内容をキチンと報道するかどうか、

偏向しているメディアなので注視しておく必要がある。

たぶん、中国共産党に忖度して内容が変えられてしまうのではないかと思う。



どんなことが暴露されているかと言うと

�@中国共産党幹部の発言記録

�A収容施設の内部写真

�B２万人分以上の収容者リスト

など、数万件の内部資料が流出したのだ。

例えばこんな資料がある。

「（当局に）挑む者がいればまず射殺せよ」などと指示する２０１８年当時の幹部の発言や資料。

このころの新疆ウイグル自治区の公安のトップは現在香港の公安のトップになっている。

この内容を見ると、中国共産党がイスラム教を信仰するウイグル族らを

広く脅威とみなし、習近平総書記（国家主席）の下、

徹底して国家の安定維持を図ろうとする共産党の姿が見える。

つまり、共産党党員の下の人民のさらに下の階層を造ろうとしている。

つまり、奴隷だ。

そうすることで、共産党の奴隷の人民の不平不満を取り除きたいのだ。


今回のこれらの資料は、在米ドイツ人研究者、エイドリアン・ゼンツ博士が入手したもので、

世界の１４のメディアがゼンツ氏から「新疆公安ファイル」として事前に入手し、

内容を検証してきたものだ。


多くは、文書より録音された時点のものなので真実性がある。

例えば公安トップだった陳氏の発言では

１７年５月２８日。

海外からの帰国者は片っ端から拘束しろ。

「数歩でも逃げれば射殺せよ」とも命じている。

さらに、１８年６月１８日には。

逃走など収容施設での不測の事態を「絶対に」防げと指示、

少しでも不審な動きをすれば「発砲しろ」と命令。

習近平の言を引用する形で「わずかな領土でも中国から分裂させることは絶対に許さない」

「習総書記を核心とする党中央を安心させよ」と発破を掛けている。

　
また、内部の写真も多数流出している。

これらは動かぬ証拠だ。


それらは、「再教育施設」の元収容者が証言した内容とも一致している。

欧米からの「ジェノサイド」との指摘には

「荒唐無稽（むけい）で、下心あるデマだ」と反論しているが、

どうみても、中国共産党が言っていることは嘘だ。

我々はそのことを肝に銘じておかなければいけない。


１４のメディアは、内容について共同で中国外務省にコメントを求めているが・・・はたして? ?