日々のつぶやき

年齢を重ねてきて、そろそろ自分の死に方がきになり始めてきた。

生きている間だけは、主に身内に迷惑がかからないようにしたい。

お金の面もあるだろうが、何より時間と労力を取らせたくないと思う。

「死」を弔うことは、崇高なこととは思うが、それでもそんな風に思い始めた。

昨年、５月に兄を亡くし、一族の惣領となってしまった。

兄は山口県に１人で住んでいたので、すべての後片付が当方にのしかかって来た。

交通の便は良くなったとはいえ、山口は遠い。

親族が近所の市などに住んでいるとはいえ、全てを任せるわけにはいかない。

お寺の事神社の事、家屋敷事・・・

やらなければならないことは、次つぎとやって来る。


昨年は「人が集まる事」は止めよう、ということだったので、

葬式・法事・納骨などは私と私の長男と仲良くしていただいていた「叔父家族」だけで済ませた。

関東・関西にいる従妹たちには、一周忌を盛大にやってやろう・・・

といっていたのだが、１年後もこんなご時勢で集まれそうもない。

したがって、また、私だけが帰省して法事を行ってこようか、と思っている。

それにしても、今度は「宿」を取らなければならない。

さすがに、１年近くほったらかしになっている家に寝るわけにはいかないだろう。

田舎なので「足」も問題だ。

「叔父」に世話になるわけにもいかない。

昨年は私の息子の車で帰ったので楽だったが・・・・。



さて、自分の死に方を考えている。

こんなニュースがあった。

男性に首を吊らせ殺害したとして愛知県に住む男が逮捕された。

この男性とは「自分の息子」らしい。

沼津市戸田の「出逢い岬」の駐車場で

男性に首を【吊らせ】殺害したのだという。

父親としてどんな気持ちで【吊らせ】たのか ?

自分が先でなかったことに、忸怩たる思いだった事だろう。



もう一件。

栃木県の県営住宅で頭を切られた女性の遺体が見つかった。

警察は女性の長女を殺人の疑いで再逮捕した。

今度は、尊属殺人だ。

２８歳の娘が自宅で同居する母親（当時54）の頭などを刃物で何度も切り付け、

殺害した疑いが持たれている。

何なんだろうな・・・と思う。

今後の長い介護を思うと・・・他に選択肢はなかったのだろうか。

役場は対応してくれなかったのだろうか。

娘は「今は答えられません」と事実関係について黙秘しているというのだが

全く、意味不明だ。
　
先月には、母親の遺体を遺棄した疑いで逮捕されていてる。

この気持ちはわかる。

面倒な事、この上ないのだ。

しかし、まさに、一生に一度のことだ。



さらに、もう一つ。

これも、役所がしゃしゃり出て欲しい案件だった。

６８歳の母親が４６歳の長女を殺害しようとした。

病院で死亡したので殺害した、になる。

長女は４月から寝たきりだった。

母親は「介護に疲れた」と言っている。

　
親族を殺している。

殺す方も、殺される方も浮かばれない。


ウクライナではロシアの侵攻でウクライナ人もロシア人も多数なくなっている。

ロシアとウクライナ、親戚同士のようなものではないのか。

中国共産党も台湾も親戚だろう。

近い者同士ほど、その悲しみは大きくなる。