日々のつぶやき

中国大陸では昨年、異常気象や何やらかにやら「異常」が続いた。

今年も、その「異常」が発生している。

もはや「異常」ではなくなってしまうのではないかと思うくらいだ。

今、雲南省や青海省で地震が多発している。

M６やM７の大きな地震だ。

昨年もブログに書いたが、三峡ダムの貯水の重さが地殻に圧力をかけ

地殻変動が起きやすくなっているのではないか。

さらに、印度洋からの大陸北上という造山が活発化しているのではないか。

ただ、印度やネパールでの地震は青海省などでの地震発生回数より

かなり少ない。

押し上げる方と圧力を受ける方との違いがあるので

この辺り、私の知識では一概には言えない。


地震はこのヒマラヤの麓だけではない。

満州などでも起きている。


天候。

昨年同様、雹、強風、豪雨、竜巻、さらに砂嵐。

至れり尽くせりだ。

雹は作物の収穫をダメにしてしまう。

強風・竜巻は家屋など吹き飛ばしてしまう。

砂嵐は砂漠化を推し進め、健康被害を起こしている。

最大の被害をもたらすものが豪雨。

今年も、三峡ダムが長江流域の都市や耕作地に洪水被害をもたらす。

三峡ダムに関係ない地域でも

既に各地で洪水が起きて人々の暮らしを脅かしている。

幸い今年はまだ、飛蝗の害を聞かない。

ヨトウムシが発生したという情報は聞かない。

豚コレラ、鳥インフルエンザ。

これらが発生しないことを祈るしかない。


生きていくのに難しい国だ。


「キンペーウイルス」が変異して里帰りしてきている。

これから、また感染者が増加し、都市封鎖を繰り返し、人々の口を封じ

人民の生活に無理強いをすることになるのではないか。


昨年３月、私は「春になったら会おう」という中国の唄を紹介した。

先々月、先月と中国人民は旅行もし、生活を楽しみ始めたように見えた。

少なくとも、自然からの脅威を受けることなく、

生活できるようになって貰いたい。


しかし、三峡ダムの問題は異常気象「豪雨」がなかったからといって

片付く問題ではない。

ダムの状態は毎日のように悪化している。

流域人民はこの悪魔のようなダムに怯えなが生きていくしかない。

どこか安全な場所に引っ越すわけにもいかないのだ。


今後、中国共産党が情報隠蔽して、都合が「悪い事」がネットワーク上に

流れないように工作するとは思うが、全てを遮断することは難しい。

我々は、隙間から漏れてくる小さな情報を漏らすことなく受取り

中国人民を手助けできることをしていかなければならない。


隔靴搔痒。

もどかしいが、一日本人にできることは多くはない。

中国人民には、大変なことではあるが、

立ち上がって共産党に立ち向かって貰いたい。