日々のつぶやき

私も、食事の大切さは承知しているつもりだ。

若いころは金銭的支障のため「美味しい」食事などには縁がなかったが

それでも、栄養ということは気にしていた。

例えば、ラーメンは「しょうゆ」より「味噌」を食べた。

「味噌」の方が栄養がありそうに思ったからだ。

このように、二者択一ならば、「味」より「栄養」を優先してきた。

結局その習性が今も続いていて、「味」を優先することはほとんどない。


今年は特に「キンペー肺炎」のせいで「免疫力」ということを

気にかけるようになったので、自分が信用する学者がいうことを実践している。

「免疫力」ということについては、「安保徹」先生の著書を読んで

(このブログでも、２０１８年３月か４月に「今月の一冊」で紹介している)

少し意識して実践していた。


さて、私が何で困ったかというと

医学誌ＪＡＭＡというものに、

『１週間に卵を３〜４個食べる人や、

食事から１日当たり３００ミリグラムのコレステロールを摂取する人は、

そうでない人に比べて心疾患や早死にのリスクが高い』

という調査結果が発表されたのだ。

卵の黄身は特にコレステロール値が高く、

卵１個には約１８６ミリグラムのコレステロールが含まれるのだという。


何を隠そう、私は卵をよく食べる。

たぶん、週に５個以上。

もちろん、白米にぶっかけて、時々納豆ともコラボする。

うどん、ラーメンの場合も必ず入れる。

親子丼を造ることもある。

この場合は一食で２個は食べているだろう。


あぁ、それなのに、今頃こんなことを言われても、

私は困ってしまうのだ。

食事がかなりパターン化しているので、

そこから卵を少なくすることは難しい。


しかし、この研究チームは、２万９０００人あまりについて

平均で１７年半にわたって追跡調査したデータを詳しく調べたという。

全く余計なことを・・・。

その結果、心血管系の疾患を発症していたのは計５４００人。

それ以外の原因で死亡した患者は６１３２人。

食事からのコレステロール摂取が１日当たり３００ミリグラム増えると、

心疾患に関連したリスクは３．２％高まり、

早死にする可能性は４．４％増えるという結果が出たのだそうだ。

?　?　?　?　?

何だ、そんなものか。

１０００人のうち、３２人病気になる可能性が増えるだけか。

９６８人の方でいれば良いわけだ。

早死にというが、元々何歳何か月まで生きるか分かっていないのだから

早死にとどうやって判断するのだろう。　


昔からコレステロール摂取と、心血管系疾患との関係は

論議の的になっているが、

最近の研究では重要性は薄いと考えられていた。

それに、逆らうような今回の発表だ。


私としては、今頃言われても・・・困る、のだ。