2018年06月07日
山頭火 9
山頭火の句には「山」の句が多い。
「水」の句が多い。
山頭火の旅は、たいていの場合、
行乞しながらの旅である。
ひとり、
山道を歩く。
山には湧き水が多い。
生きるためには「水」はなくてはならない。
すべってころんで山がひっそり
濡れた山道や枯れ葉の道は滑りやすい。
山頭火でさえもうっかり滑ってて転んでしまうこともある。
一人おおきな声を出したかもしれない。
きまり悪さにあたりをみまわしたかもしれない。
奥深い山中に他に誰かがいるはずもない。
自分ひとり。
起き上がった山頭火は改めてひとりの寂寥を
「山がひっそり」
とつぶやくしかなかった。
「水」の句が多い。
山頭火の旅は、たいていの場合、
行乞しながらの旅である。
ひとり、
山道を歩く。
山には湧き水が多い。
生きるためには「水」はなくてはならない。
すべってころんで山がひっそり
濡れた山道や枯れ葉の道は滑りやすい。
山頭火でさえもうっかり滑ってて転んでしまうこともある。
一人おおきな声を出したかもしれない。
きまり悪さにあたりをみまわしたかもしれない。
奥深い山中に他に誰かがいるはずもない。
自分ひとり。
起き上がった山頭火は改めてひとりの寂寥を
「山がひっそり」
とつぶやくしかなかった。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7746138
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック