日々のつぶやき

不公平だと言うのだが、そうだろうか。


火災にあったノートルダム大聖堂の再建のため、

大富豪らから多額の寄付金の申し出が

相次いでいることに対し、

マクロン大統領の政策に反対し昨年11月から

デモを続けている抗議運動参加者らは

「不公平だ」と不満を募らせている、らしい。


さて、困ったものだ。

「不公平」だと言われても、募金をしようとする人達が、

自分が稼いだ金をどう使おうと勝手だろう。

他人の財布の中身とその使い方に口出しをするなど

浅ましい限りだ。

　
抗議運動の中心となっている女性は、

「社会的な惨状には何もしないのに、

わずか一晩で膨大な金を拠出できることを見せつけた」

と高額な寄付を批判したのだそうだ。

フランスもまだ捨てたものでもないな、

と喜ぶところだとおもうのだが。


また、この女性に賛同する人達は、

インターネット交流サイト（SNS）上で

「人間より石が優先されるのか」

などと反発しているのだという。


オカシイな。人間と石を同列においている。

人権をないがしろにしていないか?


有力紙フィガロは、20日に予定されているデモで

再び破壊行動が起きる恐れがあると報じた。

大丈夫、また大富豪に修理費を出してもらえばいい。