2021年05月04日
【第2回】投資とは危険なのか?(2回目)
〜結論〜
・投資と投機、ギャンブルの違いを理解する(前回)
・リスクとリターンのバランスを知る(今回)
・投資の原則「分散投資」を知る(今回)
前回は投資、投機、ギャンブルの違いを簡単に説明をしました。
投資でもリスクを分散するために、分散投資が良いと書きましたが、「リスクとリターンの関係性」を知る必要があります。
投資は中長期目線でするものとはいえ、必ず自分が投資した企業や商品が成長して値上がりする保証はありません。
そのため、投資を始める前には自分の投資金額がどれほど下がる(上がる)可能性があるのかを知っておく必要もあります。
ここでのリスクとは「結果が不確実であること」をいい、リターンとは「投資による収益のこと」をいいます。
リスクなしで高いリターンを得ることは出来ないが、そのリスクを回避、最小限にするためにはどうしたらいいのかを考えないといけない。
実際に投資を始める際に、あなたはどの程度のリスクを受けても問題ないでしょうか。
たとえば、手元に100万円持っているとして、あなたはその100万円を下記4タイプで投資したいですか?
タイプ1:ハイリスク、ハイリターン:100万円すべてをA商品に投資する
タイプ2:ローリスク、ローリターン:100万円すべてをB商品に投資する
タイプ3:分散投資ハイリスク、ハイリターン:80万円をA商品、20万円をB商品に投資する
タイプ4:分散投資ローリスク、ローリターン:20万円をA商品、80万円をB商品に投資する
まず、タイプ1を選ぶ人は少ないと思います。
こんな事を聞くんだから、ローリスクのタイプ2でしょという答える人は多いのではないでしょうか。
正解としてはタイプ3とタイプ4になります。
では、なぜでしょうか?
投資において大切なのは、「リスクを最小限に抑える」ということです。
また投資で「卵はひとつの籠に盛るな」という名言は、「分散投資」を意味しています。
現在は卵パックという安全なケースで保護されていますが、、、
もしパックなしの卵12個を1つの袋に入れているとします。何かのはずみで籠を落としてしまった場合、卵は何個割れずに生き残っているでしょうか。
運が悪いと12個全部割れてしまいますよね。
このリスクを事前に予想しておいて、卵を3個ずつ別々の袋に入れておけば、同様に何かのはずみで1つの袋を落としてしまったとしても、残り3つの袋は無事でいるので、卵は9個も無事に残ります。
この0と9の差はかなり大きいことが分かりますよね。
分散投資も同じ考えになります。
タイプ3、タイプ4のように、様々なリスク、リターンを持った商品に100万円の資産を分散することで、万が一のリスクを最小限に抑える(リスク分散)ことが、投資をする上で必ず意識しなければならない「分散投資」になります。
よしわかった!分散して投資すればいいんだね!
やっぱり自動車業界が盛り上がっているから、自動車株を買おう!
・トヨタ、ホンダ、日産
の株式を購入しよう!よし、これで分散はバッチリ!
これだと半分間違いですね。何が問題でしょうか。
問題なのは日本自動車業界の株式に集中しているということ。
為替変動、材料の高騰、若者の車離れなどで販売が低調になった場合には売り上げが下がり、株価も下がってしまうことになるでしょう。
なので自動車株は日本のトヨタとアメリカのテスラにする。業界を変えて、銀行株の三菱UFJにするなど。
業界を変えるだけでなく「国内」と「海外」という地域での分散もすることができます。
投資ではリスクとリターンのバランスを理解し、分散投資についても考えておくことが大切です。
そうすれば、「投資」は危険なものではなく、資産形成の手段として活用することができます。
・投資と投機、ギャンブルの違いを理解する(前回)
・リスクとリターンのバランスを知る(今回)
・投資の原則「分散投資」を知る(今回)
前回は投資、投機、ギャンブルの違いを簡単に説明をしました。
投資でもリスクを分散するために、分散投資が良いと書きましたが、「リスクとリターンの関係性」を知る必要があります。
リスクとリターンのバランス知る
投資は中長期目線でするものとはいえ、必ず自分が投資した企業や商品が成長して値上がりする保証はありません。
そのため、投資を始める前には自分の投資金額がどれほど下がる(上がる)可能性があるのかを知っておく必要もあります。
ここでのリスクとは「結果が不確実であること」をいい、リターンとは「投資による収益のこと」をいいます。
リスクなしで高いリターンを得ることは出来ないが、そのリスクを回避、最小限にするためにはどうしたらいいのかを考えないといけない。
リスクを考えておく
実際に投資を始める際に、あなたはどの程度のリスクを受けても問題ないでしょうか。
たとえば、手元に100万円持っているとして、あなたはその100万円を下記4タイプで投資したいですか?
タイプ1:ハイリスク、ハイリターン:100万円すべてをA商品に投資する
タイプ2:ローリスク、ローリターン:100万円すべてをB商品に投資する
タイプ3:分散投資ハイリスク、ハイリターン:80万円をA商品、20万円をB商品に投資する
タイプ4:分散投資ローリスク、ローリターン:20万円をA商品、80万円をB商品に投資する
まず、タイプ1を選ぶ人は少ないと思います。
こんな事を聞くんだから、ローリスクのタイプ2でしょという答える人は多いのではないでしょうか。
正解としてはタイプ3とタイプ4になります。
では、なぜでしょうか?
投資の原則「分散投資」を知る
投資において大切なのは、「リスクを最小限に抑える」ということです。
また投資で「卵はひとつの籠に盛るな」という名言は、「分散投資」を意味しています。
現在は卵パックという安全なケースで保護されていますが、、、
もしパックなしの卵12個を1つの袋に入れているとします。何かのはずみで籠を落としてしまった場合、卵は何個割れずに生き残っているでしょうか。
運が悪いと12個全部割れてしまいますよね。
このリスクを事前に予想しておいて、卵を3個ずつ別々の袋に入れておけば、同様に何かのはずみで1つの袋を落としてしまったとしても、残り3つの袋は無事でいるので、卵は9個も無事に残ります。
この0と9の差はかなり大きいことが分かりますよね。
分散投資も同じ考えになります。
タイプ3、タイプ4のように、様々なリスク、リターンを持った商品に100万円の資産を分散することで、万が一のリスクを最小限に抑える(リスク分散)ことが、投資をする上で必ず意識しなければならない「分散投資」になります。
分散投資の商品について
よしわかった!分散して投資すればいいんだね!
やっぱり自動車業界が盛り上がっているから、自動車株を買おう!
・トヨタ、ホンダ、日産
の株式を購入しよう!よし、これで分散はバッチリ!
これだと半分間違いですね。何が問題でしょうか。
問題なのは日本自動車業界の株式に集中しているということ。
為替変動、材料の高騰、若者の車離れなどで販売が低調になった場合には売り上げが下がり、株価も下がってしまうことになるでしょう。
なので自動車株は日本のトヨタとアメリカのテスラにする。業界を変えて、銀行株の三菱UFJにするなど。
業界を変えるだけでなく「国内」と「海外」という地域での分散もすることができます。
投資ではリスクとリターンのバランスを理解し、分散投資についても考えておくことが大切です。
そうすれば、「投資」は危険なものではなく、資産形成の手段として活用することができます。
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