2019年08月18日
IIJmioの「eSIM」サービスは、どんな人に向いているのか?
IIJmioの「eSIM」サービスは、どんな人に向いているのか?
「IIJmio」向けのeSIMサービス(β版)が7月18日にスタート
β版で使えるのは6GBのプランのみ
IIJは、毎月7GB程度使う人が、
キャリアで低容量の回線を使って
6GBをeSIMで使うというスタイルを想定
IIJ(インターネットイニシアティブ)
個人向け通信サービスIIJmio向けに、eSIMを使った通信サービスのβ版を、7月18日から提供
eSIMサービス自体は
KDDIがiPhoneの海外通信向けに提供しているが、国内のSIMロックフリー端末向けに提供するのは、IIJが初めて
IIJmioでeSIM」サービス(β版)を開始 月額1520円で6GB
IIJのeSIMを有効にした状態
ピクトエリアにIIJの表示
IIJがeSIMサービスを提供できるのは、自社でSIMを発行できるフルMVNOの形態を利用しているからです
プロファイルのインストールに必要なQRコードは、他のデバイスに表示させるか、印刷したものを読み取らないといけないため、eSIM対応デバイス単体では設定できないので、注意して下さい
プロファイルをダウンロードするには通信環境が必要で、IIJはWi-Fiでのダウンロードを推奨
IIJのフルMVNOはデータ通信しか提供できないため、eSIMでもデータ通信しか利用できません
SMSや音声通話は利用できないので、メイン回線として使うのは厳しいです
eSIMを利用するには、対応製品のSIMロックを解除が、必要です
iPhoneの設定画面→
モバイル通信→
この回線をオンにする→
eSIMのデータ通信を利用するか、しないかを決められる
現在は6GBのライトスタートプランのみ
IIJのeSIMの対応機種
海外ではeSIMに対応したAndroidスマホもあるが、IIJが動作検証をしたところ、テザリングできない、ピクトが立たないといったトラブルがあったようです
eSIM対応のiPhone XSなどが利用可能
毎月7GB程度のデータ通信を利用しているキャリアユーザーが、1GB程度の低容量プランに変更し、残りをIIJのeSIMで利用すると、IIJのeSIMプランでは、月額1520円(税別、以下同)で6GBまで高速通信ができます
キャリアのプランで7GBを使う場合
ドコモのギガライト
auの新ピタットプランなら
月額5980円
ソフトバンクのミニモンスターなら
月額8480円(2年目以降)
キャリアの1GBプラン(月額2980円)とIIJのeSIMを導入すると
月額料金は2980円+1520円の4500円
キャリアだけで7GB使うよりも安い
キャリア回線+eSIMの利用例
20〜30GBの大容量のデータ通信は
IIJmioのデータオプション20GB(月額3100円)とデータオプション30GB(月額5000円)に申し込めるが、
eSIMの月額1520円を加えると、
合計はそれぞれ4620円(26GB)
6520円(36GB)
ドコモのギガホ(30GB)とソフトバンクのウルトラギガモンスター+(50GB)は月額5980円
auのauフラットプラン20(20GB)は月額6000円
キャリアの料金は各種割引前なので、割引を加えれば大差なくなります
現在は6GBのライトスタートプランのみの為、IIJのeSIMは、キャリアで7GB程度使っている中容量のユーザーに向いているといます
毎月1〜2GB程度のデータ容量を追加チャージしている場合
キャリアは1GBあたり1000円でチャージ
IIJmioのミニマムスタートプランなら月額900円で3GB
キャリアの約1回分のチャージで3倍のデータ容量が増えるから、3GBプランのeSIMもニーズがあるのでは?
データシェア
IIJmioでは高速通信のデータ容量をシェアできるが、
eSIMではまだできない
ユーザー(管理者)が通信をサスペンド(中断)する機能も実装していない
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9088701
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック