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2017年06月02日

梅雨時の皮膚トラブルに注意!

日本の夏は高温多湿という特徴があります。
皮膚に悪さをする細菌やカビは、この時期が活発に活動ができる季節になります!


また、ノミ・ダニといった寄生虫にとっても暖かくなることで活動しやすい状況になり
動物たちに寄生し、卵などを産みつけて行きます。


人は全身にある汗腺を使い体温調節をすることが出来ますが、
ワンちゃんは肉球にある汗腺と口を開けてハアハア(*´Д`)
することで体温調節をしています。


人で言えば暑い毛皮を着ている状況ですので、
食欲や体力が低下し、ストレスもかかり免疫力が低下しやすくなります。


免疫力が低下してしまうと皮膚にあるバリア機能も低下していき
さらに細菌やカビが活発になりやすい環境になってしまいます。


【人とワンちゃんの皮膚の違い】
hair1.png



●表皮の違い
皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層で構成されています。
表皮はその一番手前にある部分で層が積み重なって出来ています。
人よりもワンちゃんの皮膚はかなり薄くデリケートに出来ています。
それだけ外的刺激に弱いということになります。


●被毛の違い
人・・・1つの毛穴から1~数本の毛
犬・・・1つの毛穴から2~5本の毛
比較的に長い毛をトップコート
比較的に短い毛をアンダーコートと呼んでいます。
ワンちゃんたちは、表皮が薄い分この被毛によって
皮膚をほごして、様々な刺激から守っているのです。

また、毛の抜けかわりによって季節に適応しています。


●汗腺タイプ
汗腺にはエクリン汗腺、アポクリン腺があります。
人はほぼ全身にエクリン汗腺で局部にアポクリン汗腺があります。

ワンちゃんは、肉球以外は全身がアポクリン汗腺になっています。
その為、汗をかくのは肉球からのみとなっています。


日々の適切なお手入れが、
ワンちゃんの皮膚トラブル予防に繋がります。

↓↓以前の記事↓↓
日常のお手入れ(ブラッシング編)



常にスキンシップを図っていることで、
いつもはない違和感に気付く事もあるかと思います。

それでも心配な時には、早めにお医者さんに行きましょう~





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