2012年03月09日
抑圧と念力「キャリー」
アメリカンホラーの帝王スティーブンキング原作の映画化である。主演は、シシースペイセク。
主人公の女子高生キャリーは、厳格なクリスチャンである変人の母親と二人で暮らしている。
キャリーは地味で暗くそれだけ同級生のいじめに遭っていた。
同級生のスーは、罪ほろぼしに恋人トミーに頼んでパーティーにキャリーをエスコートするよう依頼する。
しかし、いじめっ子のビリー（ジョントラボルタ）は秘かに豚の血を集めバケツに入れて天井からつるしキャリーにぶちまけようと企んでいた。
パーティーも盛り上がりトミーとカップルになり、幸せの絶頂にいたキャリーだったが・・・
出会いの行動
テーマはサイコキネシスいわゆる念力である。
超能力が実際にあるかどうか証明されていないが、キャリーのように極度に精神が抑圧されると
無意識のうちに精神が解放を求め、現実に働きかけるということはあるかもしれない。
シシーがこの映画に出演したとき、もう２６歳だったが高校生を演じても全く違和感がなかった。
目で演技するというか、念力のような見えない力を表現するのは難しかったろうがよくこなしている
と思う。
日本もよくイジメが問題になるが、アメリカのような大きな国でもかわりがないということを知らしめたとも言える。
もう既に古典になっているが今でも色あせない傑作であることは間違いない。
