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2014年10月11日

六波羅探題崩壊「太平記」6

高氏は、執事の高師直と弟直義を呼び出し、北条打倒の決意を打ち明ける。一方長崎円喜は呼び出しになかなか応じない高氏にいらつくが、高時は高氏の忠誠を豪も疑わない。

西国へ出立の日、高時に拝謁した高氏は、北条打倒の決意を秘めていた。高氏は三河で足利一門と合流、あらためて

六波羅探題をせめ落とすことを一同に打ち明ける。士気は上がるが近江で佐々木判官が兵を率いて待ち構えていた。

足利に謀反のきざしあらば殲滅せよと円喜より命を受けていたのだ。

だが高氏はそのような策略をものともせず、判官に京都攻略の戦略を打ち明ける。高氏は判官と戦う気はなく、黙って

兵を通すよう依頼する。

気を見るに敏な判官はそれを聞き自分も一枚加えるよう高氏に打ち明ける。驚く高氏だったが百万の味方を得た思い

だった。後醍醐天皇より北条討伐の綸旨を受け取った高氏は、丹波篠村八幡宮にて源氏の白旗をかかげ六波羅に

攻め込んだ。

そのころ鎌倉にいた登子は右馬助の助けで鎌倉を脱出する。足利軍に赤松則村、千草忠明の軍も加わり六波羅の北条軍はなすすべもなく壊滅する。

そのころ関東では新田義貞が高氏に呼応して蹶起するはずだったが兵の数はわずか150騎、弟の脇屋義助は蹶起を

ためらうが、横暴な徴税吏の無法なふるまいに義貞は怒りこれを斬り捨てその勢いで鎌倉に攻め込んだ。

「目指すは鎌倉われらに八幡大菩薩のご加護を」義貞に付き従う兵は続々と増え、北条軍は六波羅滅亡で完全に

士気が落ちていた。

一撃で国府を粉砕した義貞が鎌倉に近づくにつれ、円喜は焦り高時は悪夢のような出来事に茫然とするだけだった。

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posted by ハヤテ at 16:47| 映画
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