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2014年09月13日

帝隠岐に流される「太平記」4

謀反の下手人として捉えられた日野利基は、幕府によって処刑されその光景を見た高氏は父貞氏に、無念の

思いを打ち明ける。しかし貞氏は「美しいものでは長崎殿が倒せん、美しいだけではの」と説き高氏に討幕には相応の

覚悟がいることをそれとなく示唆するのだった。

一方、後醍醐天皇へは退位の圧力が強まり危険を感じた後醍醐天皇は笠置山に籠城して挙兵する。

苦戦を重ねる後醍醐天皇であったが、河内の土豪楠木正成(武田鉄矢)の加勢を得て息を吹き返す。

事態を案じた北条幕府は足利家にも兵を出すことを命令する。

高氏は不本意ながら出兵するが、護良親王とともに戦っていた正成も力つき帝も囚われの身となる。

北条幕府は
新しい天皇(光厳天皇)を立てて後醍醐天皇を「先帝」にしてしまったのである。高氏はそのころ京都へ入った。

高氏は、北畠親房と会い親房は帝を守ってくれるように高氏に依頼する。当惑する高氏だったが反幕府の心中を親房に見抜かれているようだった。

正成はそのころ赤坂城に籠ってゲリラ戦を展開し北条軍の攻撃を退けていた。だが1か月に及ぶ攻防もついに終わり

正成は落ち延び、帝は隠岐に流されるのだった。

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posted by ハヤテ at 15:57| (カテゴリなし)
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