2014年09月04日
亜硝酸ナトリウム:ウインナーやソーセージは食べてはいけない?
先日、兄弟三人で(私三兄弟の次男坊です)で久々に話したときに、ウインナーは危なくて食べられないという話が出ました。
特に兄は小さい子供がいるので、気を使っている様子でした。
私自身は噂は聞いたことあるものの、そんなに気にしてませんでしたが。
気にしすぎなんじゃなかろうかと思い、
調べてみるとやはり気にしすぎだろうという結果でした。
■ソーセージ・ウインナーが危ない理由
ソーセージやウインナーなどの加工肉には亜硝酸ナトリウムという食品添加物が入っています。
この亜硝酸ナトリウムは体内にあるアミンという物質と化合し、ニトロソ化合物になる。
これが発ガン性があると言われています。
また、亜硝酸ナトリウム自体が劇薬であり、約2gで致死量になると言われています。
■なぜそんな危ないもの入れるの?
入れるのにはそれなりの理由があります。
ウインナーやソーセージは加工の過程でボツリヌス菌が発生する可能性があり、
このボツリヌス菌による中毒は死に至ることもあり非常に危険ですり
亜硝酸ナトリウムにらこのボツリヌス菌の繁殖を抑止する効果があります。
そのおかげで私達は安全な加工肉を食べれるわけです。
肉の色をキレイにする効果もありますが、メインは上記の目的で利用されています。
こちらの会社さんはきっちり亜硝酸ナトリウムについて書かれていますので、参考にしてみてください。
(「よくある質問」に載ってます)
2014年11月1日 追記
美味しいかどうか気になったので試してみました。
感想書いたので良ければ見ていってください。
本番ドイツの味
■じゃあ安全ってこと?
加工肉の亜硝酸ナトリウムについては、おそらく安全だろうと思います。
根拠は以下のとおり。
・食品に添加して良い量は1kgあたり70mgと定められている
・硝酸塩と言う亜硝酸ナトリウムに変化する物質は野菜にも含まれている
・ほうれん草やサラダ菜には多く含まれており、加工肉の約50倍
これは野菜が危険だと言う話ではなく、食品に添加されている量はごく微量だと言う話です。
野菜より、食品に添加されているものの方が危険性は高いそうですが、それでも量が違います。
また、発ガン性の話自体、逆の検証結果もあるそうです。
(亜硝酸を多く摂取している方が発ガンの確率が低い)
このあたりの話は農林水産省が詳しく報告をまとめています。
政府の見解が必ずしも正しいとは限らないかもしれませんが、この件については信頼できるでしょう。
企業に向けた見解なのか、国民に向けた見解なのか、どちらかは分かりません。
ただ、確度の薄い情報であれば、国民の信頼を失い、さらに企業から損害賠償も、となりかねません。
そんなリスクの高い情報は流さないだろうと思います。
■まとめ
亜硝酸ナトリウムが添加された食品が必ず危険、ではありません。
むしろ安全性のために添加されています。
しかし、だからといって多量に摂取すると体には良くないでしょう。
野菜も同じで栄養価の高いものですので、全く食べないのは不健康です。
まぁつまるところバランスですね。
食べるの我慢するのもストレスですし、無理に食べるのもストレスです。
何事もほどほどに、無理せずに、です。
こういった具合に、世間で話題になるような批判批評は必ず正しいとは限りません。
恐らく大抵は全く嘘でなくとも、何かを誇張していることが多いのではないかと思います。
亜硝酸ナトリウムの発ガン性だけを騒ぎ立てているように。
(これは多分、その情報で得する人達がいるから出回るんだろうなぁと思います)
昨今は便利な世の中になったので欲しい情報はすぐに手に入ります。
皆さんも自身で情報を集め、偏った見解にならないように気を付けてください。
それではまた。
■2015年10月28日追記
WHO(世界保健機構)から警告がありましたね。
毎日50gの加工肉を食べるとガンの発生率が18%高まるとか。
一方、日本の国立がん研究センターの過去の発表によると、加工肉の接種とガンの発生率に因果関係はないとの情報もあったりします。
またもやどっちやねん、という感じですが、個人的には「バランスの良い食事を心がけましょう」と受け取ってます。
要は食べ過ぎ良くないよ、と。
なので、加工肉に対するスタンスは前と変わらずですね。
美味しいものをバランスよく食べるのが健康の秘訣なのです、きっと。
個人的にはそう考えてます。
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特に兄は小さい子供がいるので、気を使っている様子でした。
私自身は噂は聞いたことあるものの、そんなに気にしてませんでしたが。
気にしすぎなんじゃなかろうかと思い、
調べてみるとやはり気にしすぎだろうという結果でした。
■ソーセージ・ウインナーが危ない理由
ソーセージやウインナーなどの加工肉には亜硝酸ナトリウムという食品添加物が入っています。
この亜硝酸ナトリウムは体内にあるアミンという物質と化合し、ニトロソ化合物になる。
これが発ガン性があると言われています。
また、亜硝酸ナトリウム自体が劇薬であり、約2gで致死量になると言われています。
■なぜそんな危ないもの入れるの?
入れるのにはそれなりの理由があります。
ウインナーやソーセージは加工の過程でボツリヌス菌が発生する可能性があり、
このボツリヌス菌による中毒は死に至ることもあり非常に危険ですり
亜硝酸ナトリウムにらこのボツリヌス菌の繁殖を抑止する効果があります。
そのおかげで私達は安全な加工肉を食べれるわけです。
肉の色をキレイにする効果もありますが、メインは上記の目的で利用されています。
こちらの会社さんはきっちり亜硝酸ナトリウムについて書かれていますので、参考にしてみてください。
(「よくある質問」に載ってます)
2014年11月1日 追記
美味しいかどうか気になったので試してみました。
感想書いたので良ければ見ていってください。
本番ドイツの味
■じゃあ安全ってこと?
加工肉の亜硝酸ナトリウムについては、おそらく安全だろうと思います。
根拠は以下のとおり。
・食品に添加して良い量は1kgあたり70mgと定められている
・硝酸塩と言う亜硝酸ナトリウムに変化する物質は野菜にも含まれている
・ほうれん草やサラダ菜には多く含まれており、加工肉の約50倍
これは野菜が危険だと言う話ではなく、食品に添加されている量はごく微量だと言う話です。
野菜より、食品に添加されているものの方が危険性は高いそうですが、それでも量が違います。
また、発ガン性の話自体、逆の検証結果もあるそうです。
(亜硝酸を多く摂取している方が発ガンの確率が低い)
このあたりの話は農林水産省が詳しく報告をまとめています。
政府の見解が必ずしも正しいとは限らないかもしれませんが、この件については信頼できるでしょう。
企業に向けた見解なのか、国民に向けた見解なのか、どちらかは分かりません。
ただ、確度の薄い情報であれば、国民の信頼を失い、さらに企業から損害賠償も、となりかねません。
そんなリスクの高い情報は流さないだろうと思います。
■まとめ
亜硝酸ナトリウムが添加された食品が必ず危険、ではありません。
むしろ安全性のために添加されています。
しかし、だからといって多量に摂取すると体には良くないでしょう。
野菜も同じで栄養価の高いものですので、全く食べないのは不健康です。
まぁつまるところバランスですね。
食べるの我慢するのもストレスですし、無理に食べるのもストレスです。
何事もほどほどに、無理せずに、です。
こういった具合に、世間で話題になるような批判批評は必ず正しいとは限りません。
恐らく大抵は全く嘘でなくとも、何かを誇張していることが多いのではないかと思います。
亜硝酸ナトリウムの発ガン性だけを騒ぎ立てているように。
(これは多分、その情報で得する人達がいるから出回るんだろうなぁと思います)
昨今は便利な世の中になったので欲しい情報はすぐに手に入ります。
皆さんも自身で情報を集め、偏った見解にならないように気を付けてください。
それではまた。
■2015年10月28日追記
WHO(世界保健機構)から警告がありましたね。
毎日50gの加工肉を食べるとガンの発生率が18%高まるとか。
一方、日本の国立がん研究センターの過去の発表によると、加工肉の接種とガンの発生率に因果関係はないとの情報もあったりします。
またもやどっちやねん、という感じですが、個人的には「バランスの良い食事を心がけましょう」と受け取ってます。
要は食べ過ぎ良くないよ、と。
なので、加工肉に対するスタンスは前と変わらずですね。
美味しいものをバランスよく食べるのが健康の秘訣なのです、きっと。
個人的にはそう考えてます。
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