おまんこっちんこうし358

梅には花を愉しむための梅、花梅と
実を収穫して食べる梅、実梅があります。

日本の花梅は300種類、実梅は100種類。

薬用や梅肉エキス、梅酒などに使う場合は
青梅を収穫しますが、実は青梅には
アミグダリン、プルナシンという青酸配糖体という毒が。

でも、この毒自体は毒だけど毒じゃない。単体だと。

体内に入って加水分解されると毒力を発揮し
青酸ガス(シアン化水素)を発生させ
ミトコンドリアの働きを徹底的に阻害。

その結果、悪心や嘔吐、めまい、異常な低血圧
歩行困難が起こり意識混濁となり死に至ります。

ちなみに、梅酒に漬けた青梅は食べても大丈夫。実の方は。
加工の過程で酵素により毒が分解され糖になるから。

でも、種の中身の仁は食べない方が無難。
果実よりも青酸配糖体の含有量が非常に多い上
分解速度が非常に遅い。

大人が味見程度で1つ2つ食べるくらいなら問題ない。
でも、子供は食べない方が無難。
勝手に食べちゃったら仕方ないけど大人より死に至る確率は高い。

最後に、大人でも大量に食べると死に至るのでご注意を！
旅立ちたい人は別だけど・・・

† 地球の末路！？ †