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2015年08月08日

薬の働く仕組み (1)薬物動態

まとめ
・医薬品は内服薬と外用薬があるが、内服薬は全身作用を目的としたものが多い。(有効成分が血液中に入って働く。制酸剤や整腸剤など例外はある。)

・医薬品は、腸管からの「吸収」、全身への「分布」、肝臓などでの「代謝」、腎臓などでの「排泄」といったルートをたどる。

〈吸収〉
・胃で溶けた薬の有効成分が小腸で吸収されて循環血液中に移行することで全身作用を表す。(酸に弱い一部の薬では腸溶性製剤にするなどの工夫がされている。)なお、吸収された成分は、まず肝臓で代謝を受けてから全身にめぐる。

・有効成分を吸収する際は、腸が積極的に取り込むのではなく、濃度差(濃いほうから薄いほうへ)によってしみ込むことで吸収される。

・坐薬や口腔粘膜から吸収される薬は、小腸からの吸収ではないため肝臓での代謝をうけない。内服薬に比べると作用発現が速く、強い傾向にある。いきなり血液循環に入るので、全身性の副作用に注意が必要。


〈分布〉
・医薬品の有効成分は体内の各器官や組織に運ばれる。器官や組織の細胞表面にある「受容体」とよばれる特定のたんぱく質に作用して効果を示す。

・成分によっては乳汁に移行するため、乳児への影響を考慮しなければならない。


〈代謝〉
・代謝とは、体内で科学的に変化することを指し、具体的には分解や不活性化、水溶性への変化など

・消化管で吸収された成分は門脈を経由して肝臓に入り、全身に回る前に一度代謝される。このため循環血液中に入る成分量は消化管で吸収された量よりも少なくなる。

・全身をめぐる医薬品成分は肝臓に戻るたびに酵素によって代謝を受けるが、血液中でたんぱく質と結合して複合体となった医薬品成分は酵素が働かないため代謝を受けない。


〈排泄〉
・代謝をうけていない未変化体や代謝物が腎臓でろ過されて排泄される。

・血漿たんぱく質と複合体を形成した成分は、腎臓でのろ過も免れるため、長時間作用してしまう。



【大阪26−073】
a.有効成分と血漿タンパク質との結合は速やかかつ不可逆的である。

b.循環血液中に存在する有効成分の多くは、未変化体又は代謝物の形で腎臓から尿中に排泄される。

c.有効成分と血漿タンパク質との複合体のほとんどは腎臓で速やかに濾過排泄される。

【解説】
a × 結合は可逆的。
b ○
c × 血漿タンパクと結合した薬はろ過されない。


【四国26−072】
a 内服薬の有効成分は主に小腸で吸収され、消化管が積極的に医薬品を取り込むため、食事などによる影響を受けない。

b 内服以外の用法で使用され、全身作用を目的とした医薬品の例として、坐剤や舌下錠などがある。

c 肝臓で代謝される薬を経口投与した場合、肝機能が低下している人は、医薬品を代謝する能力が低いため、正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分量が多くなる。

d 多くの有効成分は、血液中で血漿タンパクと複合体を形成する。この複合体の多くは、腎臓で濾過され、尿中に排泄される。

【解説】
a × 消化管が積極的に取り込むのではなく、濃度に依存してしみ込むように吸収される。脂溶性の医薬品などは食事の影響も受ける。
b ○ 
c ○ 
d × 複合体を形成すると肝臓での代謝もされず、腎臓でのろ過もされない。


【九州・沖縄24−029】
ア 鼻腔の粘膜に医薬品を適用した場合も、全身性の副作用を生じることがある。

イ 皮膚に適用する医薬品は、全身作用が現れることはない。

ウ 有効成分が口腔粘膜から吸収されて全身作用を現す医薬品がある。

エ 内服薬の吸収は、主として大腸でなされる。

【解説】
ア ○
イ × 経皮吸収により全身作用が現れる。
ウ ○ 
エ × 主に小腸。
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