2015年08月07日
神経系
まとめ
【解説】
a × 運動神経ではなく、脊髄。
b ○
c × 排尿するための筋肉が収縮するのは、副交感神経が活発になったとき。
【解説】
a ○
b ○
c × 交感神経の神経伝達物質はノルアドレナリン。アドレナリンは副腎髄質から分泌される。
d × 逆。交感神経優位時は腸内運動は低下する。
【解説】
1 ○
2 × 複雑な機能は上位の「脳」で制御する。
3 ○
4 ○
【解説】
5 グリコーゲンの合成
交感神経が活発になると、運動時の状態に持っていく必要がある。そのためにはブドウ糖の貯蔵用に合成された「グリコーゲン」を分解してブドウ糖を放出しなければならない。
・神経系は、脳と脊髄からなる「中枢神経」と、自律神経と体性神経からなる「抹消神経」がある。
・神経細胞は細長い細胞で、ブドウ糖だけを栄養分として活動する。
・刺激を伝達する際は電気信号として伝わるが、神経細胞同士や器官との伝達の際には、間のすき間で神経伝達物質とよばれる化学物質を放出することによって情報を伝える。
・神経細胞は細長い細胞で、ブドウ糖だけを栄養分として活動する。
・刺激を伝達する際は電気信号として伝わるが、神経細胞同士や器官との伝達の際には、間のすき間で神経伝達物質とよばれる化学物質を放出することによって情報を伝える。
〈中枢神経〉
・神経細胞が集まってできている脳は、ブドウ糖や酸素の消費量が多く、心臓から送り出される血液の約15%が流れている。
・薬物など脳に不要なものが取り込まれないように、血液脳関門が設けられている。
・脳幹の一部である延髄は脳と脊髄をつなぐ部分で、心臓中枢や呼吸中枢など多くの生体機能を制御する。(中枢性鎮咳薬の作用点はここである。)ただし、さらに複雑な機能については脳で制御される。
・脊髄は背骨の中にある神経の束で、抹消からの情報を脳に伝えたり、脳からの指令を抹消に伝えたりする。
・神経細胞が集まってできている脳は、ブドウ糖や酸素の消費量が多く、心臓から送り出される血液の約15%が流れている。
・薬物など脳に不要なものが取り込まれないように、血液脳関門が設けられている。
・脳幹の一部である延髄は脳と脊髄をつなぐ部分で、心臓中枢や呼吸中枢など多くの生体機能を制御する。(中枢性鎮咳薬の作用点はここである。)ただし、さらに複雑な機能については脳で制御される。
・脊髄は背骨の中にある神経の束で、抹消からの情報を脳に伝えたり、脳からの指令を抹消に伝えたりする。
〈体性神経〉
・自律神経は「交感神経」と「副交感神経」からなり、この2つの神経が心臓や血管や臓器を支配する。(二重支配)
・交感神経⇒攻撃、恐怖など緊張状態に傾ける。神経伝達物質はノルアドレナリン。(汗腺は例外で、アセチルコリン)
・副交感神経⇒食事、睡眠などリラックス状態に傾ける。神経伝達物質はアセチルコリン。
・体性神経は「知覚神経」と「運動神経」からなり、知覚神経は視覚や嗅覚、味覚などの情報を脳に伝え、運動神経は脳からの指令を伝えて筋肉運動に繋げるための神経。
・自律神経は「交感神経」と「副交感神経」からなり、この2つの神経が心臓や血管や臓器を支配する。(二重支配)
・交感神経⇒攻撃、恐怖など緊張状態に傾ける。神経伝達物質はノルアドレナリン。(汗腺は例外で、アセチルコリン)
・副交感神経⇒食事、睡眠などリラックス状態に傾ける。神経伝達物質はアセチルコリン。
・体性神経は「知覚神経」と「運動神経」からなり、知覚神経は視覚や嗅覚、味覚などの情報を脳に伝え、運動神経は脳からの指令を伝えて筋肉運動に繋げるための神経。
【大阪26−071】
a.中枢神経系は脳と運動神経からなる。
b.脳は脊髄と、延髄でつながっている。
c.交感神経が活発になると、排尿筋は収縮する。
a.中枢神経系は脳と運動神経からなる。
b.脳は脊髄と、延髄でつながっている。
c.交感神経が活発になると、排尿筋は収縮する。
【解説】
a × 運動神経ではなく、脊髄。
b ○
c × 排尿するための筋肉が収縮するのは、副交感神経が活発になったとき。
【四国26−071】
a 延髄には、心臓中枢や呼吸中枢等がある。延髄は多くの生体の機能を制御している。
b 脊髄は、脳と末梢の間で刺激を伝えているが、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ。
c 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアドレナリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンである。
d 腸に対して、交感神経優位時には腸内運動は亢進し、副交感神経優位時には低下する方向に働く。
a 延髄には、心臓中枢や呼吸中枢等がある。延髄は多くの生体の機能を制御している。
b 脊髄は、脳と末梢の間で刺激を伝えているが、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ。
c 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアドレナリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンである。
d 腸に対して、交感神経優位時には腸内運動は亢進し、副交感神経優位時には低下する方向に働く。
【解説】
a ○
b ○
c × 交感神経の神経伝達物質はノルアドレナリン。アドレナリンは副腎髄質から分泌される。
d × 逆。交感神経優位時は腸内運動は低下する。
【九州・沖縄24−038】
1 中枢神経系は、脳と脊髄から構成される。
2 延髄は多くの生体の機能を制御する部位であるが、複雑な機能の場合は脊髄の働きによって制御されている。
3 脳内には多くの血管が通っているが、脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、血液中から脳の組織へ移行できる物質の種類は限られている。
4 脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位がある。
1 中枢神経系は、脳と脊髄から構成される。
2 延髄は多くの生体の機能を制御する部位であるが、複雑な機能の場合は脊髄の働きによって制御されている。
3 脳内には多くの血管が通っているが、脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、血液中から脳の組織へ移行できる物質の種類は限られている。
4 脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位がある。
【解説】
1 ○
2 × 複雑な機能は上位の「脳」で制御する。
3 ○
4 ○
【九州・沖縄24−039】
交感神経が活発になっているときの作用として、誤っているもの
1 瞳孔散大
2 心拍数増加
3 末梢血管の収縮
4 発汗亢進
5 グリコーゲンの合成
交感神経が活発になっているときの作用として、誤っているもの
1 瞳孔散大
2 心拍数増加
3 末梢血管の収縮
4 発汗亢進
5 グリコーゲンの合成
【解説】
5 グリコーゲンの合成
交感神経が活発になると、運動時の状態に持っていく必要がある。そのためにはブドウ糖の貯蔵用に合成された「グリコーゲン」を分解してブドウ糖を放出しなければならない。
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