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2015年08月03日
循環器系 (2)血管、血管
まとめ
【解説】
a × 血漿は、90%以上が水分からなる。
b ○ アルブミン蛋白質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含む。
c ○ 高山で生活する人は赤血球が多い。
d × 血清=血漿からフィブリノゲンが除かれた液体。
e ○
【解説】
a ×
b ×
c ○
d ○
【解説】
ア ×
イ ×
ウ ○
エ ○
・血管系は主に動脈、静脈、毛細血管からなる。血管の収縮は自律神経により調節される。
・動脈は心臓からの拍出の圧力に耐えれるように内壁が厚く弾力がある。コレステロールが内壁に蓄積すると弾力が失われ、動脈硬化を起こす。
・静脈は全身から心臓に戻る血管で、皮膚表面付近に分布しているため外から透けて見える。周囲の筋肉収縮により血液が移動し、逆流を防ぐ弁がある。血流が滞ると血漿が漏れ出して、むくみの元になる。
・毛細血管は薄く、酸素や栄養素を含む血漿を細胞間液として放出する。
・動脈は心臓からの拍出の圧力に耐えれるように内壁が厚く弾力がある。コレステロールが内壁に蓄積すると弾力が失われ、動脈硬化を起こす。
・静脈は全身から心臓に戻る血管で、皮膚表面付近に分布しているため外から透けて見える。周囲の筋肉収縮により血液が移動し、逆流を防ぐ弁がある。血流が滞ると血漿が漏れ出して、むくみの元になる。
・毛細血管は薄く、酸素や栄養素を含む血漿を細胞間液として放出する。
〈血液の組成〉
■血漿
・血球以外の液体部分。90%以上が水分で、残りはアルブミンやグロブリンなどのたんぱく質、脂質、糖質、電解質など。
・脂質⇒中性脂肪、コレステロールを血漿に溶かすためには蛋白質と結合して「リポたんぱく質」を作り分布する。
・アルブミン⇒血漿の漏出を防いだり、薬と結合するなど。
・グロブリン⇒抗体として免疫に関与。
■血球
・赤血球⇒血液全体の40%、中央部がくぼんだ円形状の細胞。骨髄でつくられ、ヘモグロビンを含む。産生には鉄やビタミンB12が必要。
・白血球⇒免疫に関与。異物に対する防御機能を担う。好中球、リンパ球(T細胞、B細胞)、単球(食作用)などの種類がある。
・血小板⇒出血部位の修復。まず、損傷部位に血小板が付着し、それをフィブリンが固定する。
■血漿
・血球以外の液体部分。90%以上が水分で、残りはアルブミンやグロブリンなどのたんぱく質、脂質、糖質、電解質など。
・脂質⇒中性脂肪、コレステロールを血漿に溶かすためには蛋白質と結合して「リポたんぱく質」を作り分布する。
・アルブミン⇒血漿の漏出を防いだり、薬と結合するなど。
・グロブリン⇒抗体として免疫に関与。
■血球
・赤血球⇒血液全体の40%、中央部がくぼんだ円形状の細胞。骨髄でつくられ、ヘモグロビンを含む。産生には鉄やビタミンB12が必要。
・白血球⇒免疫に関与。異物に対する防御機能を担う。好中球、リンパ球(T細胞、B細胞)、単球(食作用)などの種類がある。
・血小板⇒出血部位の修復。まず、損傷部位に血小板が付着し、それをフィブリンが固定する。
〈脾臓〉
・左上腹部、胃の下あたりに存在するこぶし大のスポンジ状臓器。赤血球をこしとって処理する。
・リンパ組織があり、免疫反応が行われる。
・左上腹部、胃の下あたりに存在するこぶし大のスポンジ状臓器。赤血球をこしとって処理する。
・リンパ組織があり、免疫反応が行われる。
【大阪26−066】
a.血漿は90%以上が血球からなる。
b.血漿には微量の脂質、糖質、電解質が含まれる。
c.酸素が少ない環境で長時間過ごすと、血液中の赤血球の割合が増加する。
d.血清は血漿とフィブリノゲンからなる。
e.フィブリノゲンは傷口で重合して線維状のフィブリンとなる。
a.血漿は90%以上が血球からなる。
b.血漿には微量の脂質、糖質、電解質が含まれる。
c.酸素が少ない環境で長時間過ごすと、血液中の赤血球の割合が増加する。
d.血清は血漿とフィブリノゲンからなる。
e.フィブリノゲンは傷口で重合して線維状のフィブリンとなる。
【解説】
a × 血漿は、90%以上が水分からなる。
b ○ アルブミン蛋白質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含む。
c ○ 高山で生活する人は赤血球が多い。
d × 血清=血漿からフィブリノゲンが除かれた液体。
e ○
【四国26−066】
a 血漿 − 90%以上がフィブリン、グロブリンなどのタンパク質からなり、浸透圧の調節や免疫反応に関与している。
b 赤血球 − 脾臓で産生され、肺で取り込んだ酸素を全身へ供給する。
c 白血球 − 好中球、リンパ球、単球等に分けられ、体内に侵入した異物に対する防御を受け持つ。
d 血小板 − 損傷部位に粘着、凝集して傷口を覆い止血する。
a 血漿 − 90%以上がフィブリン、グロブリンなどのタンパク質からなり、浸透圧の調節や免疫反応に関与している。
b 赤血球 − 脾臓で産生され、肺で取り込んだ酸素を全身へ供給する。
c 白血球 − 好中球、リンパ球、単球等に分けられ、体内に侵入した異物に対する防御を受け持つ。
d 血小板 − 損傷部位に粘着、凝集して傷口を覆い止血する。
【解説】
a ×
b ×
c ○
d ○
【九州・沖縄24−036】
ア 赤血球は中央部がくぼんだ円盤状の細胞で、血液全体の約70%を占め、赤い血色素(ヘモグロビン)を含む。
イ リンパ球は白血球の中で最も数が多く、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。
ウ アルブミンは、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが血液によって運ばれるときに代謝や排泄を受けにくくする。
エ 血液は、血漿と血球からなり、酸素や栄養分を全身の組織に供給し、二酸化炭素や老廃物を排泄器官へ運ぶ。
ア 赤血球は中央部がくぼんだ円盤状の細胞で、血液全体の約70%を占め、赤い血色素(ヘモグロビン)を含む。
イ リンパ球は白血球の中で最も数が多く、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。
ウ アルブミンは、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが血液によって運ばれるときに代謝や排泄を受けにくくする。
エ 血液は、血漿と血球からなり、酸素や栄養分を全身の組織に供給し、二酸化炭素や老廃物を排泄器官へ運ぶ。
【解説】
ア ×
イ ×
ウ ○
エ ○
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