3歳で右目を、9歳で左目を失明。14歳で右耳を、18歳で遂に左耳の聴力までを失う――。想像しただけでも苦しくなるような暗闇から、「指点字」なるコミュニケーションを駆使して歩き出し、全盲ろう者として世界で初めて大学の常勤講師となった福島智さん。闇に光をもたらしたのは、その「指点字」を考案した母・令子さんでした。親子二人の貴重な対談は、生きることに誠を尽くす大切さを感動とともに教えてくれます。
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