2022年04月07日
西日本で感染再拡大、「10〜20歳代が顕著」…厚労省の助言機関「リバウンド懸念」
新型コロナウイルスの感染状況を評価する厚生労働省の助言機関は6日、全国の新規感染者数は「全ての年代で増加傾向に転じており、特に10〜20歳代が顕著。リバウンドの可能性も懸念される」との見解をまとめた。夜間の人出の増加や、より感染力が強いオミクロン株の別系統「BA・2」への置き換わりが強く影響しているとみて、警戒を促した。
厚労省によると、全国の新規感染者数は、5日までの1週間で前週の1・08倍に増えた。
34都道府県で前週を上回り、宮崎1・68、島根1・42、大分1・39、和歌山1・33、熊本1・32倍など西日本を中心に大幅な増加が見られた。鹿児島や沖縄では3月末から増加傾向が続いており、10〜20代だけでなく高齢者も増えている。
この日の会合では、国立感染症研究所が、「BA・2」への置き換わりが5月の第1週に93%、6月第1週にはほぼ100%に達するとの試算を示した。座長を務める脇田隆字・感染研所長は「置き換わりによる再拡大に備えて、検査や高齢者施設の迅速な医療支援体制の強化が求められる。できるだけ感染者の継続的な増加が起きないよう、市民や事業者も感染リスク低減に協力してほしい」と呼びかけた。
会合では、感染した高齢者について、本人の健康状態や希望に応じ、自宅や高齢者施設での療養も選択できるように検討するべきだとする専門家の提言案も示された。国は現在、高齢者について「原則全員入院」としているが、高齢者の場合、入院が長引くと、かえって心身の機能低下を招く恐れがあると指摘した。
読売新聞(Yahoo!ニュースより引用)
メディアでは第7波と言ってますよね
6波はもう終わってるの?
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